【神奈川・鎌倉市】源頼朝が鎌倉幕府の礎石となった三浦大介義明の菩提を弔うため建久五年(1194)に建立した真言宗能蔵寺が前身。
開山の音阿上人が時宗に帰依したため、建武二年(1335)に改宗し来迎寺に....。本尊は、義明の守り本尊といわれる阿弥陀三尊像で運慶作といわれる。 なお、義明は三浦半島の衣笠城主で、頼朝旗揚げ時に89歳で戦死。
閑静な住宅街の少し奥まったところに来迎寺と三浦大介義明公之墓の石柱が立ち、その右の奥の方に宝形造瓦葺の本堂がみえる。 門柱を通って境内に入る....まさに住宅街にあるお寺で、住宅に囲まれている。 本堂は雨戸が入ったように閉められていてチト寂しいが、正面両側のかわいい花頭窓が何ともいえない....。
本堂右横の小さな墓地に三浦大介義明公の五輪塔の墓が....なかなか立派だ。 そうそう、本堂裏手に三浦一族の墓(五輪塔)が100基ほどあるそうだが....拝見を失念。
石柱 奥に本堂が....
宝形造り瓦葺の本堂
本堂の向拝近景
本堂全景
三浦大介義明の墓
穏やかなお顔の石仏 石仏群
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