サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

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目黒区美術館初代館長/加藤貞雄(美術評論家)/81歳

2014年03月21日 | 毎日がメメント・モリ

<訃報>加藤貞雄さん81歳=美術評論家

毎日新聞 3月21日(金)18時47分配信

 加藤貞雄さん81歳(かとう・さだお=美術評論家)17日、肺がんのため死去。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻福子(ふくこ)さん。

 毎日新聞学芸部記者として美術を担当。退職後、東京都の目黒区美術館、茨城県近代美術館の館長を務めた。

はもう30年以上、JRで言えば、恵比寿、目黒というあたりに住んでいるので、目黒駅から歩いて6.7分、目黒川沿いの目黒区美術館は、企画催しはほとんど顔を出しているはずだ。

ほんとうに小さな美術館で1987年に開館した。
その最初の館長さんが加藤貞雄さんなのである。

小さな区立美術館の予算などたかがしれている。
この美術館の所蔵コレクションも地元に関係する人たちのものが多いが、それほど世界を注目させるものではない。

建物もすっきりはしているが、有名な建築家の作品ではない。
企画展の入場料金も700円ぐらいで、僕はずっと「ぐるっとパス」を使っているから、その都度の料金は発生しない。

目黒区の区民のための作品発表会が中心の別棟もあるし、本館でもワークショップが盛んである。

そして、ここで僕は記憶に残る多くの企画展を体験してきたし、その目録も、なかなか頑張っているものが多いし、昔の在庫は半額ぐらいで提供しているのも偉いと思う。

加藤貞雄さんとは直接お話した記憶はない。
毎日新聞学芸部記者の美術担当であったということは、画壇の権威でもないし、アカデミズムの権威に服従しているわけでもなさそうだ。

どちらかというと、市民目線の企画が多いような気がする。
現在の館長は、四代目であるが、この区美術館の「色」を作ったのは加藤貞雄さんであり、そのコンセプトを予算がたぶんあまり潤沢でないなかを、現在の少数のキュレーターの人たちが頑張って意図を継続されているのだろう。

どこもこういう施設の運営予算は、お寒い状況である。
先日はシャガールの版画の特集であり、次の展覧会はアメリカの建築家でもあり教育家でもあったジョージ・ネルソンの企画展であり、楽しみにしている。
加藤貞雄さんのご苦労はこれからも引き継がれていくことだろう・・・合掌!
 

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