カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

2021年をふりかえる

2021年12月31日 | My Favorite
キノコ国本のギャフンといってみよう 第49回

 2021年を振り返って真っ先に心に浮かぶのは「LIVEを1本もやらなかった」という事です。
最後にやったLIVEが2020年1月だから、そろそろ丸2年が経過することになります。
そんな中、今年の音楽関連活動を振り返っておきます。
◆2月
・配信LIVE「ゲームミュージックDelivery」開催
◆3月
・新作動画「ベース演奏・ハーモニクス奏法で『たきび』を弾いてみた」発表
・「ギャフン」第46回 井上大介氏作曲・ファミコン特集
◆5月
・「ギャフン」第47回 DTMコンペ開催
・オリジナル新曲PV発表。『元素ソング』/オール1ブラザーズ
・新作動画「キノコ国本剛章のなんちゃって作曲講座・スターソルジャー編」発表
◆7月
・「ギャフン」第48回 ゲスト さん
◆10月
・「ギャフン」第49回 「れとろげ!」外伝の中で配信
・オリジナル新曲PV2曲発表。『Search Princess』『十六夜恋歌』
BS波テレビ出演 TBS「X年後の関係者たち」#2「ハドソン」
・新作CD「キノコ国本剛章History Vol.3 迷宮ヘクター」発表
◆11月
・「ギャフン」第50回 井上大介氏作曲・PCエンジン特集
◆12月
・「ギャフン」第51回&52回 FCB15th LIVE Preview 特番

ほぼ「配信」「制作」の2本立てな1年でした。来年はこれに「LIVE」を何本か加えたいニャー。どうかニャー…
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑩ What is Hip / Rocco Prestia (Tower of Power)

2021年11月20日 | My Favorite
Rocco Prestia - " What is Hip "

~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
 1973年発売の『Tower of Power』に収録されたメッチャCOOLなナンバーです。この動画は編成的に珍しくて、普通のTower of Power はホーン・セクションが5人くらいズラッと並んでるんですね。で、リードボーカルとオルガン奏者がいてブ厚いSOUNDを聞かせてくれるんですよ。ところがこの動画は「カルテット」ですね。音が少ないです。でもこっちの編成の方がキノコさん、好みなんです。
おじいちゃん、どうしてこっちの編成の方が好きなの?おじょうちゃん。それはね。ROCCOさんのベースとガリバルディさんのドラムがよく聞けるからなんだよ。ひーっひっひ。おじいちゃん、ほかの「たわーおぶぱわー」の動画と比べて「ろっこ」さんがいっぱい映ってるよ。おじょうちゃんわかってるね。そうなんだよ。Tower of Power の中ではリズム隊は縁の下の力持ちだからね。ほとんど姿が映ってないんだよ。おろろ~ん。おじいちゃん、「がりばるでぃ」さんと「ろっこ」さんのこんびがとてもステキだわ。おじょうちゃん、イイこと言うね。スシ喰うかい?スシ。マグロ喰うかい?サビ抜きで。ホントはこの展開で最後にワシがおじょうおちゃんを食うはずなんだけど、なんだかキゲンよくなっちゃったからスシ喰いにいきますか。うんいくいく。ワタシたまごが食べたい。そうかいそうかい。たんとお食べ。タマゴ何個食べたい?
「6個(ROCCO)」
おあとがよろしいようで~
〜〜〜その⑪へ続く〜〜〜
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑨ アリババ / 岡野一(スペースサーカス)

