サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

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mini review 11531「ノルウェイの森」★★★★★★☆☆☆☆

2011年07月19日 | 座布団シネマ:な行
1987年に刊行されベストセラーとなった村上春樹の代表作「ノルウェイの森」を、『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が映画化。亡くなった親友の恋人との関係を通し、主人公の青年の愛と性、生と死を叙情的につづる。主人公には松山ケンイチ、大切な人の死をきっかけに主人公と心を通わせていく女子大生に菊地凛子がふんし、複雑な人間性を繊細に演じる。トラン・アン・ユン監督のみずみずしい世界観と . . . 本文を読む
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mini review 10509「狙った恋の落とし方。」★★★★★★★☆☆☆

2010年12月11日 | 座布団シネマ:な行
一夜にして大金持ちになった中年男が、婚活中に出会った美女と恋に落ち、北海道を旅するロードムービー仕立てのラブ・コメディー。『女帝 [エンペラー]』などの中国のヒットメーカー、フォン・シャオガン監督が、シャオガン作品の常連グォ・ヨウ、台湾の人気女優スー・チーを迎え、人生の転機が訪れた男女の旅路を映し出す。中国で北海道ブームを巻き起こした風光明媚(めいび)な道東の映像美も見もの。[もっと詳しく] した . . . 本文を読む
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mini review 10502「脳内ニューヨーク」★★★★★★★★☆☆

2010年11月13日 | 座布団シネマ:な行
『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の脚本家、チャーリー・カウフマンが監督デビューを果たすエンターテインメント・ムービー。人生に行き詰った人気劇作家が、自分の人生を再生するため、壮大な芸術プロジェクトの構想を思いつく。主人公をオスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが好演する。無限の想像力をかき立てられる予測不能な脚本や、斬新な映像などチャーリー監督の非凡なセンスと独創性に着目だ。 . . . 本文を読む
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mini review 10476「ノーボーイズ,ノークライ」★★★★★★☆☆☆☆

2010年07月31日 | 座布団シネマ:な行
裏稼業で知り合った日本と韓国の二人の青年が、孤独や絶望の中で人間の温もりを知り、静かにきずなを深め合う過程を描く人間ドラマ。『ジョゼと虎と魚たち』をはじめ繊細(せんさい)なストーリーを編み出す渡辺あやが脚本を担当し、韓国の新鋭・キム・ヨンナムがメガホンを取る。キャストには家族への複雑な感情を抱える青年に妻夫木聡、孤独だが純粋な運び屋に『チェイサー』のハ・ジョンウがふんする。美しく切ないタッチでつづ . . . 本文を読む
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mini review 10468「夏時間の庭」★★★★★★★☆☆☆

2010年07月10日 | 座布団シネマ:な行
フランス・オルセー美術館20周年企画の一環で製作された、美しい芸術と印象派を思わせる自然を堪能できる感動的な家族ドラマ。母から遺された貴重な美術品を整理する兄妹たちの姿を通して、いつの時代も変わらぬ人の心を描きだす。主演はオスカー女優のジュリエット・ビノシュ。フランス映画の異才、『イルマ・ヴェップ』のオリヴィエ・アサイヤスが監督を務める。スクリーンを彩るコローやルドンの絵画、アール・ヌーヴォーの家 . . . 本文を読む
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mini review 10451「2012」★★★★★★☆☆☆☆

2010年04月19日 | 座布団シネマ:な行
マヤ暦による2012年終末説を題材に、『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』のローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービー。地球滅亡を目の前になすすべもない人々が、巨大な自然災害から必死に逃げまどう姿を描く。偶然にも地球の危機を知ってしまうリムジン運転手に『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザックがふんし、大事な家族を守るために奔走する。大地震、火山噴火、津波など最新CG技術による . . . 本文を読む
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mini review 09389「七夜待」★★☆☆☆☆☆☆☆☆

2009年09月14日 | 座布団シネマ:な行
『殯(もがり)の森』で第60回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督が、故郷の奈良からタイに舞台を移し、多国籍の俳優とスタッフとともに創りあげた意欲作。タイにやって来た一人の女性が、古式マッサージを通して異国の文化や人々とふれあい、心の滞りを流していく。主演の長谷川京子をはじめ、俳優たちに互いの関係性や物語を知らせず、その日の撮影予定だけをメモで渡すという独自の演出が、キャスト陣のリアル . . . 本文を読む
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mini review 09375「ノン子36歳 (家事手伝い)」★★★★★★★★☆☆

2009年08月09日 | 座布団シネマ:な行
バツイチで、実家の神社で家事手伝いをしている三十路(みそじ)半ばのヒロインが、年下の若者と出会ったことで前向きに生きるようになる姿を描く恋愛映画。『アンテナ』の熊切和嘉監督が初の女性映画に挑み、無気力な三十路(みそじ)女の生活をリアルに映しだす。主演のノン子を演じる坂井真紀が、『ビルと動物園』に続いてリアルな30代女性像を体現。のどかで心安らぐ埼玉県のロケーションも、厳しい現実をポジティブに歩いて . . . 本文を読む
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mini review 08341「NEXT -ネクスト-」★★☆☆☆☆☆☆☆☆

