何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

宮野古民家自然園で会った...!

2012年07月07日 | ひとり言

【東京・目黒区】今年(2012)の4月、東急目黒線洗足駅から歩いて円融寺に参拝に行く途中で偶然見つけた「宮野古民家自然園」。 何となく気になったので円融寺参拝の帰りに立ち寄ったが、そこの民具展示室で、先日亡くなった「ちい散歩」の地井武男さんに会った! と言っても、写真の地井さんで、平成20年11月26日の「ちい散歩」収録時のもので、管理人の方と並んで笑みを....好きな番組でよく観ていたので残念、ご冥福をお祈りいたします。

江戸時代後期(寛政期)に造られたとされる宮野家の主屋と屋敷林は、当時の景観をそのまま大切に保存されていて、往時が偲ばれる。
また、民具展示室には、江戸末期から宮野家やこの地域で使われていた農具や生活用具などが所狭しと展示されていて、なんだか230年前にタイムスリップしたかのような錯覚に....。
管理人の方の話では、園の運営は国や自治体などからの補助は殆ど受けずに行っているそうで、保存・管理にいろいろご苦労をされているようだが、これからも頑張ってぜひ残していただきたいものだ。
そうそう、見学者は私一人しかいなかったが、管理人の方は主屋の内部を詳しく丁寧に案内してくれた....ご親切に感謝。

民具展示室で微笑む「ちい散歩」の地井武男さん
     
     普通の民家のような門構えで見逃されそうな宮野古民家自然園
              
               入口の門から眺めた園内
     
     約230年の歴史を持つ主屋(母屋)           玄関前の小さな吊燈籠
              
               玄関から眺めた古道具展示室と居間
     
     古道具の展示室..ここはもと台所だったそうだ
              
               元台所の天井..黒ずんだ太い梁と桁と茅葺が歴史を感じさせる
              
               元台所から眺めた居間や客間
              
              座敷..奥の居間は元客間、境界帯戸4枚は1本の木からとったもの
   
 居間(座敷)の小さな囲炉裏そして古い家具/座敷と居間に渡って走る一枚板で造られた縁側廊下
              
               居間(元客間)の床の間
              
               縁側廊下越しに眺めた庭園・屋敷林
              
               主屋玄関前の庭園・屋敷林への入口
              
               主屋(母屋)..寄棟造銅板葺(従来は茅葺)  
              
               庭園から眺めた趣を感じさせる主屋
     
   庭園の石燈籠と道標..正面が南無妙法蓮華経,北面が堀ノ内,青山みち,南面が池上,川崎道と刻
              
               庭園内に立つ宝篋印塔と石燈籠
              
               庭祠
     
     静考庵(茶室)..古民家の庭に茶室があるとは..
              
               かまどと五右衛門風呂がある建物と古井戸
     
     五右衛門風呂                            かまど
              
               民具展示室..入口に地井さんの写真が貼ってある
     
     江戸時代後期以降の農具や生活用具             搗臼
              
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