2021年09月23日 | My Favorite
Space Circus - Ali Baba

~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
「アリババ」/ スペースサーカス (1978)
岡野一(おかのはじめ)さんの超絶ウルトラ・スーパーテクニックが炸裂する曲です。スペースサーカスはアルバム2枚しか残していないバンドなんですが、そのうちの1枚目の1曲目ですね。
キノコさんが初めて聞いたのはアルバム発売から2年後の1980年。大学生になったばかりの時です。この曲をススメてくれたのは「ベースのなんちゃって師匠・2号」氏。ワタシには「ベースの師匠」が2人いまして、2人とも「同学年だけど、ベースを始めた時期が早くて、いろいろ教えてくれる」という、いわば「親切な音楽仲間」でした。 当時はネットもYouTubeもないので新しい音楽を仕入れるためには「口コミ」「人づて」が多かったんですね。「ベースのなんちゃって師匠・2号」氏の家へは年に3~4回くらい遊びに行ってて、行くたびに「おー。キノコくん。来たか来たか。待ってたよ。新しいレコード5枚増えたぞ。聞くか?聞くよな。うん。聞け聞け。いいぞ。これはアタリだ。スペースサーカスな。1曲目からブッ飛ぶぞ。ひひひ。」と満面の笑みでレコードを聞かせてくれるのです。で、聞き終わった後はベースを持ち出してきて「実演解説」。「岡野一さんは超絶ウルトラスーパー難しいけど、まあオレにかかればこんなもんだな」とウソぶいてはフレーズをコピーして目の前で弾いて聞かせてくれるのでした。「師匠と生徒」と言っても2人とも18歳ですからね。今思うとほほえましい光景だったのかもしれません。 1970年代は「初めて聞く」タイプの音楽がワンサカ世に出てきた時代で、とてもエキサイティングでした。ユカイだったニャー。そしてスペースサーカスは今聞いてもコーフンするニャー。「ベースのなんちゃって師匠・2号」氏とはもうかれこれ35年くらい会ってないけどどこで何してるかにゃー…
   ~~~その⑩へ続く~~~
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑧ Boy Friend / Meshell Ndegeochello

2021年07月17日 | My Favorite
MESHELL "BOYFRIEND" Live 95 (Rare) From my VHS.

 ~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
 「女流ベーシスト」というくくりの3人目はミシェル・ンデゲオチェロ。 この方はベーシストとしてもすばらしいですが、ボーカリスト、そして作曲家としても好きな音楽家です。
Peace beyond Pasion』(1996) という彼女の2nd アルバムが「出会い」でした。今から25年くらい前かな? その頃はまだ音楽は「CDを買って聞く」というスタイルが主流でした。ショップには「試聴コーナー」が充実していて気になるアルバムを数枚実際に聞いてから、購入するかどうかを決める…みたいな感じでした。 キノコさんは音楽雑誌の「CDレビュー」ページを事前にチェックしていて、その中の紹介記事の1つに「Peace beyond Passion」があったように記憶しています。名前が「ンデゲオチェロ」って「ン」から始まるのも変わってるじゃないですか。興味を持って視聴してみたワケです。 そしたら1曲目の「The Womb」という曲で、いきなりハートを鷲掴みにされましたね。カッコイイ。イケてる。クール。そしてクールなのにホット。ホットだからもっと。ホット。もっと。ホット。もっと。ホットもっとホットもっとヨイヨイヨイヨイって弁当屋になっとるがなー!
 で、キノコさんはたいへん気に入りまして、このお弁当もといCDを購入したワケです。憩いのある曲もイイですが静かな曲も味わい深いものがあります。 6曲目の「Mary Magdalene」は特に好きですね。彼女の声質抑揚のつけ方がツボだし、シンセ音色定位フィルタリングディレイの使い方とか、とても丁寧に作られていて参考になります。そしてSax ソロJoshua Redman。このソロがたまらん。ハイボール3杯では足りず、ジントニックまでおかわりです。はーユカイ♪
~~~その⑨へ続く~~~
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑦ Actual Proof / Tal Wilkenfeld

2021年05月09日 | My Favorite
Herbie Hancock - Actual Proof (Experience Montreux) ~1080p HD

