サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

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第百三十五話

2013年08月19日 | 夢脳
煙草が吸いたくなったが、最新のおしゃれなホテルなので喫煙ルームがすぐに見つからない。ポケットをさぐっても煙草が見当たらない。煙草の販売カウンターをホテルマンに聞いて行ってみる。そこは、マスターと美しい担当レディが二人いて、バーカウンターのようになっている。煙草の銘柄はほとんど置いていない。マスターは静かにこちらを向いて、「こんな吸い方をご存知ですか?」と言って、マイルドセブンのフィルターを抜き出し . . . 本文を読む
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第百三十四話

2013年08月18日 | 夢脳
大手広告代理店の広い会議室のようなところに紛れ込んだ。たくさんのハガキを手分けして、ホワイトボードになにやら書き込み「正」の字を書き込んでいる。いまどきずいぶんアナログなやりかただと呆れる。どうやら、なにか新製品のネーミングの応募を整理しているらしい。知り合いがふたり、私を見つけて手を振る。「審査委員長が遅れてどうするんですか」と詰問される。状況がつかめないが、「さっきから作業の様子を後ろで見てい . . . 本文を読む
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第百三十三話

2013年08月04日 | 夢脳
真っ暗な部屋に私は一人でいる。カーテンを開けると、月明かりで庭が見える。下駄をはいて庭に出ると、そこから先は露天風呂のようになっている。薄暗くてよく見えないが、私は湯に入り込み腰までつかりながら不安定な岩場を進んでいく。ところどころに、腰をかけられるようなところがあり、男や女が無言で湯に浸かっているようだ。空を見上げると、月明かりが美しい。照明がついている一角が廊下のようになっており、そこで少女た . . . 本文を読む
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第百三十二話

2013年07月03日 | 夢脳
集会場のようなところで周囲には何百人の人がいる。信頼している何歳か年上のKが、いきなり私をみんなの前で糾弾しはじめる。どうやらこの集団に対する貢献度が少なく、私が連れてきたのは何年も前の初期のメンバーに限られるではないか、というようなことらしい。私は彼が何を言っているのか、わからない。答えるのも馬鹿馬鹿しいと思いながら、沈黙を守っていると、次々に見知った顔が発言を求め、同様の糾弾をする。場が不穏な . . . 本文を読む
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第百三十一話

2013年07月02日 | 夢脳
中東の出身らしい男が、私を地下室に導く。階上の部屋には、私の知り合いが何人もいる。地下の入り口の扉は、鍵がかかるようになっているのだが、何度やっても錠前が壊れている。部屋の中には、ベッドがふたつあり、それぞれのシーツの下には、十歳ほどの少女が全裸で横たわっているという。男は、顔の部分のシートをめくり私に見せる。とても可憐な少女だ。男はあなたのものだ、好きにしなさい、と言う。私は好奇心が擡げるのだが . . . 本文を読む
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第百三十話

2013年06月30日 | 夢脳
私は人で混雑するバザールを抜けながら、劇場を目指している。チケットを買おうとするが、どこが切符売り場かわからない。しばらくサロンのようなところにひとり佇んでいると、緑色の制服を着た美しい女性が近寄ってくる。「○○さんですね、お待ちしておりました」。「もうおひとりは先週にお亡くなりになったのですね」「前回は3年前の今日で××さんとご一緒でしたね」と私に話しかける。どこからそん . . . 本文を読む
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第百二十九話

2013年06月23日 | 夢脳
夕刻、私は繁華街から少し離れたホテルの入り口近くにいる。黒塗りの車がすっと近づいてきて、「おい」と声をかけられる。北野武が車から降りて、こちらに来る。「ちょっとやばいことになってしまって」と彼は言い、私に布で包んだ物体を渡す。ずっしりと重たい。拳銃のようだ。「アウトレイジの撮影ですか?」と私は間の抜けた問いを発する。いきなり、ホテルの入り口から、やくざ風の男が数人喚きながらこちらに突進してくる。武 . . . 本文を読む
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第百二十八話

