- 雲の中の山頂部 -
夏の二ヶ月、なんだかんだで山歩きから遠ざかっていました。
そこで、久しぶりに足馴らしに出かけました。
秩父にちょっとした用事もありましたので、手軽な武甲山です。
歩程 【 浦山口駅~長者屋敷尾根~武甲山~生川~秩父駅 】
秩父鉄道の浦山口駅で電車を降りて、歩き始めます。
時刻は9時20分です。
橋立寺の前を通り、橋立川に沿って緩やかに林道を登って行きます。
林道の終点から山道に入り、やはり橋立川に沿って少し登ると、左手に長者屋敷尾根に上がる道が現れます。
尾根に上がる九十九折の道は面白みがありません。我慢して登って行きます。
尾根上に上がると道は少し緩やかになります。
しかも、爽やかな風も吹いているので、何よりもそれが嬉しかったです。
木々の間から緑の山肌を眺めながら進んで行きます。
やがて、かつては四辻だった場所に出ます。
最近はこの辺り一帯は長者屋敷ノ頭と呼ばれていますが、ここから道は再び急になります。
伐採跡から高ワラビ尾根方面の眺め
小持山の山頂は雲の中でした。
山頂近くまで上がってくると、小持山同様武甲山の山頂部も雲の中でした。
まだ暑いし、この時期は特に見るべきものもないので、人はあまりいないだろうと思っていたのですが、結構な人出です。
山頂展望台も人でいっぱいです。もっとも、周囲は真っ白で何も見えませんが ・・・。
でも、雲の中ということで、何よりも涼しいのが嬉しいです。
普段と違う山頂部の雰囲気を味わいながら、御岳神社の脇で休息です
御岳神社
雲の中の山頂部の様子です。
さて、下りは表参道を生(うぶ)川に向かいます。
途中の水場 - ポタリ、ポタリとゆっくり雫が落ちている状態でした。
雲の中の道から ・・・
見慣れた表参道の眺めになり、少しずつ暑さを感じ始めます。
シロヨメナ
御岳神社と一ノ鳥居のほぼ中間にある石の祠
変化のない道を下って行くと不動滝が現れます。
不動滝から少し進むと林道が現れ ・・・
それを生川沿いに下って行きます。
しばらく下ると駐車場に到着です。
そこから、まずは西武鉄道の横瀬駅に向かいます。
途中は石灰関係の工場が連なり、大型ダンプが行き交います。
とても歩く気が起こるような道ではありませんが、他にルートはありません。
横瀬駅で自販機の冷たいもので喉を潤し、さらに秩父鉄道の秩父駅に向かいます。
そして、秩父駅の地場産センターで用事を済ませ、15時19分発の電車で帰ってきました。