ファミコンとPCエンジンの音源の違い。大きく言って2つあります。
①ファミコンは『PSG音源(矩形波といって基本的にブザーみたいな音のみ)』なのに対してPCエンジンは『波形メモリ(乱暴に言うとこの世に存在するどんな音でも出せる)』。
②最大発音数がファミコンは『3和音+1ノイズ』なのに対してPCエンジンは『4和音+2ノイズ』。
というわけでCD「20世紀ファミコン少年」 と「PC園児」、どちらも同じく『YAMAHA CX-11+SFG01+YRM-55』のシステムで作曲、録音されているのですが使用されている音色のバリエーションが全然違っています。実はWiz.さんの感想記事を読んで、改めてこれは書いておかなきゃ…って思い出したんですけど(Wiz.さん、思い出せていただいてありがとうございます)。CD「20世紀ファミコン少年」では使用されている音色はほぼ「SFG-01」プリセットの『ギター』と『オルガン』で固定だったんですね。どの曲を聞いても音色が同じでしょ?一方CD「PC園児」では『トランペット』『ストリングス』『ピアノ』『ビブラフォン』『エレクトリック・ドラム』…とさまざまな音色を聞くことができます。音楽に関する性能に限って言えば先行していたMSXにゲーム機が追いついてきた時期…ということですかね。
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と思ったのは、そうした事情があったからですね。
ステレオにもなってますし。
曲の良さが音色でさらに引き立つ、
と言う感じでしょうか。