アメリカ . . . 本文を読む
9月30日は、内村鑑三が「聖書之研究」を創刊した日(1900年)。イエスの信仰による闘いを宣言した日といえる。
「聖書之研究」には宝石のような言葉が多く見られるが、僕の好きな一節。
<最も悲しむべき孤独>
孤独必ずしも好(よみ)すべきものにあらず。
されども世には孤独にまさるの悲境あるなり。
すなわち人と交わるを知って神と共なるを知らざる者の境遇なり。
ひとり神と共にあるは、全世界の人 . . . 本文を読む
中国山西省・大同(ダートン)。19歳のシャオジィとビンビンは定職にも就かず毎日気ままな生活を送っていた。ビンビンには受験生の恋人ユェンユェンがいた。だが、彼女が北京の大学を志望していると知ると、ビンビンは自分も北京に行こうと兵役志願を決意する。一方、シャオジィはダンサーのチャオチャオに出会って一目惚れしてしまう。しかし、彼女にはヤクザの愛人チャオサンがいた。それでもシャオジィはチャオチャオにアプロ . . . 本文を読む
9月29日は「宣長忌」。宣長の庵は「鈴屋(すずのや)」と呼ばれていたため「鈴屋忌」ともよばれている。国学者・本居宣長の1801(享和元)年の忌日である。
宣長は比較的裕福な商家の出であったが、開業医となり、そのかたわら学問を続け、30年かけて「古事記」を完成させた。12歳から亡くなるまでの宣長の住居は保存され、現在、松阪城址に移築されている。宣長は「鈴」の収集家であり、研究に疲れると、鈴のチリン . . . 本文を読む
新進気鋭の若手監督コンビが描くデッドエンド・スリラー。主演は『ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2』のレイ・ワイズ。世界各国の映画祭で高い評価を受けた、幾重もの謎に包まれたサスペンス・スリラー。[もっと詳しく]
こういう若手監督たちを、甘やかしてはいけない!
世界各国で「ファンタジック映画祭」なるものがあるわけで、アカデミーとか、カンヌとか、ある種の権威的映画祭と比 . . . 本文を読む
9月28日は「日本赤軍によるダッカ事件が起こった日」。1977年の今日、日本赤軍はインド上空でJALDC-8型をハイジャック、バングラデシュのダッカに着陸させた。乗客156人。要求は9人の政治犯(赤軍関係者以外に2名の一般犯)の釈放と600万ドル(当時のレートで16億円)の身代金。
当時の首相は福田。官房長官は園田である。政府は「超法規処置」をとり、有名な「人命は地球より重し」という名セリフが吐 . . . 本文を読む
9月27日は「ソニーがアメリカの映画会社を買収した日」。1989年、ソニーはコロンビアピクチャーズ・エンタテインメントを46億ドルで買収した。松下も、イケイケドンドンだったしね。まあ、ティファニー買収ではなく、このエンターテイメント進出は、正解だったのでしょう。
それにしてもソニー。すごいことになってるなあ。出井体制の「デジタル・キッズ」宣言なんて、少し前の話なのにさ。
以前、僕が会社に勤めて . . . 本文を読む
『愛と哀しみの果て』のシドニー・ポラックが、アカデミー俳優のニコール・キッドマンとショーン・ペンを迎えて作り上げたサスペンス・スリラー。複雑に絡み合った物語は、観る者を頭脳戦へ導く。また国連内部でロケを敢行しただけあり、が細部までリアリティにこだわった作りとなっている。[もっと詳しく]
僕の推理は、見事に外れてしまいました。
DVDを2回とポラック音声解説とで、都合3回観てしまった。映画の解 . . . 本文を読む
『ファストフード・ファストウーマン』のアモス・コレック監督とアンナ・トムソンが2年ぶりにコンビを組んだ意欲作。『エクソシスト』以来、29年ぶりにアーサー・ストーチがブリジットを熱愛するピートの父親役で映画出演している。サティの「ジムノペティ第2番」をソロ演奏するジョー・デリアも見逃せない。[もっと詳しく] 主役のアンナ・トムソンは、まるで「マグダラのマリア」のように。
この映画は、ブリジットを演 . . . 本文を読む
9月26日は「ワープロの日」。1978(昭和53)年、東芝が世界初の日本語ワープロを発売した。値段は630万円だった。
日常の仕事にワープロを使い出したのは、ここ20年ほどのことである。
最近では当たり前のように使われるワードプロセッサだが、初期の学習機能がいまからすると考えられないほど「低脳」だったせいもあるが、作家諸兄にも、ワープロの使用をめぐって、賛否両論があった。
安部公房などが、い . . . 本文を読む
9月25日は日本プロ野球史上、「はじめてのノーヒットノーラン」が達成された日である。1936年、沢村忠によってだ。
日本のプロ野球の創設は戦前のことだ。沢村を含む選手たちは、1シーズン、アメリカに「球団」として、武者修行に出た。広いアメリカを遠征して、旅費、食事代は原則、試合の観客料でまかなった。とんでもない苦労の連続であったようだが、彼らの帰国後、日本のプロ野球リーグがスタートしたのだ。
僕 . . . 本文を読む
9月24日は「畳の日」。全国畳産業振興会が制定。い草の緑色から「みどりの日」の4月29日と、「環境衛生週間」の始りの日であり「清掃の日」である9月24日の2回ある。
散歩好きな僕は、週末ごとに、どこかの商店街をふらっと歩く。僕にとって、好きな町の条件はいくつかある。
1.賑やかな「魚屋さん」があること。(スーパーでは駄目)
2.古本屋があること。(ブックマートでは駄目)
3.銭湯があること。( . . . 本文を読む
9月23日は「不動産の日」。全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が1984(昭和59)年に制定。秋は不動産取引が活発になる時期であることと、「ふ(2)どう(十)さん(3)」の語呂合せから。
元々、生まれたときから「借家」住まいであった。父は祖母の関係で、煩雑に引越しを繰り返した。だからか、あまり、「家」に関しての執着はなかったと思う。また、松阪の借家は、旅館のつくりなので、庭もとても大きく、貸 . . . 本文を読む
ハリウッドリメイクも決定し、大ヒットした香港映画の3部作がついに完結する。1部の10か月後から始まる本作は、アンディ・ラウを中心に、謎の人物として登場するレオン・ライとの演技合戦を繰り広げる。トニー・レオンはもちろん1部と2部の出演者総出演で、最終章にふさわしい豪華さ。[もっと詳しく] 彷徨い続けるしかない「無間地獄」の哀しさ。
3部作完結になるわけだが、ともあれ、このシリーズで、僕の香港映画に . . . 本文を読む
9月22日は「三越岡田社長解任」の日。1982年の三越取締役会で岡田茂社長の解任が決議された。岡田氏が発した「なぜだ」が流行語になった。
1年程前だったか。岡田社長解任の端緒を作ったとされた、竹下みちさんに、お会いした。美しく、かくしゃくとされていたが、やはり、「三越事件」の経過に関しての、積年の恨みは持ち続けておられる。
以前にも、出版などで、竹下みちとしての言い分は出されているが、あらため . . . 本文を読む