2013年06月22日 | 夢脳
結構広い事務所で、引越し作業をしている。引越しのスタッフはみんなバイトのようで、安心して任せられる人がいない。私も素人なので、梱包の仕方などわかる人がいなくて、途方にくれる。「レコード盤」が千枚単位で見つかった、と連絡が入る。とりあえず、自宅に送ってくれと指示するが、プレーヤーもないのにどうするんだろうと迷うことになる。引越しはなかなか片付かない。どこに移動するのか、車は手配したのか、バイトにいく . . . 本文を読む
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第百二十七話

2013年06月07日 | 夢脳
キャッチボールをしようとしているが、相手が誰なのかよくわからない。田舎の家で、池の一角に私は立っている。キャッチャーミットを持つのだが、そのミットが突然ぐにゃぐにゃになる。池の向こう側から、ピッチャーが投げ込んでくる。かなりのスピードで手が痛いが、私は受けざるを得ない。ボールは風を切って、変幻自在に曲がってくる。ぐにゃぐにゃのミットで対応していることが信じられない。 何度かキャッチボールをしたあ . . . 本文を読む
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第百二十六話

2013年06月02日 | 夢脳
私は自転車に乗って、荒れ果てた畑地をよろよろと走っている。汗がだらだらと流れて、足も棒のようになっている。このままこの農道を進めば、どこに行き着くのかも定かではない。しばらくすると、白いぼろぼろのトラックが後方から近寄ってくる。私は少し道を避けて、トラックに道を譲る。運転席を覗いてみると、相方がハンドルを握っている。おーい、と声をかけると、窓から片腕を出して、トラックの荷物台を指差す。最初はなんの . . . 本文を読む
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第百二十五話

2013年05月25日 | 夢脳
とても広い洞窟のようなところで、あちこちに巨石が散らばっている。その巨石の上の部分や窪みの部分に、書籍が数え切れないほど置かれている。「これはあなたの本ですから必要なものを回収してください」と言われ、私は茫然とする。とても届きそうにもない高い場所にあるからだ。しかし、ひょいとジャンプすると、私は空中遊泳をするような感じで、洞窟内を自在に移動できることに気づく。しかし、どうやって持つのだろう?ためし . . . 本文を読む
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第百二十三話

2013年05月10日 | 夢脳
終戦後の闇市列車のような車輌に私は乗り合わせている。向かい合わせの旧式な木造座席で、時間は明け方のようだ。窓の外はうっすらと赤みを帯びている。周囲は異国の人たちばかりのようで、時々囁かれている言葉もどこの言葉かわからない。突然、前方から軍人たちが入り込んでくる。どうやら、テロで攻撃を受けるので、避難するようにということのようだ。私は窓を開けようとするが、錠もなくどうやら開けられないようだ。そのうち . . . 本文を読む
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第百二十二話

2013年04月30日 | 夢脳
一応顔は知っている程度のある若い女性から「相談したいことがある」と誘われる。面倒くさいなあと感じつつも、面白そうな呑み屋を指定されたので、出かけることにする。「あのあたりだね」とわかった気になって返事したが、いざ近くまで行っても、目指すようなゾーンにたどり着かない。西洋の中世の集落のような一角で、道は入り組んでくねくねしており、誰かに聞こうとしても道行く人に出会わない。突然賑やかそうな建物が出現し . . . 本文を読む
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第百二十一話

2013年04月14日 | 夢脳
昔の仲間たちと会う約束なのだが、場所がわからない。自分が呼びかけ役なのに。大きな居酒屋の広間の一角に陣取っている連中から呼び止められる。適当に相槌を打っていると、そのうち、聞き慣れた声が周囲から聞こえてくる。そちらに向かうとO君がいる。「みんなまちくたびれていたんだよ」と笑われる。周囲を見回すと、その大広間全体が知り合いばかりだ。6人ぐらいのかたまりがひとつの食卓を陣取っている。慌てて会場を回ると . . . 本文を読む
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第百二十話

2013年04月13日 | 夢脳
とても広い邸宅に私たちは招かれている。そこは個人美術館も兼ねており、前日から古今東西の名画に圧倒されていた。早朝、私たちは、その邸宅の屋上のようなところを散策している。屋上といっても、ちょっとした公園ぐらいの広さがある。主人からは、朝、みなさんを最後の作品と「対決」してもらうことになっている、と予告されていたのだ。 一角では朝食のテーブルが用意され、子供たちの歓声が聞こえる。竹馬に乗ったスペイン . . . 本文を読む
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