1月31日は「ジャイアント馬場忌日」。1999年、享年61歳。
スポーツ界でもっとも、ちゃかされつつ愛されたのは、元プロ野球投手、そして、プロレス入りし、力道山に可愛がられ、海外では「フランケンシュタイン・ババ」などのリングネームで大人気を博し、全日プロを主宰したジャイアント馬場であることは、間違いない。
伝説を数え上げればきりがないが、晩年は、ちゃかされることを楽しんでいた節がある。
たいへ . . . 本文を読む
1月30日は「宮本常一忌日」。1981年、73歳のこと。
山口周防大島に生まれた宮本は、生涯をかけて、日本の民衆をフィールドワークしつづけた。小学校教諭を続けながら、独特のきどらない服装で、町から町へ、村から村へ、歩きに歩いた。そして、膨大な記録を残した。
生涯で1200軒以上の民家に泊まらせてもらったという。丁寧に丁寧に、古老達から話を採取し、道具をスケッチしたりした。柳田國男や折口信夫とは . . . 本文を読む
実話に基づくチョ・スンウ主演の感動作。監督は本作が長編デビュー作となるチョン・ユンチョル。息子を想う母親を熱演したのは、22年ぶりにスクリーンに復帰をはたしたキム・ミスク。韓国で社会現象を巻き起こし、今年最大の話題作となった作品。[もっと詳しく]
普通の「障害者」の日常が、普通の母親の「絶対愛」に包まれる。
韓国映画で「障害」を正面から扱った作品として、多くの人が「オアシス」をあ . . . 本文を読む
1月29日は「タウン情報の日」。タウン情報全国ネットワークが制定。1973(昭和48)年、日本初の地域情報誌『ながの情報』が発行された。
20代後半、僕は「地域活力推進センター(略称LEAD)」をつくろうと思い決め、全国を飛び回った。そのとき、訪問させていただいたのが、タウン情報全国ネットワークの面々である。
結局、タウン誌ないしその発行母体である印刷所などと十数県で、提携させていただいた。僕 . . . 本文を読む
1月28日は「石ノ森章太郎忌日」。1968年、60歳。
「マンガの神様」と呼ばれたのは手塚治虫であるが、石の森は「マンがの王様」と呼ばれた。もともと、少女マンガでデヴューしたのだが、僕は、石の森が描く女性や、少女がなにより好きだった。
デヴューは1954年だが、絶頂期は、「ジュン」「佐武と市捕物控」などを発表し、第13回小学館漫画賞をとった1968年ぐらいかもしれない。たぶん中学生の時、石ノ森 . . . 本文を読む
1月27日は「源実朝忌日」。1219年、数え28歳。第三代征夷大将軍であり、かつ右大臣であった実朝は、甥の公暁に暗殺された。
もともと、10代の頃、山崎正和の戯曲「実朝出帆」で、まだ見ぬ「宋」に向かうための巨大な船を建造し、しかし、ついに沖にでることはかなわなかった実朝の「夢の座礁」が印象にあった。そのあとは、吉本隆明の「源実朝」。複雑な詩人(歌人)としての実朝。
頼朝と北条政子の間に生まれ、 . . . 本文を読む
1月26日は「インド共和国記念日」。1946(昭和21)年にイギリスから独立し、1950(昭和25)年に憲法が施行されたことを記念した日。
眠れる大国インドだが、決して眠っていない。中国との摩擦が広がる中、インドに対する注目がとても高まっている。英語をしゃべる大国なので、IT立国として、世界の注目を受けている。
平成12年に外務省が、インドと日本の関係をアンケート調査している。インド人の殆どは . . . 本文を読む
1月25日は「三木のり平忌日」。1999年、73歳。
生涯、喜劇俳優であったが、桃屋の「ごはんですよ」のキャラクターとしても有名。いい、バイプレイヤーでありました。本名は田沼則子(ただし)。聖徳太子や小野妹子や、昔は有名な男性は「子」を用いていたという父親の理由で名づけられたという。
亡くなってからの「ごはんですよ」。息子さんの俳優小林のり一氏が吹き込んでいらっしゃるようだ。 . . . 本文を読む
1月24日は「モディリアーニ忌日」。1920年、35歳のことである。
先日、アンディ・ガルシアが演じた「モディリアーニ」をDVDで見た。第一次世界大戦後のパリのカフェ。ここに、連日連夜、アーティストが集まるのだが、あるカフェの影響力の中心にいたのが、ピカソとモディリアーニ。芸術的方法論も対極にあったかもしれないこの二人は、お互いの中に、自分に無いものを感じ取っている。
ユダヤの血を引き、生涯ア . . . 本文を読む
1月23日は「電子メールの日」。電子メッセージング協議会(現在のEジャパン協議会)が1994(平成6)年に制定。「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合せ。
電子メールのやりとりのなかで、時間が24時間になった。当然、功罪はある。常識的な、営業時間範囲のなかで、やりとりしていたものが、とにかく、送付したからね、ということで、深夜にメールが届く。そうすると、なんで、半日も寝かせるのか?と . . . 本文を読む
1月22日は「ジャズの日」。東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001(平成13)年から実施。JAZZの"JA"が"January"(1月)の先頭2文字であり、"ZZ"が"22"に似ていることから。
やはり、大学時代になるだろうか。多くの若者達と同様、関西の街で、僕の根城はJAZZの店だった。毎日毎 . . . 本文を読む
1月21日は「梶原一騎忌日」。1988年、51歳。
漫画少年であった僕たちは、梶原一騎、そしてもうひとつのペンネームである高森朝雄抜きに、少年期を語れない。
「明日のジョー」や「巨人の星」を毎週リアルに週刊誌で読めたワクワク感。しかし、梶原一騎その人の人生を俯瞰してみれば、やはり、「空手バカ一代」での大山倍達との出会いが決定的であった。その後は、大山に反逆したり、大山を「悪」に描いたり・・・格 . . . 本文を読む
1月20日は「玉の輿の日」。1905(明治38)年、アメリカの金融財閥モルガン商会の創立者の甥、ジョージ・モルガンが祇園の芸妓・お雪を見初め、結婚した。お雪は「日本のシンデレラ」と呼ばれた。
日本では、「家柄」というものが、大半は平準化しており、なにが、シンデレラなのかは、判然としない。いまでいえば、六本木ヒルの成金に群がる構図なのか。昔からの山林王など、日本でもとんでもない資産者も残ってはいる . . . 本文を読む
1月19日は「東京ローズが特赦された日」。1977年のこの日、フォード米大統領が「東京ローズ」ことアイバ戸栗ダキノに特赦 を出した。
東京ローズは、自由になるまでに30年以上かかった。国籍は、まだ、米国にも、日本にもない。ご健在だとすれば、1916年生まれだから90歳ぐらいだ。「あの人はいま」の追いかけに対しても、所在を隠し、かたくなに沈黙を守っているという。やはり、戦争犠牲者のひとりであろう。 . . . 本文を読む
1月18日は「都バス記念日」。東京都交通局が制定。1924(大正13)年、東京市営乗合バスが東京駅への2系統で営業を開始した。
バスは、休日散歩で月に1,2回使う。好きな、コースのひとつに、「都電、都バス、都営地下鉄1日乗車券」がある。
現在の、目黒南の自宅からは、とことこ歩き、サレジオ教会、すずめのお宿公園を横目にみながら、ダイエー碑文谷店まで。そこから、都バスに乗り、気分によって、乗り換え . . . 本文を読む