「ブリジット・ジョーンズの日記」の基になった、ジェーン・オースティンの小説「自負と偏見」を美しい田園風景を背景に映画化したラブストーリー。主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でブレイクしたキーラ・ナイトレイ。監督は本作が長編デビュー作ながら見事にこの名作を描ききったジョー・ライト。オール・イギリス・ロケで撮った由緒ある豪邸の数々も要チェック![もっと詳しく]
漱石も絶賛したオースティン文学は、食卓で観察し書かれたロマンスである。
ジェーン・オースティンは、18世紀から19世紀にかけての、イギリス女流文学者として、偉大な存在である。イギリス近代小説の祖とも、リアリズム小説の先駆けともいわれる。
英国留学で英文学を研究した夏目漱石も、オースティンを絶賛している。
イギリスの田舎の中流階級の女性たちを、いきいきと描いたこの「プライドと偏見」も過去に数回映画化されている。
ベネット家の5姉妹の「結婚」をめぐる物語が皮肉と愛情をこめて、いきいきと描かれている。
当時の女性たちにとって、誰に嫁ぐのかというのが最大の関心事であり、嫁げない場合は、一生、父親か兄弟に面倒を見てもらうことになる。
ベネット家も使用人がいて、それなりの大きさの邸宅ではあるが、少しでもお金があり、家柄がいい家に嫁ぎたいというのが、娘たちの憧れであり、親の願望でもあった。
5姉妹とはいっても、話の中心は、聡明で気品のある長女ジェーン(ロザムンド・バイク)と大富豪であるヒングリー、そして、勝気で行動的な次女エリザベス(キーラ・ナイトレイ)とヒングリーの友人で家柄もよいダーシーという二組の、恋の鞘当と成就がテーマになっている。
オースティン自身も、中流の家に生まれ、8人兄弟の7人目で、次女として生まれている。
3歳上の長女カサンドラとは、生涯を通じて、深い交流があった。
この作品の長女と次女の姉妹像に、自分とカサンドラを重ね合わせていると見ていいだろう。
この時代のある程度の家柄の男女の出会いは、舞踏会であった。
着飾った男女は、そこで、動物の求愛あるいは誇示の動作と同じくパフォーマンスを繰り返し、その後は、男性から「家」を通じて正式な交際を求めることになる。
この物語では、長女と次女の交際相手が、ベネット家より格式が上であることから、軋轢が生じ、「プライド」や「偏見」が過剰に反映せざるを得ない様子が、リアルにそしてある意味で滑稽に描かれている。
娘達を売り込もうと奮闘する母親(ブレンダ・ブレシン)、女系家族の騒ぎに辟易して隠遁気味の父親(ドナルド・サザーランド)、家柄の不釣合いに不満を顕にするダーシーの係累キャサリン夫人(ジュディ・デンチ)らに、演劇界の重鎮を充て、リアリズムある演技を繰り広げている。
とはいえ、ヒロイン役を演じたキーラ・ナイトレイがすべてといってもいい。
キーラは、舞台俳優の父と劇作家の母のもとに生まれた。3歳で、エージェントを持っている両親に対し、自分にもエージェントが欲しいと言ってのけたらしい。
6歳で、勉強もしっかりやるようにという約束の下、演技の勉強を許され、7歳ですでにチョイ役を獲得している。早熟で、勝気で、目立ちたがり屋であったのだろう。
その後、99年「スターウォーズ/エピソード1」でアミダラ王女を演じたナタリー・ポートマンの影武者として(なるほど、よく似ている!)脚光を浴び、「ベッカムに恋して」で、ハリウッドにも注目され、ウィノナ・ライダーのような正統派美人として(ウィノナが盗癖で逮捕されたこともあるかもしれないが)、起用されることが多くなった。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」「キング・アーサー」「ドミノ」などなど。
「プライドと偏見」では、心理描写に若くして才を発揮したジェーン・オースティンという作家と、作品中におけるエリザベスという魅力のあるキャラクターと、幼い時から自分の進路を強く確信していたキーラ・ナイトレイという正統的な女優が、重なり合ってひとりの18世紀終盤の女性でありながら、きわめて現在に通じる感性をもった女性像を現出しているように思える。
