季節の風香

季節の山歩・散歩・花・風景

愛宕山 - 愛宕神社 千日詣

2006年08月02日 | 山歩 - 関西
京都の北西にある愛宕山。ここの山頂部に愛宕神社があります。7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると千日分の火伏・防火の御利益があるといわれます。通常「千日詣」といわれますが、正式には「千日通夜祭」というそうです。

青春18切符を利用して0泊2日で、この「千日詣」に行ってきました。私の場合普通列車を乗り継いで行くと、京都まで10時間かかります。31日の昼正午頃出発して、京都着が22:00少し前、遅い夕食を食べてから、麓の清滝までの臨時バスの出る阪急嵐山駅に向かいます。清滝に着いたのが23:50過ぎですが、これから登る人たち、お詣りして下りてきた人たちでごったがえしています。

清滝から神社までの道はこの日は明りが灯りますので、ライトはほとんど必要ありません。登る人たち、下りる人たち、共に列が途切れません。途中、京都市街の夜景が見える場所で一休みです。



神社への石段。神社付近では、少し霧が出ていました。



深夜2時近くですが、人の流れは途切れません。神社の中もお詣りの人、休む人、横になっている人でいっぱいです。



朝御饌祭(あさみけさい)が始まりました。時刻は8月1日午前2:00です。

早く下ってもバス・電車が動いていないと帰れませんので、神社内で一休みして、3:00過ぎに下山開始です。この時間になるとさすがに登ってくる人の数は少なくなってきているようです。下山時には足元が暗く石段が滑りやすいので注意が必要です。

水尾の分岐で一息入れて、ここから真っ暗な水尾への道を下ります。こちらには全く明りがありませんので、ヘッドライトを点灯して下りて行きます。人も全くいません。恐いと思ったら歩けません、気持ちの問題です。

水尾に着きましたがまだ目覚めていません。舗装道路をJRの保津峡駅まで歩きます。駅で汗で濡れたTシャツを着替えて(駅には誰もいません)、京都行きの電車を待ちます。

京都に戻って一休みした後、午前中幾つかのお寺を廻ってから、再び普通列車を乗り継いで帰ります。極めて安い運賃で十分楽しめましたが、行程的にはややきついです。

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