来月から「経営革新道場」をスタート
鹿児島県とかごしまモノづくり推進協議会
経営幹部がトヨタ生産方式を学び実践する「経営革新道場」が10月にも開講される見通しになったようだ。
鹿児島県とかごしまモノづくり推進協議会(会長:藤田幸二藤田ワークス社長)が主催し、トヨタ車体研究所(霧島市)のスタッフが講師となり、6~8社が参加して人材育成や品質管理「カイゼン」に取り組むことになる。
霧島市で、今月5日あった説明会には、製造業や農業法人、水産業など22社が参加し、トヨタ車体研究所の岩谷業務統括部主担当の説明を受けた。
具体的には、支援期間は1~2年程度、月、1,2回程度、各社に共通する課題はグループ討議で、個別の課題はトヨタ車体スタップが直接企業を訪ねて解決策をアドバイスするとのこと。
かごしまモノづくり推進協議会は、08年から3年間、作業現場のムダを取り除く「かごしまモノづくり研究会」として、25社のカイゼン活動を実施してきているが、経営者の参画の有無で成果に開きがみられることから 、経営者向け「カイゼン」を企画したとのことだ。
少し、遅きに期した感じもあるが、鹿児島の特徴か、製造業以外で、農業法人、水産業などが参加するのであれば、これまたおもしろい試みであり、円高や電力問題など、日本のモノづくりが厳しい最中、経営トップがカイゼンの意識を持つことは生き残っていくためにとても大事なことだと思われる。
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