かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

近隣三座 ログコレ

2016年11月22日 | 山歩き

山歩きも長く続けているとモチベーションの維持が難しくなる。未踏の山やルート、山野草目的だと
心躍ることもあるが、何度も歩いた山やコースに行くとなるとやる気も失せる。

今回、近隣の山の歩行ログ(gpxファイル)をカシミールに読み込み、一覧にするべく、楞厳寺山、
花ヶ岳、雨乞山、御伊勢山を歩行ログ取得目的で歩いてみた。

楞厳寺山 コースタイム 上り 50分 下り 35分 山頂にて15分の休憩 (歩行ログ測位 70m毎)

山頂直下より大海山、火ノ山連峰方面を俯瞰

楞厳寺山山頂

西目山、右田ヶ岳、矢筈ヶ岳、大平山方面

花ヶ岳方面

花ヶ岳 上り 40分 下り 25分 山頂にて15分の休憩 (歩行ログ測位 70m毎)

花ヶ岳山頂より大海山と火ノ山連峰

長沢池も入れて大海山、火ノ山連峰方面

花ヶ岳山頂

花ヶ岳山頂より先ほど登った楞厳寺山、穂高から見た常念岳に似ているので勝手に
「防府の常念岳」と呼んでいる。

雨乞山~御伊勢山周回
コースタイム 周回 1時間35分 御伊勢山で5分の休憩 (歩行ログ測位 70m毎)

雨乞山山頂

縦走路にはママコナの残り花

御伊勢山山頂

御伊勢山東尾根から火ノ山連峰全景

高度を下げて火ノ山連峰全景

若い頃風呂で良く歌っていた山の歌「いつかある日」に次の一節がある
♪息子達に 俺の踏み跡が 故郷の野山に 残っていると♪ 下図はそのエビデンスとして貼っておく。

今日で8日連続の里山ハイクになった。庭の花木の剪定や除草などほぼ終わり、端境期なので自由きままに出来る。
実は少額のギャンブルに凝っていた時期もあった。里山ハイクに凝るのは健康面も含めてよっぽど増しなことだ。

何らかの形でモチベーションを上げ、精々鍛え上げて、次期長期遠征に向けての備えとしよう。

GPSについて 専用機2台持ってはいるが、最近はスマホGPSで代用している。画面が大きく地図も詳細に
見れるので重宝している。測位間隔について、そもそもGPSの誤差、地図そのものの誤差もあるので、
画像として提供するものは、70m毎の測位で概要として示すことで十分ではないかと思うようになった。

スマホGPSでは取得したGPXデータをネット上の仮ドライブに送信し、パソコンの地図ソフトカシミールに
無線で読み込める便利さもある。これを使いだしたらGPS専用機は使わなくなるのもうなづける。
最近機種は無線の通信機能もあるらしいが。

さて、私にも山の仲間らしき人も多少いるが、現役で忙しくされていたり、それぞれが事情も抱え、時間が
取れない方もいる。こちらからお誘いするのも、要らぬ気を使わせるのではないか?と思うようになり、
最近、お誘いする機会はほとんど無くなった。こちらは単独でも嬉々として山歩きを楽しめるので支障はない。
ただ、依頼された時の受け皿はあるので、遠慮なく申し出て下さい。


火ノ山連峰 岩峰遊歩

2016年11月21日 | 山歩き

今日で7日連続の山歩き、筋肉痛など体の痛みやだるさは、老体で反応が鈍い(笑)のか、
全く感じない。今夏の遠征で7日連続で百名山を歩いた時に比べたら、どうということもない。

ただ、昨日の日暮ヶ岳の健康登山でやや気疲れも感じたので、郷土の名山:火ノ山連峰の岩峰を
遊歩し、気持ちをほぐすことにする。火ノ山連峰は低山ながらゴジラの背のような岩峰の
アップダウンが続き、それなりの高度感が味わえ、さながらミニアルプスの景観を呈する。

古くから山岳愛好家に支持され、週日に登山者は少ないものの、郷土の誇れる名山だ。
久しぶりに南端の仁光寺登山口に回り込み、潟上登山口まで全山縦走し、セミナーパーク
第5駐車場に戻る。

