爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

電気商Yさん

2008年11月01日 | ブログ

N町で昭和30年代から始めたという電気商のYさん、量販店に押されて閉店を余儀なくされている中で、78歳になる今も、商売を続けており、町内に13軒あった電気店も数件が生き残っているだけという。

量販店での買い物に慣れていない年寄り相手に、蛍光灯の交換、新製品の相談、古い製品の修理など気楽に応じ、古い家電製品の部品の保存に努めるなど、売ることよりも可能な限り修理することを勧める昔ながらの商人、衣料品、食料品なども個人商店の方が、年寄りには利用し易いのだが。

今は、定年退職した奥さんと余裕の生活で普段は碁会所通い、かなりの腕前と聞いている、最近は、6畝の畑を利用して枝豆作りに熱中、親族や知人、友人に無料配布しながら喜んでもらうのが楽しみというが、10月上旬、我が家にも電話で収穫の案内が、後始末に追われる奥さんから、あきらめのぼやきを聞かされるが、相変わらず仲がよさそうで。

爺のマイカーのトランクに、とりたての枝豆を積めるだけ積めてくれ食べきれない量、近所の皆さんに枝のまま、お裾分け、家内と二人で慣れない豆もぎをしながらYさんの元気さには驚くのみ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする