サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

飛んで火にいる(わざわざ交番に出向く窃盗犯のお間抜け度80点)

2009年09月30日 | それでも世界は回る
財布窃盗後、自分の財布落とす 警察に出向き容疑者逮捕 2009年9月29日1時5分  銭湯のロッカーから財布を盗んだとして、福岡県警は28日、福岡市西区生の松原1丁目、無職田中浩一容疑者(55)を窃盗容疑で緊急逮捕し、発表した。  西署によると、田中容疑者は8月21日夜、同市早良区小田部5丁目の銭湯で脱衣所のロッカーから現金10万3千円や免許証などが入った財布を盗んだ疑いがある。  田中 . . . 本文を読む

mini review 09398「映画は映画だ」★★★★★★★☆☆☆

2009年09月29日 | 座布団シネマ:あ行
ヤクザをリアルに演じたいスター俳優と、俳優になりたかったヤクザが出会い、お互いが住む世界に惹(ひ)かれていくアクション・ドラマ。韓国映画界の鬼才監督キム・ギドクが製作を務め、数々のキム・ギドク作品で助監督を務めてきたチャン・フンがキム・ギドクの原案を映像化した。俳優の夢を捨て切れないヤクザを演じるソ・ジソブ、ヤクザより暴力的で高慢な映画スターを演じるカン・ジファンが激突する、クライマックスのファイ . . . 本文を読む

mini review 09397「チョコレート・ファイター」★★★★★★★☆☆☆

2009年09月28日 | 座布団シネマ:た行
並み外れた格闘能力を持つヒロインが母の敵を討つためマフィアと死闘を繰り広げるアクション・ムービー。『マッハ!』『トム・ヤム・クン!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督がメガホンを取り、得意のムエタイにカンフーの要素も採り入れ、神技レベルのアクション演出の数々で圧倒する。テコンドー選手だったジージャーがノースタントでリアルファイトを披露。日本人ヤクザ役で阿部寛が出演するなど、国際色豊かな作風も見もの。 . . . 本文を読む

117日目「開国博Y+150(ベイサイドエリア)」横浜

2009年09月27日 | 姪っ子メグとお出かけ
姪っ子メグ もう、だいぶん前になるね。横浜博に来たんだけど、おじさん、急に人ごみに躊躇して、今日はやめようということになって、海の見える丘の方に行ったんだったよね。 キミオン叔父 そうだったな。で、あれよあれよという間に、今日が最終日になっちゃった。 なんか、最終日だから、またすごい人出かなと思ったけど、そうでもないみたいね。 もう、生理的に並ぶということが耐えられなくなってきてるんだよ。並んで我 . . . 本文を読む

mini review 09396「パッセンジャーズ」★★★★☆☆☆☆☆☆

2009年09月26日 | 座布団シネマ:は行
飛行機事故で奇跡的に生還した5人の乗客のカウンセリングを担当するセラピストが、不可解な事態に巻き込まれていく心理サスペンス。事故に関する事実を証言しながら次々と失踪(しっそう)する生存者たちをめぐり、スリルと謎が複雑に交錯するサスペンスフルなドラマが展開する。真実を追求するセラピストを演じるのは、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。監督は『美しい人』のロドリゴ・ガルシア。予想を裏切る衝撃の結末 . . . 本文を読む

プールサイド小景/庄野潤三(作家)/88歳

2009年09月25日 | 毎日がメメント・モリ
庄野潤三さん死去 「プールサイド小景」で芥川賞 9月23日7時56分配信 産経新聞  作家で日本芸術院会員の庄野潤三(しょうの・じゅんぞう)さんが21日午前10時44分、老衰のため、川崎市多摩区三田5の9088の自宅で死去した。88歳。大阪市出身。告別式は28日午後1時、川崎市多摩区南生田8の1の1、信行寺春秋苑で。喪主は妻、千寿子(ちずこ)さん。  父は教育者で、大阪・帝塚山学院の . . . 本文を読む

mini review 09395「誰も守ってくれない」★★★★★★☆☆☆☆

2009年09月24日 | 座布団シネマ:た行
殺人犯の妹になった少女と、彼女を保護する刑事の逃避行を通じて日本社会の理不尽さを問う社会派ドラマ。『踊る大捜査線』シリーズの脚本を手掛けた君塚良一が脚本と監督を兼ね、過熱するマスコミ報道と容疑者家族の保護をテーマにした問題作を撮り上げた。兄の逮捕で世間から糾弾される少女に志田未来、彼女を守る刑事に佐藤浩市。手持ちカメラの擬似ドキュメンタリー手法が非情な社会感情を浮き彫りにし、観る者の心に迫る。[も . . . 本文を読む

mini review 09394「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎 」★★★★★★★★☆☆