2008年12月06日 | 座布団シネマ:な行
アメリカを壊滅させる恐れのある核爆弾テロの阻止を託された、予知能力を持つ男にふんするニコラス・ケイジの大奮闘を描くアクション大作。『ブレードランナー』『マイノリティ・リポート』のフィリップ・K・ディックの短編小説を基に、『007/ダイ・アナザー・デイ』のリー・タマホリがメガホンを取った。主人公の目に映るのは、ほんの2分先の未来。刻々と迫るタイムリミットが迫る中、最後まで途切れない緊張感を体感できる . . . 本文を読む
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mini review 08321「奈緒子」★★☆☆☆☆☆☆☆☆

2008年08月11日 | 座布団シネマ:な行
映画『ロボコン』の古厩智之監督がメガホンを取り、伝説の駅伝コミックを映画化した青春映画。辛い過去を持つ因縁の2人が再会し、高校駅伝代表を目指して猛練習に励むひと夏の様子を描く。心に傷を負ったヒロインに挑むのは、映画『出口のない海』などで着実に女優として成長を続ける上野樹里。共演の映画『恋空』の三浦春馬とともに、ストイックな演技を見せる。ただひたすら“走る”ことによって、悩みや苦しみを乗り越えていく . . . 本文を読む
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mini review 08295「ニキフォル 知られざる天才画家の肖像」★★★★★★★★☆☆

2008年05月15日 | 座布団シネマ:な行
チェコのカルロヴィ・ヴァリ映画祭でグランプリを受賞したほか、各国の映画祭で大絶賛された伝記ドラマ。ポーランドを代表する現代絵画の鬼才として世界的に知られる画家ニキフォルの生き様を描く。監督はポーランドの名匠クシシュトフ・クラウゼ。86歳のベテラン女優クリスティーナ・フェルドマンが、男性であるニキフォルの晩年を圧倒的な演技力で熱演する。単なる伝記映画の枠を超え、ニキフォルの人間性に迫った感動作。[も . . . 本文を読む
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mini review 07245「夏物語」★★★★★☆☆☆☆☆

2007年07月16日 | 座布団シネマ:な行
生涯でたったひとりの女性を想い続けて生きてきた、初老の大学教授の純愛と情熱を描く感動のラブストーリー。『品行ゼロ』で監督デビューを飾ったチョ・グンシクがメガホンをとり、韓流スターのイ・ビョンホン、『ファミリー』のスエのダブル主演で、1969年の農村を舞台に時代の波に引き裂かれた男女の悲恋を紡ぎ出す。20代と60代を演じ分けたビョンホンの演技力は必見。過去と現在を交差させて男女の哀切を映し出す趣向も . . . 本文を読む
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mini review 07230「紀子の食卓」★★★★★☆☆☆☆☆

2007年05月07日 | 座布団シネマ:な行
17歳の平凡な女子高生・紀子は、父・徹三、母・妙子、妹・ユカの家族4人で暮らしている、。田舎の生活や家族との関係に苛立ちを感じていた彼女は、「廃墟ドットコム」というサイトで知り合った女の子たちに悩みを打ち明けていた。彼女... 続き 詩人は、世界の皮膜を、剥ぎ取り続けなければ、ならない。 園子温は、17歳で詩人としてデヴューした。 「ジーパンをはいた朔太郎」などと評されていたらしい。 街頭で . . . 本文を読む
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mini review 07216「長い散歩」★★★★★☆☆☆☆☆

2007年03月20日 | 座布団シネマ:な行
妻をアルコール依存症に陥らせて亡くし、娘の憎しみを買い、家庭の和を築くことができなかった安田は、定年退職を期に小さなアパートに独り暮らし始めた。安田の隣に住むのは母子家庭の母子。激しい虐待を繰り返す母親から幼い少女を... 続き 世界はあまりに残酷に、わかりあえなくなっている。 奥田瑛二監督の長編3作目にあたる。 第1作の「少女」は、奥田瑛二自身が主役でもあるのだが、いいも悪いも、「これが奥 . . . 本文を読む
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mini review 07192「ニライカナイからの手紙」★★★★★★★★☆☆

2007年01月20日 | 座布団シネマ:な行
「風希、お誕生日おめでとう・・・」涙を必死にこらえながら竹富島の船着場で母 昌美を見送った6歳からずっと、風希と母をつなぐものは、毎年誕生日に送られてくる手紙だけだった。竹富島で祖父 とふたりで暮らす風希。やがて、父の... 観客もまた「うつぐみ」であるかのように 日本最南端の町。沖縄から南西に450km。八重島諸島にある竹富島が舞台となっている。僕ももう、十七年ほど前のことになるが、このあ . . . 本文を読む
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