陶ヶ岳を越え、最初の鞍部から摩崖仏を巡り、岩屋山への縦走路に戻るコースが
新たに整備されており、早速歩いてみた。昨年、山岳関係者から情報は得ていたが、
違う山岳関係者がステップやチェーン、ロープを設置され、初心者でも支障なく
歩けるようになっていた。金光さんも情報を得られ、きっと歩かれたことだろう。
これで郷土の誇れる山に新たな魅力が加わった。山岳関係者に深く感謝します。
このことで気疲れもあっという間に吹き飛んでしまったようだ。

コースタイム セミナー第5P→仁光寺登山口(40分)→亀山(45分)→火ノ山(55分)
→陶ヶ岳(45分)→岩屋山(20分)→鯨岩(10分)→潟上登山口(15分)→セミナー第5P
(35分) 亀山、火ノ山で10分休憩 所要 4時間35分 軟弱、高年齢ゆえ長めです。

歩行ログ(測位 70毎)

いざあの山へ。

山紫水明の我が郷土、里山、溜池、田園、瀬戸の海と自然に恵まれる。この自然の恩恵を受けて来た
先祖に思いをはせる。

椹野川をはさみ、名田島の田園と後方の雨乞山、御伊勢山、相原山、どれも歩いた山ばかりじゃ。

火ノ山山頂より名田島の田園パッチワーク、小郡市街、雨乞山、御伊勢山、後方の禅定寺山、平原岳など。

一部茶葉に染まる陶ヶ岳周辺。

陶ヶ岳山頂では3名の登山者。簡単な挨拶を交わす。どこから登ったのですか?と聞かれたので
「セミナーPから南端(仁光寺)登山口へ回り、縦走して来ました。今から潟上登山口まで行き、
セミナーPに戻ります」と言うとびっくりされた。そうでもないのだけど。

陶ヶ岳すぐの鞍部より摩崖仏に向かう途中の岩壁、ステップとチェーンが設置されている。

その先には2か所にそれぞれ2体の小さ目の摩崖仏がある。

2つ目の摩崖仏、次回行った時にはじっくりと見ることにしよう。

鯨岩より高倉山、花ヶ岳方面、これも歩いた山だ。

山を歩きながら思い出した。亡父は若い頃、東京で信号機の制作に従事したことがあり、丹沢や秩父の
山を歩き回っていた。私の子供は小さい頃から山野を連れ回し、長男は大学でワンゲルに所属、現在も
細々ながら山歩きを続けている。長女と次女は子育てや仕事に忙しく、山歩きは遠のいているが、また
いつの日か復活することもあるだろう。こと山歩きに関しては3代継承が出来ていると言える。
欲を言えば孫も山歩きをすれば4代継承になるが、こればかりは強要は出来ない。

我が家の納屋には、亡父が使っていたピッケルが今でも眠っている。戦前のもので、使うことは無い
だろうがなかなか捨てられずにいる。


11月度日暮ヶ岳健康登山

2016年11月20日 | 山歩き

森林セラピー基地山口では毎月第三日曜日に山歩きを通して、健康かつアクティブに活動する人、
山歩きに親しむ人が増えて欲しいと願い、参加無料、予約不要の日暮ヶ岳健康登山を実施している。

今回も後方支援員(最後尾見守り隊員?)として参加させて頂いた。
参加30名、スタッフ8名、盛況の中、無事に登山を終える。

多少の蘊蓄を含めた準備体操も担当させて頂いたが、後方見守り隊員?として足元や全体の動きの
確認に専念したので、コースタイムの記録やログの取得も抜け、写真も最小限になりました。ご容赦下さい。

