カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

AMラジオで聞いてた名曲⑯

2020年04月11日 | My Favorite
The Rubettes - Sugar Baby Love

 〜〜〜 シリーズ物です。最初から読む 〜〜〜
Sugar Baby Love / The Rubettes (1974)
 初出は46年前ですが、数多くのアーティストにカバーされ、ドラマの挿入歌やCMにも使われてきた曲ですから、ほとんどの方が「聞いたことある」曲でしょう。 作曲は「ウェイン・ビッカートン」という方。調べてみましたが、この「シュガー・ベイビー・ラブ」が唯一にして最大のヒット曲で、ほかの作品や活動はあまり目立ったものがなく、広く知られた方ではないようです。 「POPSの王道」とも言うべき曲で、難しいことは一切やってないのにカッコよく、「大きさ」を感じる曲で、聞いたあとには何とも言い難い「爽やかさ」と「甘酸っぱさ」が残ります。 「これが青春だ!」っていう感じの爆発力がある曲で演奏には高度なテクニックを使用しませんから、楽器初心者・バンド初心者の方にオススメな曲ですね。 唄もイントロ以外はそんなに高い音域ではなく、最高音が「上のファ」ですからフツーの男性ならどなたでも唄えます。イントロは…ちょっと無理でしょうね…。これはもう女性の音域です。
 さて唄のコード進行を調べてみましょう。

C | |G | |
Am | G |F | |
C | |G | |
Fm | |C |G |

キーがCで、ほとんど「C、F、G」のスリー・コードでできているシンプルな楽曲です。 そんな中で1か所だけ異彩を放っているのが4段目の「Fm(エフマイナー)」。ちょっと仲間外れ感があります。
鍵盤で言ったら「C、F、G、Am」は全部「白鍵」だけで弾けるんですが、「Fm」だけは「黒鍵」を使うんです。そしてこの和音をワンポイントで使うことにより、何とも言えない「甘酸っぱさ」が生み出されるのです。
キノコさん、メッチャ影響を受けてる「ワザ」のひとつです。 そして「名曲にはシンプルなコード進行の曲が多い」という事実。ホント、勉強になります。
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コメント
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