2009年09月23日 | 座布団シネマ:は行
死後、急に評価が高まりつつある孤高のアウトサイダー・アーティスト、ヘンリー・ダーガーの一生に迫るドキュメンタリー。アカデミー賞受賞経験もある気鋭のジェシカ・ユー監督が病院の掃除人として生涯を終えた一人の男の人生を、生前の彼を知る人々の証言と、その膨大な作品群から浮かび上がらせる。ナレーションを担当するのは『宇宙戦争』などの名子役、ダコタ・ファニング。常人の想像をはるかに超える独創的な世界が観客をと . . . 本文を読む

第十八話

2009年09月22日 | 夢脳
高層ビルの1フロアを使って、ある金融会社の企業展示のショーがなされている。 企業パンフレットの入った袋に、タバコが1カートンセットされていて、自由に持っていっていいと、キャンペーンガールに言われる。 私は「得したな」とニンマリする。 そのほか、会場では、たくさんの提供品があり、片っ端から持って帰る。 そのひとつで、数百頁もある分厚くしっかりと装丁された、社史が入っている。 江戸時代からの会社の歴史 . . . 本文を読む

mini review 09393「12人の怒れる男」★★★★★★★★★☆

2009年09月21日 | 座布団シネマ:さ行
シドニー・ルメットの名作『十二人の怒れる男』を、巨匠ニキータ・ミハルコフが舞台を現代のロシアに置き換えてリメイクした社会派ドラマ。ヴェネチア国際映画祭で特別獅子賞を受賞したほか、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされている。継父殺しの殺人容疑がかかったチェチェン人少年の裁判をめぐり、12人の陪審員がさまざまな思惑を交錯させながら審議を展開。現代ロシアの抱える社会問題を浮き彫りにした、骨太な味わ . . . 本文を読む

116日目「渋谷金王八幡宮例大祭 神輿連合渡(道玄坂)」渋谷

2009年09月20日 | 姪っ子メグとお出かけ
姪っ子メグ 今年の秋連休は、お天気に恵まれたわね。おじさん、今回は遠出しないの? キミオン叔父 出かけない。高速も渋滞だろうしね。家で、昔の映画作品のDVDをまとめてみようかな、と。 いま、どこを歩いても、秋祭りね。商店街なんかも、提灯ともして、あちこちで夜店をやったりしてる。 近所の西小山から武蔵小山のほうにかけても、いまは両社祭かな。これは小山八幡、三谷八幡両社の合同祭なんだけど。西小山に10 . . . 本文を読む

mini review 09392「イントゥ・ザ・ワイルド 」★★★★★★★☆☆☆

2009年09月19日 | 座布団シネマ:あ行
すべてを捨てアラスカへと放浪の旅へ出た裕福な青年の心の軌跡を描いた人間ドラマ。ショーン・ペンが監督を務め、原作は冒険家ジョン・クラカワー著のノンフィクション小説「荒野へ」。前途有望な未来を捨て自由を選択したすえに悲惨な最期を遂げる若者を演じるのは『ロード・オブ・ドッグタウン』のエミール・ハーシュ。『ダーティハリー2』のハル・ホルブルックが、愁いをたたえた老人の役で登場。青年が足を踏み入れていく、美 . . . 本文を読む

mini review 09391「悪夢探偵2 」★★★★★★★☆☆☆

2009年09月18日 | 座布団シネマ:あ行
塚本晋也監督が松田龍平を主演に迎え、他人の夢に入ることができる青年の活躍を描くサイコ・スリラー『悪夢探偵』シリーズ第2弾。依頼人の悪夢に登場する怖がりな少女に、極端に怖がりだった亡き母の面影を見た悪夢探偵が、彼女たちを救うために奮闘する。ヒロインは、300人を超える応募者の中から選ばれた期待の新星・三浦由衣。共演には『誰も知らない』の韓英恵、『イン・ザ・プール』の市川実和子、ベテラン光石研ら実力派 . . . 本文を読む

花はどこに行った/マリー・トラバース(PPM)/72歳

2009年09月17日 | 毎日がメメント・モリ
ピーター・ポール&マリーのトラバースさんが死去 9月17日17時28分配信 ロイター 拡大写真  9月16日、米メディアはピーター・ポール&マリーのマリー・トラバースさん(中)が死去したと報じた。2006年6月、ニューヨークでポール・ストゥーキーさん、ピーター・ヤロウさんと(2009年 ロイター) [ワシントン 16日 ロイター] 米国の各メディアは16日、「花はどこへ . . . 本文を読む

mini review 09390「休暇」★★★★★★★☆☆☆

2009年09月16日 | 座布団シネマ:か行
文豪、吉村昭の同名短編小説を原作に、死刑に立ち会うことになった刑務官たちの苦悩を描いた人間ドラマ。海外でも高く評価された『棚の隅』の門井肇が監督を務め、新婚旅行の休暇を取るため死刑執行補佐を買って出た刑務官の姿を通し、命の尊さ、本当の幸福を問いかける。生と死の間で揺れ動く刑務官に『歓喜の歌』の小林薫。死刑囚役に『パッチギ! LOVE&PEACE』の西島秀俊がふんするほか、大塚寧々、大杉漣、柏原収史 . . . 本文を読む