何気ない風景とひとり言

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ギザの3大ピラミッド (エジプト)

2017年07月26日 | 史跡探訪-エジプト編

【エジプト・カイロ】ナイル川西岸に位置するギザ台地の砂漠にある3基の巨大ピラミッドは、世界の七不思議のひとつで唯一現存する建造物。
ギザに巨大ピラミッドが造営されたのは今から約4500年前の紀元前2500年頃とされ、世界最大のピラミッドは古代エジプト第四王朝の2代目ファラオ・クフ王(第四王朝創始者スネフェル王の息子)の墳墓と考えられている。 他の2基はクフ王の次男・カフラー王とカフラー王の息子・メンカウラー王のピラミッド。
クフ王のピラミッドは造立当時は約147メートルで、頂上部が一部崩れている現在の高さは約139メートル。 容積計算から平均2.5tの石灰岩を約270万~280万個積み上げたとされる。 四方の各面は正確に東西南北を向いているとのこと。

十数年前、仕事で3度ほどエジプトを訪問した折、カイロ市内や郊外の古代遺跡等を観光した。
最初に訪れたのがギザの3大ピラミッドだが、ピラミッドに近づくにつれ、想像をはるかに超えるデッカサに吃驚した。 とても人間業とは思えない巨大なピラミッドを見上げ、よくぞここまで巨石を積み上げたものだと感心した。
下から18段ほどの所に閉ざされた正規の入口があるが、下から6~7段ほど上の盗掘口がいまの入口になっていて警官や門番がガードしている。 その入口まで登ってみたが、門番が暇そうにしていた。
案内の方の強引な勧めで、頭にターバンを巻かれ、観光用のラクダに乗ったが、揺れが激しく乗り心地は....。

パノラマスポットから眺めた約4500年前造立の3基の巨大ピラミッド..左からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド..ピラミッドの奥に見えるのはカイロ市街

古代エジプト第四王朝2代目のクフ王のピラミッド..積み上げられた巨石は平均2.5tの石灰岩で約270万~280万個

クフ王のピラミッド..高さ約139m(創建時147m)、底辺約230m、勾配約52度

クス王のピラミッドの入口..写真の中央部分が正規の入口だが封鎖されている
 
盗掘口がいまの入口で警官や門番がガードしている/暇そうな入口の門番さん!

クフ王のピラミッドの南西方向にあるクフ王の次男カフラー王のピラミッド

クフ王のピラミッド越しに眺めたカヅラー王のピラミッド

カフラー王のピラミッド..高さ136m(創建時約144m)、底辺約215m、勾配約53度、頂上に石灰石の化粧石が残留している

カフラー王のピラミッド越しに眺めたカフラー王の息子メンカウラー王のピラミッド

メンカウラー王のピラミッド..高さ約67m(創建時70m)、底辺約109m、勾配約51度で祖父クフ王のピラミッドのおよそ半分
 
クス王のピラミッド近くにある崩れたピラミッドは王妃のものらしい/地下遺跡への入口

写真は警察用のラクダ..観光用のラクダもいて乗せてくれる(有料)

ギザの台地から遠望したカイロ市街
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