爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

開業医

2021年04月05日 | 日記
東日本大震災で大被害を受けた岩手県宮古市で半世紀以上にわたり、校医、産業医、お年寄りの往診と地域医療を支えている92歳の開業医が新聞で紹介されていたが、近くだったら受診したい。

爺の子供の頃に過ごした県北の小さな村には、開業医が一軒あるだけだつた。風邪、腹痛、目、耳、皮膚、怪我等々、手術を要するものや歯科以外は全てに通じており診察してくれた。

今は、受診する医者を症状によって自分で選択しなければならない。看板には専門科目に一般内科を併記してあるが、主治医の専門外は、専門医を紹介されて、丁重に断られたりする。

CT、MRI、エコー、血液検査などが進歩、コンピューターを使って診断するので、聴診器を当てることもなく、体に触れることもない。検査結果を説明する医師が事務員のように見える。
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