【神奈川・鎌倉市】日蓮に帰依した石井長勝が伊豆流刑から戻った日蓮上人のため邸内に結んだ庵(本圀寺)を寄進したのが起源で、弘長三年(1263)の創建。 その後荒廃したが、日隆上人が復興し、開基石井長勝にちなんで長勝寺に....。
この地は、日蓮上人が法難に遇った際、帝釈天の使いである白猿に助けられたことから帝釈天の霊場に…。 本堂(帝釈堂)前に日蓮聖人像と四天王(持国天、増長天、広目天、毘沙門天)像が立つ。
山門をくぐり参道を進むと奥に帝釈天を祀る堂々とした本堂(帝釈堂)が....。 その前に高さ8mの日蓮聖人像(高村行雲作)と周りに四天王が聖人を護るように立っている。
左側の少し高くなった所に建つ法華三昧堂や鐘楼などの写真を撮り終えて下に戻ろうとすると、急に境内に人が増え、ざわめき出し、何事かと思っていると、本堂から白装束に身を包んだ10名ほどのお坊さんがでてきて....暫くすると境内の水行場でを唱えながら冷水を浴び始めた。
毎年2月11日に修行僧が冷水を浴びる荒行が行われるらしい....が、訪問したのは年の瀬も迫った12月27日。新年を迎えるためのお清めの水行かな?
豪壮な山門
山門の近景....見事な木鼻だ
参道から眺める本堂(帝釈堂)
本堂前の日蓮上人辻説法像と迫力満点の四天王
堂々たる風格の日蓮上人像
増長天(前)と広目天 持国天(前)と毘沙門天
本堂遠景....宝形造りの屋根が美しい
本堂
本堂近景
六角堂遠景 六角堂
一段高い所に建つ本師堂
本師堂 本師堂の内部
鐘楼全景(奥は本師堂)
鐘楼近景
意外に大きい梵鐘
法華堂(法華三昧堂)への石段と石燈籠
法華堂....五間堂という鎌倉時代特有の建築様式
法華堂
百度石 石碑等
水行に向う荒行僧
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