カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

ハイボール3杯イケるBassプレイ⑪ Led Boots/Wilbur Bascomb+Jan Hammer

2022年01月16日 | キノコ国本History
Jeff Beck-Led Boots

~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
 Led Boots / Jeff Beck (1976)
名盤「WIRED」の1曲目。発表から45年経過するけど全く色あせないカッコよさ。Jeff BeckのギターもJan Hammerのシンセサイザー・ソロも Narada Michael Waldenのドラムも全部シビれる。シビレまくる。そしてベース。実は珍しい「ツインベース」なのである。Wilbur Bascombのエレクトリックベースと、Jan Hammerのシンセベース、両方の音が合わさってる。何これカッコイイ。
 バンドの編成で「ツインギター」や「ツインボーカル」「ツインキーボード」はよくあるでしょ。「ツインドラム」っていうのも稀にある。だけど「ツインベース」っていうのはほとんどない。ベースの音域は2つ以上の音が同時に鳴るとお互いをジャマしあっちゃって、あまり良い効果が出ない、というのがその理由。だけどその常識をブチ破るこの編成。ホレてまうわー。
 ツインギターのバンドでは、その役割分担として1人が「リードギター」もう1人が「サイドギター」なんていうのがあるけれど、この曲「Led Boots」の場合はWilbur Bascomb が「ベースベース」、Jan Hammerが「飛び道具ベース」っていう感じかな。土台をしっかり固めるエリクトリックベースの上に、ベンド奏法でうねうね自由に遊んでるシンセベースが乗っかってる。他の楽器についつい耳を奪われがちだけど、一度ベースパートだけに集中して聴くと新発見があるかも、っていう名曲です。はー今日もハイボールが美味い♪
 ~~~その⑫へ続く~~~
コメント
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