ポピュラー系の音楽を録音する場合、曲のテンポを一定に保つために「クリック音」を先に入れてから他の音を足していく…という手法が一般的です。その方が演奏も安定して、聞く側も安心感が出ます。後からの編集作業もやりやすい。全部の小節が一定の長さになりますからコピー&ペーストも簡単にできるのです。一方デメリットもあり、演奏が機械的で単調になりやすくクラシックの録音なんかには向きません。ポピュラーバンドのライブでドラマーがヘッドホンからクリック音聞いている姿はよく見かけますが、クラシックの指揮者がヘッドホンでクリックを聞いている姿は見たことがありませんよね。 で、「迷宮円舞曲」は後者の録音方法。ガイドリズムなしに私と松澤さんの2人でベーシックトラックを「せーの」で録ったのです。当然テンポは不安定で速くなったり遅くなったり、揺れています。私は「うむ。揺れておる。これでいい。これいいのだ」とひとり悦に入っていたのですが後からシーケンスフレーズを重ねるときにドエラく苦労したのでした。フニャ~。でも予測しなかった面白い効果が出たところもあって、それは「野渡り、天駆け、はるかに、響いて~」のディレイ音が微妙に曲のテンポとずれていく部分。ここは妙なトリップ感が出ているのですがワザと狙ってやったのではなく、録音時にテンポが揺れていたことによって起きた偶然なのでした。テンポは一定のものも、揺れているものも、それぞれ良さがあると思うのでこれからもうまく使い分けていけたらいいなと思いますレレレのレー
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もし僕がトラックデータを見たら「クリックのパート無いじゃん、自分が消しちゃった?」と焦ると思います。
ライブ映像も見ましたが、Voと単音2パートで曲が成り立っているのも改めてスゴイなぁ~と。
うまく決まると心地良いですよね。
「レレレのレ~」で締めくくったのは、
「(あちら側の世界へ)お出かけですか~?」
と言う意味をこめていたからですね!
(トリップ感と出ていたので。笑)
あ、スミマセン。唄のAKIRA hagiwaraさん。レコーディング風景でした~
⇒ざくろいわさん
自分でも読めていない偶然の効果でした。
⇒ごろんたさん
そうです。あなたの目はあなたのカラダを離れてフシギな世界へと入っていくのです。。。