よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

東日本大震災/未曾有の危機(4)

2011-03-17 08:27:33 | その他

企業が被災地への救援物資の支援開始

各社の強みを生かした支援の輪が広がっている。

被災地の報道では、被災地では、水と食料、それに燃料が不足しているとの強いメッセージが伝えられているが、政府等のこのメッセージに対する対応が見えない感じがする。

原発対応一色。の感が拭えないが、それも大事。ただ、更にもう一つ大事なのは、避難所等の被災者の方々への生きるための救援物資不足への対応だ。国民はどう対応すればいいのか見えない中で、企業の動きは何とも心強い。

被災地に、企業が食料や飲料などを送る支援活動が本格化している。日清食品は13日、カップ麺100万食を被災地に無償で提供すると発表。このほか大型テントや飲料水など、各社の強みを生かした支援の輪が広がりつつある。

日清食品では、同社東北支店(仙台市青葉区)に現地対策本部を設置して、支援活動も行うという。被災地では水道やガスなどの供給が止まっている地域も多いことから、給湯機能を持つイベント用の特殊車両「キッチンカー」7台を順次、被災地に派遣するという。

 また、即席麺メーカーの業界団体、世界ラーメン協会(大阪府池田市)もカップ麺20万食の提供を決めた。

 一方、テントメーカーの太陽工業(大阪市淀川区)は12日、東日本大震災の被災地に向け、約2千㎡の大型テントの無償提供を決定した。内閣府を通じ、被災地の自治体に提供の必要があるかを確認するとともに、埼玉県東松山市から10トントラック3台で12日未明、被災地に向け出発した。 また、大和ハウス工業は13日、大阪市北区の本社に備蓄されている救援物資を仙台支店(仙台市泉区)と岩手支店(盛岡市)、東北工場(宮城県大崎市)に送ることを決め、物資を積んだトラックが同日、本社を出発し、毛布1400枚やミネラルウオーター約3600本(500ミリリットル)、マスク約24万枚のほか、非常用持ち出し袋などを届けるという。

 このほか、サントリーホールディングスは、山梨県北杜市の工場などからミネラルウオーター36万本(550ミリリットル)を被災地に送る。江崎グリコも菓子類11万個とレトルト食品3万食を提供する。他にも、細かな情報が報道されていないが、沢山の企業が動き出していると思う。当協会の大阪の企業も、トラックで救援物資を積み、救援方法を探るために独自で、被災地に向かったとの連絡を受けている。じっとしておれない企業は多いと思う。どう対応すればいいのか、政府等関係機関のメッセージが余りにも少ないように思われる。

いずれにしても、被災者の皆さん。多くの企業が救援物資の意向を持っていると思うので、ぜひ、要望を挙げてください。現地の取材のマスコミの方々も、この問題に対する現地の声を、関係者の意見を、どしどし報道すべきではないだろうか。これは多くの国民の声でもあると思う。

世界の人々が、被災者の皆さんの態度に注目し、評価しています。被災者の頑張りが、日本人であることの「誇りと自信」、そして何よりも、お互いが「連携・助け合い」の気持ちを呼び起こしてくれました。

被災者の皆さんの再起を心からお祈りしております。ぜひ頑張ってください。

かごしま企業家交流協会
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