何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

泉岳寺-(1) (東京)

2012年01月11日 | 寺社巡り-東京

【東京・港区】江戸時代の慶長十七年(1612)、徳川家康が今川義元供養のため門庵宗関禅師(今川義元の孫)を拝請して外桜田に創建。
寛永十八年(1641)の大火で焼失した後、復興が進まない状況に三代将軍家光が毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷の五大名に命じて現在の高輪の地に移転し、再建。

泉岳寺駅からなだらかな坂道を上っていくと番小屋を有す格式の高い中門が....その奥に二重門形式の壮大な山門が建つ。
山門脇に大石内蔵助の銅像が立ち、参詣者を静かに出迎えている....大石内蔵助像を見ていると、ここが忠臣蔵ゆかりの寺だと思い起させる。 山門の正面にはご本尊の釈迦如来像、道元禅師瑩山禅師像、大石内蔵助の守り本尊だった摩利支天像などを祀る入母屋造瓦葺の本堂が建つ。

天保7年(1836)再建の中門....門扉つきの薬医門形式で総欅造り切妻造本瓦葺、脇にくぐり戸が

中門の額「萬松山」は中国清代の禅僧筆
 
山門....天保3年(1832)再建、二階に十六羅漢像を安置、一階天井に「江戸三龍」のひとつ銅彫大蟠龍が
   
「泉岳寺」の額が掲げられた山門は、入母屋造本瓦葺の楼門形式八脚門
 
山門前の参道脇に佇む石仏     山門傍の大石内蔵助良雄銅像(大正10年除幕)

本堂....東京大空襲で焼失し昭和28年(1953)再建

本堂は入母屋造瓦葺で鎌倉様式の建築
  
本堂脇に鎮座する門庵宗関和尚像

本堂....ご本尊は釈迦如来像

本堂向拝の屋根は唐破風の造り
  
本堂には曹洞宗の宗祖である道元禅師・瑩山禅師、他大石内蔵助の守り本尊だった摩利支天像等が安置
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