爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

面白いプレー

2008年01月19日 | ブログ

昭和30年代、職場内の親睦を目的とした野球、卓球、バレーボールなどの各種スポーツ行事が盛んに行われていた頃、代表的な野球、老若男女を問わず全員参加でのゲームとなれば珍プレーの続出で最後まで笑いが絶えない。

戦時中はお巡りさんだったと言うIさん(故人)、縦横に大きな差がないほどの小太りのおっさん(通称 とんちゃん)、力任せに振るバットから、いい当たりを見せる、なかなかの好打者だが、毎回のように3塁ベースに向かって走る、周りからの反対、反対のお声がけで1塁に向かって走り直すパターンがいつもの例、それでも1塁セーフになる可能性もあるのでIさん一生懸命に走る。

出塁後は、マイペースで、2塁に向かって盗塁、更に3塁に、最後はホームを目指して走る、時には、一人で打点1を記録する。

元々スポーツは苦手のNさん、運動神経は良いほうではない、転がっているボールは捕球しようとせず、ボールが完全に静止してから捕球する、何のためにグローブをつけているんだろう、怖くてできないと言う。

ちなみに、Nさんの自動車の運転、時速40キロ以上での運転、片側2車線以上の道路での運転は今もできないそうで、臆病と言うか、気が小さいと言うか自身が認めている。

だが、宴会ともなれば、彼の話題と仕草で、みんなを楽しませてくれる芸達者で、野球にしろ、宴会にしろ、笑いを与えてくれる愉快な御仁。

全体での親睦行事、スポーツでも、宴会でも、笑いを与えてくれる選手は必ず、いらっしゃるようで。


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