日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

二人の博士8-12

2009年01月30日 | Weblog
生かされて、命ありけり、清滝のせせらぎ、河鹿聞きつつ 京大名誉教授
          工学博士 川畑愛揮先生
              

 独創、発見、発明について

既に作られたものがある。それを誰が一番先に、発見するか、それだけの問題です。
  西沢潤一元東北大学工学部教授 文化勲章受章 文化功労者 学士院賞受賞

生かされて命ありけり すばらしい言葉だ
既に作られたものがある。何と謙虚な言葉だろう

優れた人は考えが深い。

公園風景

2009年01月30日 | Weblog
公園風景

噴水の周りでその親子は遊んでいた。五時間ほどたつて私はまたそこを通った。
今朝がた見かけたあの親子はまだ同にところに居た。父親はべンチに腰かけ女の子は、父親にしがみついていた。何かにおびえているように見えたし、母を求めて泣いているようにも見えた。膝の上に女の子をのせて胸で抱いているその姿からするとクレーマー、クレーマに見えた。女の子は三つぐらい、男の子はよちよち歩きで無心に砂遊びをしている。奥さんはどうしたのだろう。病気なんだろうか、買物にでも出かけたのだろうか、いやひょっとしたら離婚して家を出て行ったのかもしれない。いやいや最悪亡くなったのかもしれない。私の思いは悪い方へ悪い方へと発展しそうな気配だったので、それをふりきろうと私は空を見上げた。
煤煙が漂う都会の冬空を茜色に染めて、太陽は西の空へ落ちていく。青黒い影に転じた
生駒の山にはもう夕月がかかっている。私はコートの襟を立てゝ足早に立ち去った。