どうにも柳生十兵衛物は好きではなく、何年も前に購入したDVDをそのまま放り出しておいたのだが、この度鑑賞。思うに、幼い頃より、柳生一族の立ち位置を理解出来ないところにも要因有り。
子どもの頃、柳生一族とは忍びだと思い込んでいたのだが、これ全て千葉真一が、己の前世でもあったかのように十兵衛を随分と演じ、かつ千葉一門のジャパン・アクション・クラブ全盛期。どうにも忍者的な十兵衛だったのだ。そこから混乱。
そして、十兵衛の父親である柳生但馬守宗矩が、良い人なのか悪人なのかがもうひとつ理解出来ないところも難解だった。概ね、悪人にされていたけど。
結果、柳生一族は大名。十兵衛三厳の時は分割相続で一万石を割ったため旗本に落ちたが、十兵衛三厳の死後、弟の飛騨守宗冬が十兵衛三厳の遺領を相続したことにより再度大名に復活。
よって、あの十兵衛三厳の装束は、誰かの想像だろうということで、何となく納得出来たので、鑑賞した次第。
すると、まあ、大名は置いておき、剣豪同士の戦い物として観ると、殺陣シーンが多いので、好きな方にはたまらないだろう。時代劇を観て常に感じる事。男性の俳優さんって、殺陣も様にならないといけないのだから、大変だなあ。
結局、良い人なのに行き掛り上斬らなくてはならない十兵衛の苦悩も描いているが、それが結果毎回のマンネリとなれば、やはりゲストの殺陣に期待がかかる。そんな意味では、主演の村上弘明も良かったが(この人も正当派イケメン)、七番勝負×2の勝負を通して、島原の乱第二回ゲストの山口馬木也は特出していた。こんな巧い殺陣を魅せる役者さんは、いないだろう。
昔の時代劇役者さんも巧かったが、見栄を切るを含めての殺陣なので、純粋な奇麗な殺陣なら山口馬木也を一番に押したい。
子どもの頃、柳生一族とは忍びだと思い込んでいたのだが、これ全て千葉真一が、己の前世でもあったかのように十兵衛を随分と演じ、かつ千葉一門のジャパン・アクション・クラブ全盛期。どうにも忍者的な十兵衛だったのだ。そこから混乱。
そして、十兵衛の父親である柳生但馬守宗矩が、良い人なのか悪人なのかがもうひとつ理解出来ないところも難解だった。概ね、悪人にされていたけど。
結果、柳生一族は大名。十兵衛三厳の時は分割相続で一万石を割ったため旗本に落ちたが、十兵衛三厳の死後、弟の飛騨守宗冬が十兵衛三厳の遺領を相続したことにより再度大名に復活。
よって、あの十兵衛三厳の装束は、誰かの想像だろうということで、何となく納得出来たので、鑑賞した次第。
すると、まあ、大名は置いておき、剣豪同士の戦い物として観ると、殺陣シーンが多いので、好きな方にはたまらないだろう。時代劇を観て常に感じる事。男性の俳優さんって、殺陣も様にならないといけないのだから、大変だなあ。
結局、良い人なのに行き掛り上斬らなくてはならない十兵衛の苦悩も描いているが、それが結果毎回のマンネリとなれば、やはりゲストの殺陣に期待がかかる。そんな意味では、主演の村上弘明も良かったが(この人も正当派イケメン)、七番勝負×2の勝負を通して、島原の乱第二回ゲストの山口馬木也は特出していた。こんな巧い殺陣を魅せる役者さんは、いないだろう。
昔の時代劇役者さんも巧かったが、見栄を切るを含めての殺陣なので、純粋な奇麗な殺陣なら山口馬木也を一番に押したい。

民谷伊右衛門が赤穂藩士だった。そして、一連の浅野内匠頭の刃傷、御家断絶と、伊右衛門の一連の「四谷怪談」の流れがあって、浪人となった伊右衛門が吉良家に仕官する。
元禄時代のお犬様騒動やらも加味され、「四谷怪談」(これも元禄時代の話)、浅野家浪士の討入りと、この大きな流れは面白いのだが、どうして普通の時代劇として撮らなかったのだろう。
浪々の身に愛想を尽かし、妻を捨て、吉良家家臣の娘と再婚する。だが、元朋友たちに打ち入られ、苦悩する。切ない話になったのに…。
