小学生にとって待ちに待った夏休みの最中だが、学校から課される宿題の数々は、子どもたちはもちろん、見かねて手伝ったりする親の負担になるのは、昔と変わらないようだ。
65歳と60歳になった二人の息子達が小学生の頃は、夏休み帳は新学期が迫ってから親が手伝って仕上げるのが当たり前、自由研究は昆虫採取をしたこともあったが、何もしないことも。
爺の小学生の頃は、夏休みの宿題らしいものは記憶にない。3年生の12月に戦争が始まってからの夏休みは、ドクダミやゲンノショウコなどの薬草採取、水泳の練習などに終始していた。
昨今は、夏休みの題に異変が起きているようで、夏休み帳、漢字・計算ドリルなど一律で実施する宿題から脱却して改革を進める学校、宿題自体を廃止した学校もあるという。