観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「おいしいごはん 鎌倉 春日井米店」大門警部米屋に転職

2008年01月05日 | 映画・ドラマ
 久々のハッピーエンド、ホームドラマ。毎回、70年代のヒット曲に合わせて茶の間で歌う嫁と小姑たち。たっのしそーな家庭を象徴。にはまってしまった。
 物語りは鎌倉を舞台に、米屋を営む頑固親父と訳あり家族。その頑固親父に渡哲也が扮し、長女に羽田美智子、長男に徳重聡、その嫁に藤原紀香、二女に水川あさみらが出演。
 父親の隠し子が現れたり、長女の離婚問題や、二女の自殺未遂(?)、長男のリストラなど、シリアスな要素は山場として折り込んでいるが、なぜか、あんまりシリアスではなく、全編楽しい家族として観てしまう。
 出演者もみんな面白かったけどねー。
 そうそう、隠し子役の女の子。知らないけど、どっかのコンテストで出て来た子? 最初は、特に可愛くもなく、特に目立ってもなく、普通と思ってたが、話が進んで、いい子になってきたら、可愛く見えた。これ演技?
 徳重聡も今までの中で一番いい! なんか、平成の石原裕次郎とか言われて、重い役が多かったから難かしかったんじゃない? 普通の若者役はいいじゃん。
 視聴率かなり悪かったらしいが、それが8話で終ってしまった原因? えぐい内容のドラマに慣れてる現代の若者に受けなかったのだろうか? しかし、70年代のホームドラマはみんなこんな感じ。大家族はいいもんだ。そう、家族は楽しく、ご飯はにぎやかで美味しく。といった原点がここにある。
 渡哲也が「西武警察」を観るシーンなんか、いけてる演出だと思うけどね。大門警部の渡哲也が日本のお父さんを演じる時代になろうとは…。
 ラストは、引っ張っておいての、単純な落ち。ってこれもほんわかホームドラマっぽくていけてると思うけど…。いいじゃん。ドラマの中だけでも、みんな幸せになりましょうよ。

「西遊記」劇場版は金さん銀さんだ

2008年01月05日 | 映画・ドラマ
 フジテレビ系列で2006年1月から放送された高視聴率ドラマ「西遊記」の劇場版。「西遊記」の中でも有名な金角と銀角の兄弟妖怪、魔法の瓢箪(ひょうたん)の物語。ドラマで、「なんで金角と銀角が出て来ないんだ」と思っていたが、スペサルはやはり金銀だった。金銀なくしては西遊記は始まらない。
 キャストはお馴染み三蔵法師・深津絵里、孫悟空・香取慎吾、沙悟浄・内村光良。猪八戒・伊藤淳史。
 その一行が立ち寄ったのは、草木の枯れた砂漠の町。王宮に招かれた一行は、魔法によって醜い亀にされてしまった王様と王妃様を目の当たりに…かつて緑豊かだったこの国に金角大王・銀角大王という恐ろしい兄弟妖怪が現れ、この国の緑と全ての財宝を奪い、王様たちに妖術をかけて去って行ったという。
 王女・玲美と、悟空一行は金角・銀角を倒す旅に出かけることになる。
 冒頭のお決まりで、スマップの草薙剛がバッタもんの沙悟浄で登場。が、これが意外にはまってた。このまま、スマップでやっちゃえば? とおも思うものの、八戒をできる人材がスマップには無理だよなー。どうしても頑張って、ニュースの鼻が上向いてる子(名前知らないけど、ファンです)で、三蔵法師をごろーでどうだ! 中居もどちらかと言えば悟空だし。
 と、話はそれたが、金閣を鹿賀丈史、銀閣を岸谷五朗、文徳・谷原章介、劉星・小林念珠、とゲストに凛々は水川あさみ(この人、微妙だけどインパクトあるよね)、老子に大倉孝にといったレギュラーの出演。
 ロケ地は? 上海の映画村か?
 ふと思ったけど、悟空、八戒、悟浄の3人ってキャンディーズもはまるよね。誰が誰かは敢えて書かないけど。うふっ。
 

「有閑倶楽部」。満足度かなり高得点

2008年01月05日 | 映画・ドラマ
 「りぼん」連載の原作で育った時代としては、作者の一条ゆかりの破天荒かつ、ゴージャスな設定に、心わくわくものだった。この漫画を好きでない人なんかいないと断言してもいい。それが、長年に渡る連載の由縁でもあるだろう。
 しかしながら、豪華な人物設定かつ濃いキャラと背景等で、ドラマ化は無理だと言われていた。大昔、国生さゆり主演でドラマ化されたが、見事玉砕だったらしい。観てないので何とも言えないが。
 まあ、あの6人を演じるのは至難の技だろう。
 それが、なんと、剣菱悠理主演でなく、松竹梅魅録をメインにして、その松竹梅魅録を赤西仁、菊正宗清四郎・横山裕、美童グランマニエ・田口淳之介、白鹿野梨子・香椎由宇、黄桜可憐・鈴木 えみ、剣菱悠理・美波というジャニーズ主体の女の子お飾り的キャストでやってのけた。
 この配役観て、松竹梅魅録はもっと線の太い俳優だよね。横山のどこをどうとったら、清四郎なんだ。美童はもっと中性的だろ。むしろ、赤西と田口の役変えた方がいい。女性陣は誰一人知らないや。
 と、がっかりしたが、第一話を観て、「やるじゃん」。特に女性陣がはまった。まあ、黄桜可憐は誰が演じてもそれなりに黄桜可憐になれると思うのだが、悠理も野梨子も原作とさほど遠くはない。
 そしてジャニーズの3人。特に横山が「よくここまで清四郎を演じた」。実際のキャラと180度は違う清四郎を頑張っていた。赤西、田口は、それなりにできるキャラでもあったし、原作を感じさせない自分達の演技で、魅録と美童を演じ切っていたってところ。
 願わくば、ゲストでも出演してた小山慶一郎に魅録をやってほしかったが、そこが知名度ってもんか。カッーンのぷっぷぷっぷやってる子(名前知らない)を清四郎にしてもいける気もするが、まあ、結果、ジャニーズって層が厚いってとこ。 
 脇の配役もきになっていたが、剣菱百合子・かとうかず子、剣菱万作・片岡鶴太郎、松竹梅時宗 鹿賀丈史 、松竹梅千秋・秋吉久美子と、これもかなりいい配置。
 年齢的に無理はあるが、百合子を岩下志麻、万作を西田敏行、時宗を丹波哲郎、千秋を小川真由美(鶴田真由もありだな)で観たかった。
 しかし、かなりのパーセンテージで満足でした。続編、必ずできるだろうな!
 途中ゲストで出てた布施浩、おっさんになったねーっ。