観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「豆腐小僧」。

2011年10月22日 | 映画・ドラマ
  人間を怖がらせられない豆富小僧。必殺技は、お盆に豆腐を乗せて立っているだけ。お盆に載せた豆腐を放すと消えてしまう。父の見越し入道に叱られ、お目付役の達磨と母を捜す旅に出る。
 常に豆腐を両手で掲げているのだが、どうやって飯食ってるんだ? はさて置き。
 だが、狸に騙されてお堂に閉じ込められる事二百年。
気が付けば平成だった。
 そこは狸に支配された人の世の中。妖怪仲間の姿は見当たらず、人間の少女・アイと出会い友だちになる。
 そして、アイの母親の命を救う為に、死神に豆腐を渡すのだが、冷や奴と人の命が引き換えになる死神って…。 
 と、全てが可愛いのだ。
 何と、圧巻なのは、声の出演の見越し入道(松平健)、達磨(武田鉄矢)、死神(大泉洋)。これは巧い。やはり役者はこうでなくちゃといったところだ。特に、まあ当然でもあるのだが、松平健としてではなく、見越し入道として観る事ができた。
 豆腐小僧は深田恭子なのだが、何故? 子役使えば良かったのに。意味不明なキャスティングでいつもの深田節。
 袖引き小僧(小池徹平)など、昔から伝わる妖怪たちが、勢揃いしているのも楽しい。
 



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