ここで、提示された「ロマンス」に、近代以降の女性の心理の原型は、ほとんど出し尽くされているように思える。
ここから約200年、時代は経過しているが、そのときどきの時代背景や家族環境、女性を巡る自立の形態の変遷を加味すれば、「ハーレークインロマンス」の核にあるものはそれほど変わりなく保存されているかもしれない。
あとは、「通俗」の調味料をどれほど、まぶすかということだけかもしれない。
実姉のカサンドラが描いたオースティン
ジェーン・オースティンは、書斎を持たず居間の机でそのへんの紙の切れ端に小説の断片をメモしていたらしい。
人が訪ねてくると隠し、「BY A LADY」という名義で発表していたため、村人は作家であることを知らないままであったという。
「romance of the tea-table」それが、オースティンの作品群につけられた愛称であった。
ドナルドは息子のキーファーが超人的に頑張れば頑張るほど、力が抜けてとぼけた味を出すようになってきましたね(笑)
だけど、父ちゃんのドナルド・サザーランドも
いい味出してましたね。
でも、やっぱり、影でおさまる人じゃなかったんですね、この女優は。面白いものです。
どれだけ多くの人たちが、オースティンの物語を夢中で読んだり、自分と重ね合わせたりしたでしょう。小説家という存在は、偉大です。
本作は原作の味わいとは若干違いますが、なかなか面白かったです。少なくともオースティン最初の映画化である1940年のハリウッド版より心理を追求しようという意識が伺えました。
「女性意識の変遷」なんていわれますが、本質的な部分では、たった200年ぐらいでは変わらないものがほとんどじゃないでしょうか。
トラックバックありがとうございました。
ハーレークインロマンス!
確かに、女性の求めるロマンスのエッセンスは
この原作に既に書かれているのかもしれませんね。
そうすると、200年前も今も
女性の(創作物に)求めるものはあまり変わらないということで
それも興味深い話のように思われます。
はは、年のせいね(笑)
でも、昔の恋愛は、とても不自由で、だからこそ、ロマンスがドラマティックになるんでしょうね。
トシのせいかどうか(笑)最近時代物に惹かれます。
メールじゃなく肉筆、
タクシーで立ち去るわけにいかず、走って逃げなければならないなど、
いちいち頑張らなければならなかった時代に憧れます(笑)
やはり、原作の持つ魅力ですかね。
国も時代も環境も違うのに、「当事者」のように感じることが出来るというのは、すごいことですね。
この映画を鑑賞していたら、まるで当事者になったかのような
感覚で感情移入して観ていました。18~19世紀の女性達の
関心事も、女性として興味を持ちながら楽しく観れました。
オースティンの作品は、英国内だけでなく、世界に拡がる普遍性をもっていますね。近代的で、ウィットに富み、観察眼のとてもすぐれた人だったんですね。
イギリスの文芸映画というのは、しっかりとつくられているものが多いですね。やはり、役者陣が、日ごろ、舞台でも鍛えられているからかもわかりません。
文芸映画は僕の場合、最初の10分の入り込み方が重要で、そこで、のれないと、半分ぐらい眠っちゃうんですけどね(笑)
すごく深く書かれてあって勉強になります
プライドと偏見
すごく好きです~。
映像も配役もとてもよかったと思います。
あの時代、恋愛には色々制約があったのだろうケド、
でも女心というものは今と余り変わらないのがちょっと感動でした。またDVD買おうかなあとさえ思っています。
それくらい好きな映画になりました。
またこちらからもTBさせてくださいね、
では
そうですね。スパムは瞬間削除しますが、誤っていくつかの通知なんかを、削除したりしているケースなんかも多いですね。今後とも、よろしく。
コメント遅れましてスイマセン(汗
最近やたらとスパムばかりだったので、
大変うれしく思います。
それにしてもすっごく見やすいブログですね!(驚
映画の話題も多くて参考になります。
ありがとうございました!