どうにもおかしなメイクとおかしな行動。そして、CGを使ったおかしな終わり方。
役者も良い役者そろいなだけに惜しまれるが、深作欣二監督とあれば、これが深作ワールドなのだろう。残念ながら、私にシュール過ぎて…奇妙に映った。
ざっと、佐藤浩市、石橋蓮司、蟹江敬三、火野正平、田村高廣、真田広之、近藤正臣、渡瀬恒彦、六平直政、津川雅彦、名取裕子といった名優ぞろい。佐藤浩市が良く受けたと思った。渡瀬恒彦もほとんど脇役。やはり深作監督は偉大なのだ。
女優陣は、もの凄いおっぱい大きくてビックリの高岡早紀、荻野目慶子、渡辺えりは、まあ受けるだろうなと納得。
元禄時代のお犬様騒動やらも加味され、「四谷怪談」(これも元禄時代の話)、浅野家浪士の討入りと、この大きな流れは面白いのだが、どうして普通の時代劇として撮らなかったのだろう。
浪々の身に愛想を尽かし、妻を捨て、吉良家家臣の娘と再婚する。だが、元朋友たちに打ち入られ、苦悩する。切ない話になったのに…。
どうにもおかしなメイクとおかしな行動。そして、CGを使ったおかしな終わり方。
役者も良い役者そろいなだけに惜しまれるが、深作欣二監督とあれば、これが深作ワールドなのだろう。残念ながら、私にシュール過ぎて…奇妙に映った。
ざっと、佐藤浩市、石橋蓮司、蟹江敬三、火野正平、田村高廣、真田広之、近藤正臣、渡瀬恒彦、六平直政、津川雅彦、名取裕子といった名優ぞろい。佐藤浩市が良く受けたと思った。渡瀬恒彦もほとんど脇役。やはり深作監督は偉大なのだ。
女優陣は、もの凄いおっぱい大きくてビックリの高岡早紀、荻野目慶子、渡辺えりは、まあ受けるだろうなと納得。

太平の世の江戸時代、大名家へ押し掛け、庭先を借用しての切腹を迫り、金銭を強請り、あわよくば仕官をといった「狂言切腹」が流行っていた。
井伊家上屋敷に現れた、千々岩求女と名乗る若侍も、そのひとりであった。
滝口康彦の「異聞浪人記」が原作で、以前にも「切腹」の表題で仲代達矢主演で映画化されている。
実はこの「切腹」を観て、余りの非情さに暫く茫然自失になったくらいだった。
しかし、また観てしまった「一命」。やはり筆舌し難い千々岩求女の切腹シーン。何と瑛太が実にリアルに演じている上、彼のスレンダーな体が子どもを想像させ、更に痛々しかった。実際、観ていられず、また、音声も消した。
主演の津雲半四郎は市川海老蔵。海老蔵と言えば世間を騒がすワイドショー的イメージしかなかったが、「巧い」んだね。縁起も殺陣も。瞬時、「切腹」の仲代達矢と顔が重なった。
ラストは、大映映画のお決まりよろしく、斬り込み最中で終わらず、理不尽な終焉も魅せている。その殺陣シーンの最中にシンポリックにふかふかの御座に座る白猫を写し出し、千々岩求女が可愛がっていた野良猫は、家に死に場所を求めた件と対照的な描き方になっているようだ。
映画としては大変良いが、情の深い人や、優しい人は観ない方が宜しかろう。とにかく、インパクトが強過ぎて、また立ち直るまでに時が掛りそうである。
なにせ、「切腹」の沢潟彦九郎役であった丹波哲郎の顔と台詞が未だに脳裏に鮮明なくらいなのだ。
切腹 一命
津雲半四郎 仲代達矢 市川海老蔵
千々岩求女 石浜朗 瑛太
美保 岩下志麻 満島ひかり
沢潟彦九郎 丹波哲郎 青木崇高
斎藤勘解由 三國連太郎 役所広司

井伊家上屋敷に現れた、千々岩求女と名乗る若侍も、そのひとりであった。
滝口康彦の「異聞浪人記」が原作で、以前にも「切腹」の表題で仲代達矢主演で映画化されている。
実はこの「切腹」を観て、余りの非情さに暫く茫然自失になったくらいだった。
しかし、また観てしまった「一命」。やはり筆舌し難い千々岩求女の切腹シーン。何と瑛太が実にリアルに演じている上、彼のスレンダーな体が子どもを想像させ、更に痛々しかった。実際、観ていられず、また、音声も消した。