 ~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
 前回に続き「女流ベーシスト」第2弾。Tal Wilkenfeld,、タルちゃんです。調べてみたら生まれたのが1986年の12月ということで、ファミコンの「迷宮組曲」が発売になった頃ですね。
この動画(ハービー・ハンコックのバンドでモントルーJAZZフェスに出演)が2010年ですから、タルちゃん23歳当時の演奏ということですね。
で、曲が「Actual Proof」。これはハンコックの「Thrust」(1974)というアルバムに収録されているんですが、この頃のハンコックがキノコさんそりゃもう大好物でして。ちなみにこのアルバムを聞くときは「大根おろし」を作りながら聞くとイイですよ。おろしがねを使ってね。サンマなんか焼いてね。なんで「大根おろし」なのか、それはスラストを聞いてみればすぐわかります。だまされたと思って聞いてみて。あはは。
 というワケで大好きな曲を演奏しているタルちゃんですよ。一言で言って「無双」ですね。「天下無敵」「縦横無尽」「変幻自在」「風林火山」「酒池肉林」「焼肉定食」ですね。
オッサンに交じって23歳の女の子が、しかも推定身長160cmのタルちゃんがフルスケールのジャズベを軽々と弾きまくる。悶絶です。
この曲、いろんなベーシストの演奏を比較して聴いてみましたが、キノコさん的にはタルちゃんが一番好きです。年齢的に2周りくらい年下ですが、「憧れ」のベーシストです。はー今日もハイボールがうまい♪
 ⇒その⑧へ続く
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【2コマ劇場】はービックリした♪

2021年03月13日 | My Favorite



 あっ!

 なんだこれは!?

  ↓





 はービックリした♪
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【動画】ベース(ハーモニクス奏法)で童謡「たきび」を弾いてみた

2021年03月06日 | My Favorite
キノコ国本剛章:ベース(ハーモニクス奏法)で童謡「たきび」を弾いてみた

 何をやっているのか、伝わりにくい動画かもしれません。 そもそも「ハーモニクス奏法」って何やねん? っていうハナシですよね。
ま、細かい理屈はヌキで「ふだん低音部を専門に担当するベースという楽器で、こういう高い音域も出すことができる
くらいにポワ~ンとみてくださるとうれしいです。 そして音色ですね。ハーモニクスの音は「正弦波(サイン・ウェーブ)」と言って混じりけのないこの世の中で「最も純粋な音」なんです。
混じりけのない、混じりけのないウィスキー、混じりけのないワイン、混じりけのない日本酒。 心惹かれますよね。 混じりけのないラム、混じりけのないウォッカ、混じりけのないジン…もうええわ!
というワケで何やってるかわからなくて結構なんです。ポワーンとお楽しみください。混じりけのないハーモニクスの音です。
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑥ Endangered Species / Esperanza Spalding

2021年02月27日 | My Favorite
Esperanza Spalding - Endangered Species

 ~~~シリーズものです。最初から読む~~~
Endangered Species / Esperanza Spalding (作曲:Wayne Shorter)
 今までの5回は全部、ワタシより年上のオジサン。キノコさんが多感な青年期に聴いて「育ててもらった」方たちだったワケですが、今回は全然違います。
女流ベーシストついに登場♡ そしてワタシよりだいぶ年下♪ Esperanza Spalding さんです。パチパチパチ。
彼女のことは「ベーシスト」というより「ベーシスト&ボーカリスト」として大好きです。まず声質が好き。そして唄い方の緩急のつけ方が好き。昔、山田っていうアンダースローのピッチャーがいてねぇ。日本シリーズで長嶋をキリキリ舞いさせたもんだよ。ってそれは「阪急」ね。やっぱ感謝の気持ちを表すのって大切だよね。「ありがとう」英語で何て言うんだっけ。あ。「サンキュー」ね。じゃなくて緩急ね。そして唄ってる時の表情ね。とても楽しそう。
 作曲がウエイン・ショーター(Saxプレイヤー)なんだけど、実はキノコさんプレイヤーとしてじゃなく「作曲家」としてのショーターが大好きなんですよ。コード進行に、だいぶ工夫というかヒネリが効いていて着地するまでに3回転半くらいはヒネッてる曲が多い。最初は「おや?変な曲」と思うんだけど、これがだんだんクセになる。もうワタシ、アナタのヒネリなしでは生きていけないの。ああ、もっとヒネって。何回も3回もヒネって~~~~♡と狂おしく叫ぶ毎日。
 というワケでこの難しいメロディー&コード進行の曲を選んで、ベースを弾きながらスキャットで唄うだなんて。もはや「スーパーガール」ですよ。ああもうタマらん。あっもうアーリータイムズの在庫がない!あ~ん買いにいかなきゃ。
 ~~~その⑦へ続く~~~
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ハイボール3杯イケるBassプレイ⑤ Green earrings / Chuck Rainey

