インターネットで古本漁り。
もしやと思って次の二つの文献を調べてみた。
近代デジタルライブラリーにて「藤原松三郎」という名で検索すると,期待通り,『微分積分学』が閲覧できる。
残念ながら第一巻だけだが,もう少し時間が経てば第二巻も閲覧できるようになるのではないかと期待している。
『数学の本質』という講演集も検索結果のリストに出てくるが,それも面白そうである。
近代デジタルライブラリーで,日本数学会と日本物理学会の母体である,日本数学物理学会の会誌が閲覧できるのではないかと期待したが,検索でヒットしなかった。
あらためてググってみると,昨年からJSTが公開してくれていた。
このサイトは,日本数学会のホームページから高木貞治関連の文献を調べた際に既に訪れたことがあったのに,認識していなかったようだ。
創刊号の目次を見ると,気になるタイトルの記事が目白押しである。
折りしも量子力学がすさまじい勢いで発展していたころでもあり,量子力学初期の論文の紹介記事(あるいは抄訳)が目立つ。
どれもこれも面白そうである。
たとえばファウラーの「密度の大なる物質について」という論文は,確か中性子星だかなんだかのことについて述べた宇宙物理学関連の論文だと何かで読んだことがあるような気がする。
※ 記事を読んだところ,「シリウスの伴星」が例として挙げられており,これは中性子星ではなく白色矮星らしい。これらは恒星の進化によって辿り着くと言われているゴールたちである。
今回も,古い文献を電子化して公開するサービスを提供してくれている諸機関に感謝の気持ちでいっぱいである。
本当に,安楽いす探偵ならぬ,安楽いす研究者にとっては嬉しいかぎりである。
もしやと思って次の二つの文献を調べてみた。
近代デジタルライブラリーにて「藤原松三郎」という名で検索すると,期待通り,『微分積分学』が閲覧できる。
残念ながら第一巻だけだが,もう少し時間が経てば第二巻も閲覧できるようになるのではないかと期待している。
『数学の本質』という講演集も検索結果のリストに出てくるが,それも面白そうである。
近代デジタルライブラリーで,日本数学会と日本物理学会の母体である,日本数学物理学会の会誌が閲覧できるのではないかと期待したが,検索でヒットしなかった。
あらためてググってみると,昨年からJSTが公開してくれていた。
このサイトは,日本数学会のホームページから高木貞治関連の文献を調べた際に既に訪れたことがあったのに,認識していなかったようだ。
創刊号の目次を見ると,気になるタイトルの記事が目白押しである。
折りしも量子力学がすさまじい勢いで発展していたころでもあり,量子力学初期の論文の紹介記事(あるいは抄訳)が目立つ。
どれもこれも面白そうである。
たとえばファウラーの「密度の大なる物質について」という論文は,確か中性子星だかなんだかのことについて述べた宇宙物理学関連の論文だと何かで読んだことがあるような気がする。
※ 記事を読んだところ,「シリウスの伴星」が例として挙げられており,これは中性子星ではなく白色矮星らしい。これらは恒星の進化によって辿り着くと言われているゴールたちである。
今回も,古い文献を電子化して公開するサービスを提供してくれている諸機関に感謝の気持ちでいっぱいである。
本当に,安楽いす探偵ならぬ,安楽いす研究者にとっては嬉しいかぎりである。