久々に胸がドキドキするテレビドラマに出会いました。
『七瀬ふたたび』(毎週木曜:NHK総合よる8時、BShiよる6時)
先週が第1回放送で今晩が第2話、全10話構成のようです。原作が筒井康隆さんの同名の小説で、タイトルの“七瀬”は主人公である美少女テレパス(ヒトの心が読み通せる超能力の持ち主)の名前。“ふたたび”はもともとの作品が『七瀬3部作』の2作目にあたることに因ります。中学生~大学にかけてSF小説大好きだったキノコ少年。小松左京、光瀬龍、眉村卓、星新一、田中光二などを結構読みあさりましたがなかでも一番読んだのが筒井さんの本。その大好きな筒井さんの作品の中でもとりわけ一番好きなのが『七瀬3部作』なのです。今となっては主人公七瀬は私にとってムスメみたいな年頃なんですが初めて小説を読んだ当時はキノコさん、世間知らずの中学生ですから本の中での想像の七瀬はそりゃもう超絶の美少女・おネエさまキャラとして理想が結晶化していたワケですよ。文庫本を片手に本当に「七瀬おネエさま、もうどうにでもして…」と悶絶したり「怒ったらコワッ!」っておののいたり悲劇のラストシーンでは「何でこうなるんだよ~」って号泣したりしてました。過去に何度かテレビドラマ化されていて、どれも良かったのですが今回は特にものすごくテンション上がっております。なぜなら七瀬役、蓮佛美沙子さんが本当に中学生当時の理想の美少女だから!あーもうタマらん。とりあえずSFギライ、美少女ギライでなければだまされたと思って放送見てみてください。このドラマのレポートは続くぞ、たぶん。