カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

ハイボール3杯イケるBassプレイ (20)〈太陽にほえろ!〉怒りのテーマ/井上堯之バンド

2023年10月07日 | My Favorite
井上堯之バンド - 〈太陽にほえろ!〉怒りのテーマ (Polydor EP JPN)

~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
 このシリーズ最終回は、ワタシにベースのカッコよさを教えてくれた「心の師匠」岸部(一徳)修三さんに2回目の登場をしていただきます。
キノコさんが長年「コンボ編成のバンドでベースを弾いている」理由というか動機というか原点というか。これは全て小学校高学年の頃に夢中になって聞いていたTVドラマ「太陽にほえろ!」の劇伴BGMにあるのです。毎週金曜日の夜8時。ラジカセをTVのスピーカーにくっつけて1時間のドラマを全部録音し、勝手に曲名をつけて何百回、何千回とリピートして聞いていました。4曲入りシングルレコードを持っていたんですが(この動画で出てくるやつとは曲が違う)「青春のテーマ」「追跡のテーマ」「愛のテーマ」の3曲以外は曲名を知る手段がなかったので「聞き込みのテーマ」とか「出動のテーマ」とか「階段のぼりのテーマ」とか「恐怖のテーマ」とか「秘密のテーマ」とか...。 で、とにかくベースが好きでした。この「怒りのテーマ」は中でも大好きな1曲です。
何が好きと言って、まず落ち着いたテンポでの演奏ですね。もしこの曲を自分がバンドで演奏したら確実にこれより速いテンポで演奏するでしょう。「これ以上ちょっとでも遅くなったらカッコ悪い」ギリギリのカッコいいテンポで演奏されていると思います。渋い。渋すぎる。十万石饅頭。
そして「ジャストより少し遅れて演奏する」感じ。何これ。かっこいい。真似できないわー。これも「これ以上少しでも遅く弾くとズレてるように聞こえる」ギリギリのタイミングを攻めています。渋い。渋すぎる。十万石饅頭。
 井上堯之バンドのコピーバンド、いつか必ずやるんだ。まだメンバー1人も見つかってないけど。でも北海道に「太陽ほえーるず」っていうバンドあるのを見つけたし、どこかに必ず同好の士がいるはず。楽器屋に「メン募」の張り紙出そうかニャー「当方ベース。井上堯之バンドのコピーバンドやりたし。全パート募集。やる気と人間性重視。ってね。ぎゃはは。
コメント
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