近代小説の走りというのは、それまで、個人の心理を中心に描いた小説はなかったんですね。
大衆が、教養以外の目的で、娯楽として小説を読んだのは、この頃からだと思います。
そこから延々とね。
この作品、18世紀イギリスでは『トレンディドラマ(死語?)』のような感じだったのでしょうか?
それとも『渡鬼』風ホームドラマ、かもしれませんね、5人姉妹ですし。
ジュディ・デンチの貫禄が凄かったです。もう、怖くて(笑)
ではでは、失礼します。
キーラは、今はいろんな役どころに、どんどんチャレンジしていこうというところなんでしょうね。
パイレーツシリーズも3部作で卒業宣言をしましたしね。
今回のイギリスの役者さんたちふくめ、舞台での経験も意図しているんじゃないかと思いますね。
この作品では、他の人に対して顔が現代的過ぎるかなぁ、とちょっと思ったのですが・・・・・
笑った顔よりも、縄のブランコで揺れている時のような憂いのある顔のほうが好きです
ちょうど、貴族階級が、没落していく兆しの時代が、オースティンの時代ですね。
時代を先取りした、主人公の娘たちの意識は、まさに近代の始まりであり、現在の女性たちの意識の枠組みをつくっているといえるかもしれませんね。
特典映像も見たのでこの映画で時代の背景や暮らしぶりはよくわかりました。ちょっとお金のことばかり考えているようで下品な印象を受け、それを上流階級がやっているということがまたかえって面白かったです。
そんな中で回りに振り回されない女性が凛々しくて素敵でした。
それにしても、東西を問わず、この時代の恋愛小説が、こんなに幅広く愛されているということは、すごいですね。
とっても、普遍的なかたちを、とりあげているからでしょうね。
映画版ではいろいろとカットされる部分も多くストーリーの流れも多少異なる点がありましたがとても楽しむことができました。
まだ原作は読んだことがないので読んでみたいと思っております。 エリザベスとダーシーがぶつかり合う(口論する)シーンがとても印象的です。
女優になるべくして、生まれて来たような女性ですね。
若いし、とても楽しみな人ですね。
TBありがとうございました。
キーラは美しく演技も巧い魅力的な女優ですね。
今後さらに成長していくのが楽しみです。
なんか、ちょっと、本当に書くのが好きな、アガサ・クリスティを思い起こさせるような作家だなあと感じました。
>sum-vaさん
いつでもいらしてください。
>灯さん
最初は、いつも、どちらがどちらか、迷ったりしていましたね、僕は。
こちらからもTBさせていただきました。
キーラ・ナイトレイはナタリー・ポートマンの影武者やってたんですか!
気が付きませんでした~。
とても色々勉強になる素適なブログですね。
また遊びに来ます~。
はじめまして、です。
たくさんの情報が詰まったブログ、すごいですね!
これからも参考にさせてもらいます♪
TBありがとうございました!
