爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

雪との縁

2022年02月20日 | 日記
今はテレビでしか見ることのない豪雪地の雪下ろし作業を見ると、昭和33年から27年間「この下に高田あり」という逸話もある新潟県西部に位置する上越市(旧高田市)を思い出してしまう。

スキー発祥の地として名高い金谷山で息子たちとのスキー、かまくら、雪だるまづくりなど、雪と親しんだが、一方で毎年2回から4回の屋根の雪下ろしで、雪との苦戦も体験した。

毎年くり返す雪との戦いも、加齢とともに老夫婦で一軒家の雪対策は厳しくなり、寄る年波には勝てず、安全と安心を求めて雪の少ない新潟市へ転居してから間もなく33年になる。

危険な屋根の雪下ろし作業から解放され、板戸で囲った一階の窓の外は雪で覆われた生活を思えば、窓からは家々が見渡せるし、行き交う人の姿が見えるのが何よりの安心感を与えてくれる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする