日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

文化財・暁の寺

2009年01月23日 | Weblog
 文化財・暁の寺

 チャオプラヤ河畔に建つ壮麗な石像寺院・暁の寺を見た。見事なもので材料・設計・建築など、すべてにわたって当時の権力がどんなものであったかよく分かった。つまり、文化的価値となって今は輝いている。
が、多くの人々の労力や場合によっては命の犠牲の上にこの建物が建ったのであろう。  
今ではこの石造建造物が文化遺産として金を稼ぐ。先人の労苦や余徳が時を経て今、子孫が受け継ぐ。しかし、これも現在残っているからそう言えるのであって、天災や人災で破壊されていたらどうなるのか。
文化とは労力や金をつぎ込み、その価値は幾世代も経てよみがえる。
 美しい暁の寺を見てつくづくそう思った。


はっきり違う[昭和の歌・平成の歌]

2009年01月23日 | Weblog
はっきり違う[昭和の歌・平成の歌]
 
s昭和の初期から高度成長を遂げる昭和40年代までの歌は、詞を味わうメロディがついていた。詞は立派な詞で、それ自体中味があった。それに比べて平成の歌はリズムやサウンドが中心でメロディの美しさがない。詞は詞というよりは単なる言葉の羅列に過ぎない。そんな音楽状況の中で歌番組がどんどん減った。みんながそっぽを向いたからである。人々は自分の過ぎた生活実感へのノスタルジアを感じさせない平成の歌に飽き飽きして見切りをつけたのである。演歌についても演歌メロディ群に変わり映えがなく、出尽くした感じがあり飽きがきて、それが歌番組を少なくする理由にもなっている。つまり、現代は歌離れが起こり人々はカラオケで自分の好みの歌を歌う方向に流れている。