かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

四川省大地震

2008-05-14 11:56:30 | 政治・社会
ミャンマーのサイクロン被害に続いて、12日中国四川省で、マグニチュード7.8の大地震が起こった。昨日現在で、死者12,000人以上、23,000人が生き埋めになっており、倒壊家屋は50万戸余りという大惨事である。まだまだ余震が続いて、救助活動も思うようにはかどらないだろう。 

もともとインドの北側、つまりヒマラヤ山脈の北~北東にかけての、チベット、四川省、青海省などは、地震の多い地域だ。この地域は、ユーラシアプレートの下にインドプレートが潜りこんでいる地域に相当するので、岩盤にひずみが溜まりやすくなっている。そして、今回の地震は、全長約250kmに及ぶ断層(四川省を北東-南西に延びる)が2段階に分けて動いて引き起こしたと見られている。そのために広範囲に被害が及んだようだ。
1976年に河北省で発生した唐山地震では、24万2千人が死亡したとのことであるが、そのような大地震があったことを、私はもう忘れている。

我が地方関連でいうと、四国沖を震源とする『南海地震』は、今後30年間で発生する確率は30%を越えているらしい。怖いと思うのだが、この数字が高いのか、低いのかピンとこない、実感しにくい状態でおります。 
地震予知というのは、本当に難しいようで、世界初の早期警戒システム、気象庁の緊急地震速報は、まだきちんと機能を果たせずにいる。そして、気象庁の会見が言い訳じみていて、みっともない。 地道な実績の積み重ねをお願いします。
   
と、こんなことを書いていると、地区の有線放送のサイレンが鳴ったので、何事かと思ったら、「串地区(半島の先端付近)で住宅火災が発生したので、消防団の○○分団は出動して下さい」との放送だった。
『地震、雷、火事、●●』は怖い怖い。


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