薩摩川内市が「新エネルギービジョン」策定
新エネルギー構想でプロジェクトチーム立ち上げ
薩摩川内市の岩切市長が、新エネルギー構想でプロジェクト立ち上げを明らかにした。
今月7日、原発問題で揺れている薩摩川内市の岩切市長が、同市の「新エネルギービジョン」策定に向けて、経産省に専門職員1人の派遣を要請をしていること明らかにし、又、10月1日にプロジェクトチームを立ち上げる方針を市議会で答弁した。
今、全国の原発を抱える自治体は、今回の福島原発事故を受け、大変厳しい状況に追い込まれている。
このような最中、薩摩川内市も稼働中の原発2基と、計画中の1基を掲げ、更には九州電力のやらせ問題も絡み、大変な状況下にあるが、岩切市長は、現在開会中の9月定例市議会に「新エネルギービジョン策定基礎調査事業費1千万円を今年度の補正予算として計上し、提案を行っているという。
薩摩川内市を、「原発の街」というイメージを払拭し、川内原発と合わせ、再生可能エネルギーの新興にも取り組んで、「エネルギーの街」として、地場企業の支援や関連企業の誘致にもつなげていく。」というものだそうだ。
専門職員は2年以上同市に駐在し、再生可能エネルギーの情報収集にあたってもらうほか、来年度以降に市が策定する長期計画「新エネルギービジョン」づくりの中心的な役割を担ってもらうことを考えているとのこと。
今、政府は、福島で「新エネルギー」の最先端を集結し、地域再生、地域振興を大きな施策として取り組んでいくことにしているが、ぜひ、 薩摩川内市のようなとり組みにも積極的に支援の手をさしのべ、原発を抱える全国の地域再生にもっと注意を払ってもらいたいものである。
かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/ かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/