ジェーン・オースティンという作家を通して、この作品をとても丁寧に解説されていて、読んでいて面白かったです。
これからも楽しみにしています。(^-^)/
こちらからもTBさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
僕は「ドミノ」のキーラ・ナイトレイも好きでしたけどね。
この作品では、ちょっと、活発で勝気な女性をよく演じていますね。美しいです。
ラストもあっさりしてて好きです。
こういう作品、自分には柄じゃないんじゃないかなぁ…なんて思いながら鑑賞開始したのですが、割と楽しめました。
ロケーションとか衣装とか主演女優さんが実にキレイな映画でした。
キーラ・ナイトレイは、この映画のが、今までで一番キレイに思えましたよ。
ところで、キーラ・ナイトレイって、アミダラ女王の影武者役だったのですね。こちらの記事読んではじめて知りました(私は自称SWファンにも関わらずです)
では、またうかがいます。
綺麗ですね。ちょっと、勝気なところも、いいんじゃないでしょうか。「ドミノ」は評判が分かれたけど、僕は、彼女の演技、好きでしたね。
>月猫さん
そうですね。魔女裁判のようですかね。ドキっとするほど、美しいですね。
この記事の6枚目のエリザベスの画像、まだ映画を観ていない人が見ると、違うシーンに見えちゃいますね…とちょっと気が付いたのでした
私も「ナタリー・ポートマン」に似てるなって、ドミノの時に、思って調べた口です。
自分のブログにも書いたけど(ドミノの時)、ほんと、「スターウォーズ」では、あんな化粧もしているんで、区別ついて無かったです。(^^;
この「プライドと偏見」は、夕食の時に見たので、あまり集中して無くって、この記事で、理解が深まりました。
といっても、この記事だけじゃなく、いつも読ませていただくとなるほどって、理解を深めさせてもらってますが・・
ロザムンド・バイクは、上品で人のよさそうなおっとりした役柄ですね。美人というよりは、親しみの持てる、女優さんですね。
また、カキコ楽しみにしています。
この作品の記事を拝見して見たくなりました。
ロザムンド・パイクも出てるんですね。
007/ダイアナザーデイでイイなと思ったものの
DOOMでは何だかな?な役柄だったので、、。
それにキーラ。
DVD購入して観たらまたカキコさせて頂きます。
ふむ、女優を見る目に関しては、自信がないな(笑)
たとえばs、現代女優で、正統派美人というのは、誰なんだろう?あらためて、考えちゃいますね。
正統とはなんぞや!
私情でTBのお返しが大変遅くなってしまいましてすみません。
キーラちゃんが正統派美人といわれると納得できない私です(笑
どうも彼女の笑顔が好きじゃないんですよね・・・。
でもこの映画ではホントに生き生きしていてステキでした。
映画自体も好きな映画でした。
キーラは、ノッテいますねぇ。
僕は、評判の悪い、ドミノの演技が、好きなんだけど(笑)
カゴメはですね、あの影武者役の時から、
ハッとしてグッと来てましたですよ♪
>ウィノナ・ライダーのような正統派美人として(ウィノナが盗癖で逮捕されたこともあるかもしれないが)、起用されることが多くなった。
ウィノナの良いんですが、彼女の方がもうちょいノーブルでイノセントな感じがしますね。
「パイレーツ」の続編見るのが楽しみだなぁぁ(←劇場で映画観ない人。苦笑)
あのキャサリン夫人も、とっても高慢な夫人の役回りでしたね。
憎々しげな演技がうまい。
とても嫉妬深くて、自分の家柄を鼻にかけている
「いかにも貴族」な感じを出しているのが
印象的でした(笑)
同じ兄弟でも、お兄ちゃんだけ
あんなにお坊ちゃんらしくなるものなのかしら?
TBありがとうございました。
初年度は1年、皆勤BLOGでしたが、2年目は、映画感想のみになっています。凛音さんは、各カテゴリーをバランスよく、blog化しているようで、感心します。
TB頂いたことがきっかけで、久しぶりにこの映画を観てみたくなりました。
また機会がありましたら私のBlogも覗きにきて下さいね!
僕は、娘はいないんですけど(笑)、やっぱ、サザーランドは、とても味わい深い役者さんですね。
キーラ・ナイトレイも最近はまっちまってるんですけど,サザーランド良いですね.
娘を持つ父親としては,誰もいなけりゃえんえん泣いちまいそうな,演技でした.
キーラ・ナイトレイは、久々の大型正統派美人女優だと思います。これから、また、あっという役にチャレンジするでしょうし、それが許される年齢ですから、楽しみですね。
>jamssionさん
いつも、blog楽しみに、拝見させてもらってますよ。
ブログにTBありがとうございました。
悪い映画だとは思わなかったのですが、感情移入しづらかったので、評価は☆にしてます。
そんなに悪い映画じゃないと思うのですが....
