家内の故郷である日蓮宗のお寺の奥様S子さん、同じ日蓮宗のお寺から嫁いで50年、4人の子供と10人の孫に囲まれて金婚式の祝いをしてもらったそうで、めでたし めでたし。
嫁ぐ日まで、家事と仏事の手伝いを続け、お寺の世界を知り尽くしているS子さんだけに、難しいと言われている寺の行事に手伝いにくる檀家の女性とのお付き合いも慣れたもの。
寺の奥様とは、子育て、家事のほかに、住職の裏方としての役割が大きい、檀家の皆さんとの人間関係を裏で支えるのが奥様の役だとも言われているが、十分果たしている。
夏休みには、お寺で過ごしていた小学生の頃の息子たちが、S子おばちゃんは「何時寝るんだろう」と不思議そうに質問をしていたほど、忙しい中で良く世話をしてくれたもの。