カンペキにやられた。

なんだよ，マケドニア将棋って。


そんなこと考えたり，わざわざプラスチックで実物を作ってる暇があったら，本編を早く進めておくれよ。


次の巻が出るまで，しょっちゅう本屋の漫画コーナーをチェックしてるんだぞ，こっちは。


それが，気がついたら，第7巻が発売されてから，もう2週間も経ってしまっていただなんて。


なんたる不覚。


しかも，発売を見逃したこの第7巻だけ，作者考案のマケドニア将棋なんていう付録のついた『限定版』にするなんて。


たかだか500円ちょっとのコミックスのはずなのに，おまけ付だと2,480円だなんて。


僕の懐具合もちょっとは考えておくれよ。


それなのに，


買っちゃったよ。


書店に平積みになっているのを見かけてしまった瞬間に，何もかも吹き飛んだよ。


そもそも，本屋に探しに行っている時点で，もう負けを認めているようなもんだった。


ついでに猫村さんのお楽しみボックスなんていうものまで買ってしまったよ。


こちらは2,500円。


こんなものに合計5,000円も使うなんて，我ながら，一体どんな金持ちだとあきれてしまった。


本屋は僕にとって購買欲を刺激する危険物に満ち溢れているから，なるべく近寄らないようにしよう。