爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

お米

2021年04月20日 | 日記
母に連れられて、夜遅くに、米を求めて近くの農家を訪れ、衣類と交換してもらうため、行きは衣類を持ち、帰りは米を持つてきた御時世も昔々のこと、知る人も少なくなったろう。

やっと手に入れた米は、芋に、ご飯粒が付いているような芋ごはんだった。サツマ芋、ジャガ芋、カボチャ、トウモロコシを加工した代用食とともに、爺にとっての、懐かしいおふくろの味である。

今では、お米は米屋さんのほか、百貨店、スーパー、ドラッグストア、コンビニ等の店頭にも置いてあり、インターネットでも購入できる。芋ごはんを食べるとあの頃を思い出してしまう。

毎年、収穫の季節になると、ありがたいことに新米が知人や友人からいただく。今は独立して生活している3人孫たちも、幼い時から食べ慣れた新潟コシヒカリを楽しみに待っている。

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