主演の津雲半四郎は市川海老蔵。海老蔵と言えば世間を騒がすワイドショー的イメージしかなかったが、「巧い」んだね。縁起も殺陣も。瞬時、「切腹」の仲代達矢と顔が重なった。
ラストは、大映映画のお決まりよろしく、斬り込み最中で終わらず、理不尽な終焉も魅せている。その殺陣シーンの最中にシンポリックにふかふかの御座に座る白猫を写し出し、千々岩求女が可愛がっていた野良猫は、家に死に場所を求めた件と対照的な描き方になっているようだ。
映画としては大変良いが、情の深い人や、優しい人は観ない方が宜しかろう。とにかく、インパクトが強過ぎて、また立ち直るまでに時が掛りそうである。
なにせ、「切腹」の沢潟彦九郎役であった丹波哲郎の顔と台詞が未だに脳裏に鮮明なくらいなのだ。
切腹 一命
津雲半四郎 仲代達矢 市川海老蔵
千々岩求女 石浜朗 瑛太
美保 岩下志麻 満島ひかり
沢潟彦九郎 丹波哲郎 青木崇高
斎藤勘解由 三國連太郎 役所広司


鑑賞終えました藤田まこと版。面白かった。まあ、これだけ長いシリーズになると若干被る話もあるが、それは「水戸黄門」や「銭形平次」、「暴れん坊将軍」など一連の時代劇も同じ事。
レギュラーの変更はあるが、藤田まことさん始め、レギュラーの皆さん殺陣シーンに安定感があるのが良い。寺島しのぶさんは、やはりちょっと…だが、決めポーズは巧い。
個人的には、四谷の弥七(三浦浩一)のいなせな江戸っ子振りが好きだった。
作中のキャラだが、秋山大治郎。長身で筋骨逞しく、実直でやや堅物。江戸でも名立たる無外流の剣客。女性視線で、これ以上の人物はいないくらいだ。
第3シリーズまでの大路恵美、第4シリーズからの山口馬木也も好印象。大治郎役が渡部篤郎から山口馬木也に代わってから、上半身裸のサービスカットが増えた気がするのは、私だけだろうか?
「おしんの時も、ほかの子役とは一線を画していたが、やはり小林綾子は巧い。
さてさて、見付けてはいけない間違いを見付けてしまった。
池波正太郎さんの原作では大治郎の母親が死んだのは、大治郎7歳設定。本編でもそう言っている(確か第1か第2シリーズ)。だが、スペシャル「春の嵐」では、3歳と小兵衛が言っちゃった。
同じく、「春の嵐」で岡っ引きが朱房の十手を手にしているが、朱房は同心のみ。岡っ引きの十手には房は付いていない。本編では四谷の弥七はちゃんと房なしなだけに、「春の嵐」のずさんさが惜しまれる。
これは、制作スタッフが本編とは違うって事か? 細かな事は気にせず、とにかく殺陣も含め見応え十
レギュラーの変更はあるが、藤田まことさん始め、レギュラーの皆さん殺陣シーンに安定感があるのが良い。寺島しのぶさんは、やはりちょっと…だが、決めポーズは巧い。
個人的には、四谷の弥七(三浦浩一)のいなせな江戸っ子振りが好きだった。
作中のキャラだが、秋山大治郎。長身で筋骨逞しく、実直でやや堅物。江戸でも名立たる無外流の剣客。女性視線で、これ以上の人物はいないくらいだ。
第3シリーズまでの大路恵美、第4シリーズからの山口馬木也も好印象。大治郎役が渡部篤郎から山口馬木也に代わってから、上半身裸のサービスカットが増えた気がするのは、私だけだろうか?
「おしんの時も、ほかの子役とは一線を画していたが、やはり小林綾子は巧い。
さてさて、見付けてはいけない間違いを見付けてしまった。
池波正太郎さんの原作では大治郎の母親が死んだのは、大治郎7歳設定。本編でもそう言っている(確か第1か第2シリーズ)。だが、スペシャル「春の嵐」では、3歳と小兵衛が言っちゃった。
同じく、「春の嵐」で岡っ引きが朱房の十手を手にしているが、朱房は同心のみ。岡っ引きの十手には房は付いていない。本編では四谷の弥七はちゃんと房なしなだけに、「春の嵐」のずさんさが惜しまれる。
これは、制作スタッフが本編とは違うって事か? 細かな事は気にせず、とにかく殺陣も含め見応え十
