季節の風香

季節の山歩・散歩・花・風景

金剛山~宝山

2016年04月01日 | 山歩 - 南関東




- 金剛山への登りから連行峰・陣場山方面を振り返る -


藤野周辺には他にも金剛山がありますので、他と区別する場合には「日連金剛山」とも呼ばれるようです。

小さな山ですが、予想以上の展望が得られました。

また、今の時期、里の春の雰囲気が気分よかったです。



JR中央線の藤野駅で下車し、そこから登山口を目指します。

途中、狭い道路に車が行交い、注意が必要です。特に、駅周辺が ・・・ 。



日連大橋で相模川(相模湖というべきなのか?)を渡ります。



車に注意しながら進むと、左手に赤い鳥居が現れます。

ここが登山口で、ここから山道に入ります。



最初はユリワサビが咲く薄暗い雰囲気ですが ・・・



直ぐに明るい雑木の道となります。



タチツボスミレがポツリポツリと咲いています。



また、なんと丁石も見られました。

山頂に突き上げる直線的な登りになり、振り返ると連行峰・陣場山方面が望めます(一番最初の写真)。



こちらは秋山川と生藤山・連行峰方面






着いた金剛山の山頂には金剛山神社が鎮座しています。

木々の為に展望はありません。

結局、鳥居を潜って、この金剛山神社への参道を登ってきたというわけです。

さて、休まずに隣の「峰」というピークに移動します。

「峰」へは、その分岐から僅かの距離でした。



「峰」からは西側に展望が広がります。 (クリックで拡大)

以下は「峰」からの眺め



生藤山・連行峰方面



三頭山・笹尾根方面 - 奥に鷹巣山が頭を出していました。



扇山・権現山方面 - 二つの山の間の奥に小金沢連嶺



高柄山など桂川南岸の山々



丹沢 大室山 - 右側の黒い木立は金剛山の山頂部






「峰」から北に尾根を少し辿ると八坂山です。



一部展望が開けますが、「峰」の方が格段に眺めがいいです。




「峰」、そして分岐に戻り、杉峠に向かいます。



杉峠



峠の宝山側には石祠が祀られていました。



杉峠からは日連山 ・宝山を目指します。



右手には石老山の姿が ・・・。



咲き始めたヤマツツジ



タチツボスミレ






日連山山頂



三角点のある宝山山頂

両山頂ともあまり特徴がありませんでした。




宝山からさらに進むと、ロープのある急な下りになります。

しかし、その距離は僅かで、それを下ると山腹を巻く道に下り立ちます。

ここから藤野駅に戻ります。



基本的に北側を巻いて行くので、ちょっと暗い雰囲気です。



時折、木々の間から相模湖方面が望めます。



人家が近づくと、今までほとんど見られなかった花が突然見られるようになりました。

その数は僅かですが ・・・。



ユリワサビ



ヤマルリソウ



ネコノメソウ



ヨゴレネコノメソウ



花はまだのニリンソウ




人家の脇から舗装道路に出て、地図を見ながら藤野駅に向かいます。






途中の神社では桜とヤブツバキが満開でした。



日連橋で相模川の支流(あるいは相模湖の一部というべきか)を渡ります。



今の時期、里では様々な花が咲いています。






ヒメスミレ



ノジスミレ



ユリワサビ



オオイヌノフグリ ・ハコベ



ヒメオドリコソウ ・オオイヌノフグリ ・ミチタネツケバナ


再び、日連大橋で相模川を渡り、藤野駅に戻りました。


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