かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

悲喜こもごも

2008-10-09 10:30:55 | 政治・社会
 南部さん・小林さん・益川さんがノーベル物理学賞を受賞して、さらに下村さんがノーベル化学賞を受賞とのおめでたいニュースが続く。
今日は、文学賞の発表があるそうで、村上春樹さんが注目されている。

 一方、世界経済は大ピンチになってきて、日経平均は昨日1万円割れの大暴落で、5年3ヶ月ぶりの安値水準となったそうだ。
この状況はまだまだ続くのだろうか? とっても心配だ。
即効薬はないのだろうか?

 そんな世界中を駆け巡るようなニュースのなか、緒形拳さんが急死したとの訃報。
緒形拳さんといえば、私が彼を認識したのは、NHK大河ドラマの『太閤記』だろうか。
その後、演劇、映画、テレビと大活躍をされた。『必殺仕掛人』の藤枝梅安も印象深い。
彼の存在感と迫力はすごかった。なかでも悪役をやった時のすごさは、「すごい!」。
そんな緒形さんが、周囲の人たちに病気を隠し通して、テレビドラマを撮り終え、そのドラマが放映される前に亡くなられた。
最後の最後まで役者を通した。
本人、そして家族の方々は苦しかったのではないだろうかと思うけれど、なんとカッコイイ生き様・死に様だろうと、田舎の片隅で勝手に思っています。

学生の頃、密かに思いを寄せていた女性を、勇気を振り絞って誘い、観に行った映画が『砂の器』と『鬼畜』の2本立てだった。
映画館から出た私は疲れて、何から彼女に話しかければよいのか言葉が見つからなかった。
初デートだというのに、完全に映画の選択ミスだった。

緒形さんのご冥福をお祈り申し上げます。


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