何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

網師園-(1) (中国)

2014年12月20日 | 史跡探訪-中国編

【中国・江蘇省・蘇州市】南宋代(1127~1279)の蔵書家・史正志が万巻堂を建て、その庭園を「漁隠」(隠居した漁師のことで自由な精神を象徴)と名付けた。 その後、清代乾隆年間(1736~1795年)に光緑寺の少卿“宋宗元”が所有し、母のために別荘として再建した。
「網師」とは漁師のことで、「漁隠」と呼ばれていたことから「網師園」の名がつけられた庭園で、隠遁の情趣に満ちた佇まい、そして飄々たる典雅な気風が漂う。 【大門⇒轎廳⇒萬巻堂⇒磚雕門楼⇒襭秀楼⇒梯雲室⇒五峰書屋⇒集虚斎⇒竹外⇒枝軒⇒看松讀画軒⇒殿春〇(竹冠に移)】

大門..網師園は高い白壁の塀で囲まれている
  
質素な入口/「鎖雲」(雲の字でない?)の額がある小さな庭/通路脇に展示されている古そうな駕籠
 
轎廳の内部                              正面の装飾物、「清能早達」の額が掛る

萬巻堂

萬巻堂の内景
  
磚雕門楼..萬巻堂と襭秀楼の間にある(左は萬巻堂側)、右は梯雲室側/襭秀楼の内景

梯雲室

梯雲室の内景
  
五峰書屋の内景           竹外一枝軒から眺めた集虚斎   集虚斎の内景
 
確か五峰書屋への仕切り門だったか/五峰書屋と集虚斎傍の太湖石の庭園

竹外一枝軒

竹外一枝軒から眺めた月到風来亭(右)と濯纓水閣(左)

看松讀画軒の内景
 
殿春〇(竹冠に移)(書斎か)                     殿春〇(竹冠に移)の内景

太湖石を配しただけの中庭
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遠州三山紅葉めぐり…! | トップ | 網師園-(2) (中国) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

史跡探訪-中国編」カテゴリの最新記事