2021年01月03日 | My Favorite
Green earrings - Steely Dan TKV

 ~~~シリーズものです。最初から読む~~~
 『Green earrings / Steely Dan』(1976)
 このシリーズ、5回目にして初めての「ベーシストらしいベーシスト」の登場。名手チャック・レイニーおじさんです。 スティーリー・ダンのアルバム『The Royal Scam』B面1曲目に収録されているこの曲。キノコさんが初めて聞いたのは高校生の時。だけどこの時は全くピンと来ませんでした。 スティーリー・ダンのカッコよさがわかってきたのは22~3歳からかな? ベーシストの好みも年齢とともに変わってきている部分があります。チャック・レイニーは参加アルバムも多いし、スティーリー・ダン以外にもずいぶん聞いてはいたんですが「特に好き」という感情は持たず、聞き流している感じでした。 今までとりあげてきたベーシスト、例えばJaco Pastorius や Anthony Jackson は『音色』や『奏法』だけで誰が弾いてるのか当てられるような、クセが強い感じだったんですがチャック・レイニーの場合はそれとは逆で、音色や奏法だけでは奏者を的中させるのが困難なタイプですね。なんだか『引っ掛かり』がなく、スーっと聞けちゃうタイプのベースです。
 でも自分のベース演奏(録音)を振り返ってみると、最も影響を受けたのはジャコでもアンソニーでもなく、チャック・レイニーおじさんなんですね。知らないうちにフレーズをマネしていたりして、後から「あっ!」と気づくことがありますもん。特にこの曲『Green Earrings』にはメチャメチャ影響受けました。 出しゃばり過ぎず、奇をてらわず。そして要所でサラリとカッコよく。 唄物ベースの弾き方のお手本です。このカッコよさがわかるアナタ、一緒にハイボール飲みましょう♪
   ~~~その⑥へ続く~~~
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AMラジオで聞いてた名曲⑳

2020年12月06日 | My Favorite
【ポール・モーリア】 エーゲ海の真珠 【高音質】

 ~~~ シリーズものです。最初から読む ~~~
『エーゲ海の真珠』/ ポール・モーリア (1970)
キノコさん小学校高学年~中学くらいって、映画音楽が人気高くて後世に残る名曲・名演奏がたくさんある時期なんですよ。『うたもの』よりはオーケストラによる『インストゥルメンタル』が主流で『レーモン・ルフェーブル』『フランシスス・レイ』「パーシー。フェイス」などの演奏がラジオから頻繁に流れていました。クラシック音楽よりは取っ付きやすく、なおかつ格調高い演奏が多かったせいなのか、中学校の放送室にLPレコードが常備されていて掃除の時間なんかに毎日のように聞いた記憶があります。
 そんな中でワタシが最も好きだったのが「ポール・モーリア」。少ないおこづかいを「エイ!」とはたいて豪華2枚組LPを3種類ほど所持していたほどです。モノラルのちっこいレコードプレイヤーでこれを1000回以上聞き倒しました。あはは。何が好きだったかというとほかのポップス・オ-ケストラより「ドラムとベースがカッコイイ」点につきます。人それぞれ、いろいろ好みはあるでしょうがキノコさんの場合「オーケストラに補助的にドラムとベースがついている」のではなく「ロックバンドありきで、それをオーケストラがサポートしている」スタイルが好きなのです。 ポール・モーリアは初期の頃はリズム隊が控えめだったんですが1975年くらいから徐々に進出し始め、シンセサイザーの出番も増えていきました。ベーシストは調べてもお名前もわからないんですが、とてもグルーヴ感のあるカッコイイ演奏をされる方です。コード進行なんかも知らず知らずに影響を受けていたようで、とある同業者の方から「国本さんの曲はフランスっぽい雰囲気がある」と言われたことがあるんですが、思い当たるとしたら「ポール・モーリア」のレコードを1000回以上聞いてたことですね。
 シリーズ「AMラジオで聞いてた名曲」は今回で第20回。これで終了とします。理由はPCで変換できるマル数字が20までしかないから。ぎゃはは。小さい頃に聞いた曲をオトナになってから分析するのは楽しい時間でした。また切り口を変えて名曲探索しようかな…。4年間ご愛読ありがとうございました♪
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