爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

昭和ひとけた

2010年01月07日 | ブログ

昭和に換算すると今年は昭和85年にあたる、昭和元年生まれが84歳に昭和9年生まれが76歳に、戦時下では小中学生か志願兵、今や世間では長老格で新聞おくやみ欄にも毎日お見かけする年頃。

同じひとけたでも、前期の人達は学徒動員、予科練、特攻隊などを体験、後期の人達は学童疎開、旧制中学や青年学校での軍事教練を体験している年頃、爺も昭和20年4月~8月の終戦まで旧制中学で配属将校による軍事教練体験組。

戦闘帽にゲートル姿で軍事教練を受けた12歳の爺、記憶にある教練の内容と言えば軍人勅諭の朗読、敬礼,行進、規律など、中学1年生の孫を見ながら、爺も、こんなに可愛らしかったのかなーと当時の姿を想像したりして微笑みが。

少年時代が戦前 戦中 戦後の混乱期だった昭和ひとけた、個々に体験話を語らせれば無限であろう、爺に辛かった体験を聞かれれば,ただ一つ、白いご飯を腹いっぱい食べたかっただけ、学校では弁当盗難事件が頻繁、爺も一度被害者に。

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