BBC版は、僕もみていないんですよ。
DVDになるのかしら。
いや、いつも、メルさんのblog楽しく、拝見しています。英語が、からっきし駄目なので、コンプレックスをいだきながら(笑)
こういう、文芸作品の、時代考証は、すごいですね。
ロケ地にしたって、実際に本物の館を使っているわけですからね。すごいです。
普遍的なテーマなのですが、時代背景やなんかがイマイチピンとこないので、
なんだか色々見逃してるんじゃないかなあ、と思った作品でした。
BBC版も観てみたいです。
小米花さんも書いてらっしゃいますが、kimionさんの記事は
1つの映画について、いつも多岐にわたって書いてあるし、
すごく深いし、いつも楽しく読ませていただてます♪
これも読ませていただいてたんですが、私のあの薄っぺらい
記事に比べると・・・・(^^;;) とTBためらってました(^^ゞ
ほんと、この映画でもキーラはほんとに素敵でした♪^^
BBC版の高慢と偏見でのコリン・ファースがとてもよかったので
今回のマシュー・マクファディンにちょっとガッカリしたりしたもんですから(^^;;)
彼女の演技と素晴らしさに救われたって感じでした♪^^
ジェーン・オースティンは大好きなので、原作も読みました^^
やっぱりあの世界を丸々映画にするのは難しいですが
この映画、風景とか小道具とか衣装とかは完璧なのでは?!と思いました♪
こちらからもTBさせていただきましたm(_ _)m
この国民的女流作家も、正体を隠して、作品を発表していたというのは、意外な発見でした。
いまは、情報があふれすぎて、表現者にもプライバシーがないですけど、昔は、作品と作家が、切り離されて、あったんですね。
作者も見えてくる解説、嬉しい記事ですね~。
TBさせて頂きました。
これからも宜しくお願い致します。
映画も、数回つくられていますが、テレビ版も話題になっていますね。やっぱり、原作の持つ、普遍性でしょうね。
>カオリさん
パイレーツでも、魅力的でしたね。本当は、僕は、DOMINOが好きなんでけどね(笑)
そろそろ「パイーレーツ・・・」見に行こうかとも思います。
詳しい解説ですね。
この原作が好きでBBC版「高慢と偏見」も観賞しようと思ってます。
はじめまして。これからも、気軽に、のぞいてください。
>sonetchiさん
やっぱ、旬の女優は、旬のうちですかね。
年をとって、内面の美しさが、出てくる女優さんもいますけどね。
「プライドと偏見」の研究レポートを読むかのようなブログでした。大変勉強&参考になります。
これからも素晴らしいページを増やして行ってください。
キーラのように、「旬の女優」は、残念ながら30代になると、どうしても出演作が減ってしまいがちです。旬のうちに沢山名作に出演してもらいたいと思っております。
TBありがとうございます。
記事よまさせていただきました。
とても詳細にご紹介してあって、参考になりました。
キーラナイトレイがとても綺麗ですよねw
キーラ・ナイトレイは油が乗っていますね。
この映画と、DOMINOは、正反対のつくりでしょうに、相次いで主演するとは、たいしたものです。
キーラ・ナイトレイ、活躍していますね。昔、スター・ウォーズの
ナタリーの影武者だったなんて、信じられませんね。
とってもいい映画でした。TBバックさせていただきます。
ああ、そうでしたか。
イギリスの古典的な名前なんでしょうね。
女王様もすぐ連想できますしね。
キーラ・ナイトレイは、「パイレーツ~」でも、たしかエリザベス役でしたね。
さすが、英国が舞台だと、役名もかぶるのでしょうか。
映画というものは、それぞれの時代と背景をよく、伝えてくれますね。知ってるようで何も知らない、イギリスのこの時代のひとつの側面が、よく理解できました。
何百年経とうと女性の心理などは変わりませんね~。
だからこそ逆に、その時代時代の背景や道徳や価値観などいろんな加味されているものがとても興味深いです。