かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

沖縄ぶらぶら(5:飲み屋編)

2008-05-13 11:06:37 | 旅行
国際通り周辺の散策を終え、そしてもずくも確保し、腹も減ってきたので、国際通りの端の方にある居酒屋へ入りました。この店は以前にも2度ほど来たことがあり、まあまあ気に入っているので、今回もここに入りました。



まだ6時少し前だったので、お客さんは1組だけでした。しかし、その後次々とお客さんがやって来て、そのうちほぼ満席状態となりました。
この店では、もずく天ぷら、アーサー(アオサ)天ぷら、くぶしみ(いか)の刺身、青パパイアのサラダ、アグー豚のスペアリブなどを注文して、ビールと泡盛を美味しく頂きました。このあと映画を見に行くことになっているので、「あまり飲むと眠くなるよ」と奥さんに釘を刺されていたので、泡盛は1合だけにしました。仕上げに、イカ墨ジューシーを頂きました。このジューシー(沖縄風炊きごみご飯)さすがに真っ黒でしたが、なかなか美味しかったです。 
そして、そろそろ帰ろうかなあと思っていると、7時半から島唄ライブが始まりました。


   ≪島唄ライブ≫

やや太目のお兄さんときれいなお姉さんでした。お兄さんは唄も三線(さんしん)も上手でしたが、ひとつ驚いたのは、沖縄県人はよく口に指を入れて指笛を吹きますが、このお兄さんは三線を弾きながら、指を使わずに口だけで指笛と同じ音を出すのです。「きっと口の中で上手に舌を丸めているのだろう。太っているから出来るのかも知れない」とは奥さんの弁です。そして、話も上手で、曲の合間にお客さんに話しかけていました。最初、東京から来たおじさんと話していましたが、次にうちの奥さんが当てられました。
「お客さん どちらから来られたのですか?」
「えひめ」
「沖縄は何回目ですか?」
「生まれました」
「里帰りですか」

こうして、我々が愛媛から来たことを知った太目のお兄さんは、「愛媛だと松山空港。JTAですね。今JTAでは機内のヘッドホーンで、国吉さん(隣のきれいなお姉さん)の唄が聴けますよ。聴いてあげて下さい」と宣伝していた。それにしても、客の反応に対して、すぐに話題を返せるところなど、たいしたものだと思いました。
ちなみに、この太目のお兄さんの名前は忘れましたが、久米島出身とのことで、きれいなお姉さんは、読谷(よみたん)村出身の国吉美奈さんと言われるそうです。
翌日、那覇から松山へ帰る時、奥さんはこの国吉さんの唄を聴いてみようと、イヤホーンを耳にあてていたのですが、肝心なところでほとんど眠っていて聴き逃したとのことです。  
30分間の島唄ライブが終了したところで、私たちはこの店を出て一度家に帰り、そして映画『相棒』を観に行ったのでした。

  ≪おしまい≫


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