カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

ステキな音の粒たちが跳ねている

2007年08月16日 | 迷宮組曲

CD「HUDSON Premium Audio Collection」の#4「迷宮組曲」。アレンジ担当はWiz.さんです。以前に『音色の魔術師』と紹介させていただきましたが、今回自分でも「その評価は間違いなかった!」とヒザをハタと打ちました。私の作った『井戸のテーマ』が10倍くらいカッコ良く生まれ変わっています。まずイントロがカッコイイ。Wiz.さん、音色やプログラムだけじゃなくアレンジ・センスもイケテルじゃないですか!何ですか。この何か不吉なことが起きるようなドキドキ感は。で、Aメロに入ってコード進行で言うとAm⇒Cmに転調するのがこの曲のミソなんですがWiz.さん。このテーマ部を繰り返してCm⇒Amへ持ってっちゃいましたしね。いやー、やられた。そして音色たちの何てキレイなこと。ひとつひとつの音が自由にピョンピョン飛び跳ねてますよ。エフェクト系にも細かい配慮が行き届いてる。もうこのくらいのレベルになると自動演奏も人間演奏もヘッタクレもなく感動の涙ですよ。実は先日以来書いてきた「楽器とスイッチの境界」のお話しはWiz.さんのアレンジを聞いていて、書きたくなった…とうオチがありまして。ステキな自動演奏は私にとって間違いなく『感動の種』ですね。プログラマーの情熱が本当に伝わってきます。以前書いた「20年前にWiz.さんと知り合っていたら面白い音楽ができたかも…」とう妄想がある意味、実現しましてなんかフシギな気分です。Wiz.さん、ステキなプレゼントありがとうございました。

コメント (2)
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