また、山頂でちょっとしたネタも準備していましたが、時間の制約もあり、今回は披露せず。
またいつの日か日の目を見ることもあるでしょう。

出発前のミーティング

登山口にてコースの概要など説明。

霧雨模様となったので、一部着衣も整えながら出発する。

見晴の丘にて小休止、ここでバテ気味の方、数名を最前列に繰り上げる。

体制を整え再出発

急坂は一歩一歩着実に高度を稼ぐ。

頂上休憩写真は割愛、見晴の丘で小休止の後、上りとは別のコースを辿り、丸太ベンチに下る。

下りはつまずきによる転倒に細心の注意を払いながら。

小学児童も2名参加、足取りも元気です。

それなりの黄葉も楽しみながら。

うーん、それなりの色づきですね。

丸太ベンチを出るとイチョウの落ち葉で黄金の散歩道に。

ゆっくりと国小エントランスに向かい、全員の帰着確認、整理体操後に解散とする。


ぶらり 串山連峰

2016年11月19日 | 山歩き

1週間で10日は山を登れないが、この1週間では、ちょい歩きも含め、6日山を歩いている
ことになる。明日も森林セラピーのイベントで日暮ヶ岳健康登山のお手伝いを予定している
こともあり、幼少の頃から慣れ親しんだ串山連峰をのんびり、ゆっくりと歩いた。

ただ普通に歩くのは飽きているので、草木や野鳥、景色など注意深く観察しながら歩いた。
平坦や安全な道が続くと歩くのに飽きてしまうことが、ままある。一昨年夏に尾瀬ヶ原を
歩いた時、平坦な木道が延々と続く様に、最後の方は飽きてしまい、歌をうたいながら
歩いたことを思い出した。安全かつ平坦な道を歩くのは、自身にとって刺激が少なすぎ、
気合も入らないのだろう。そう言えば、黒部の水平道や、槍沢の下りも飽きてしまったな。

コースタイム コニュニティーセンターP→行者ヶ嶽山頂(1時間30分)→
       コミュニティセンターP(1時間5分)
歩行ログ(測位70m毎、往路のみ)

最初は急階段もあるので、焦らず歩く。

ハゼノキの紅葉

木漏れ日の散歩道

ヤブムラサキの実

サルトリイバラの実

常緑照葉樹の森

当地は暖かいので、見ごろのアキノキリンソウがあちこちに。

鮮やかなヤマウルシの紅葉。ハゼノキと同じで、直接触ると皮膚がかぶれることがあるので注意!

大岩と中道湾(秋穂弓ヶ浜)

山麓の鮮やかな黄葉

大岩とアオモジと海景色と

センボンヤリの種子。早春に花、秋に閉鎖花を付け種を残す。1年に2度花をつける。

行者ヶ嶽の三等三角点 +の刻みはコンパスの方位とほぼ一致している。

超豪華ランチ(笑)。でも食べたのはパンのみ。食べ過ぎると体の動きが鈍くなるという
こともあり、行動中はいつも、たらふく食べない。どちらかと言えば登山前後に帳尻を
合わすことにしている。パン以外は予備食や非常食で、いつも持ち歩いている。

竹島と草山と周防灘と

展望台より秋穂湾、奥に控える山口湾。

早春の開花に備えるアオモジのつぼみ。

ゴンズイの実

北部の経納山、大海山、勘十郎岳、火の山連峰、魚切山、黒河内山など。

霞む楞厳寺山と右田ヶ岳をアップで。



大海山 樹木観察?

2016年11月18日 | 山歩き

今朝は朝焼けがきれいだった。ということは天候が下り坂という証左。あれやこれやと近場の山を
考えたが、つまるところ大海山を歩くことに。大海山は秋穂地区では古くから亀尾山と呼ばれていた。
隣の大海地区では大海山と呼ばれていた経緯もあり、国土地理院地図では一時大海山のみの標記だった。
山岳関係者の指摘?により最近では亀尾山(大海山)と標記されている。

普通に歩くのは、もはや飽きあきしているので、樹木をちょっと観察しながら歩いてみた。
大海山の樹木名については、主みたいな存在のA氏が樹木図鑑を片手に調べ、登山道脇の樹木に
名札みたいなものを付けられている。これも参考にしながら観察してみた。
下山後、そのA氏に先日、約束しておいた、お届け物を持参した。

コースタイム 千坊川砂防公園P→勘十郎岳西峰(60分)→分岐(50分)→千防川砂防公園(25分)
(樹木をじっくり観察しながらなので、分岐まではのんびり歩きです。)
歩行ログ(測位70m毎)

イヌザンショウの実

常緑照葉樹の森

クロキの群生、樹皮が黒っぽいのが名前の由来らしいが、微生物?により褐色に変色している。

ハゼノキの大木の樹皮・・・老木になると樹皮はこのように。

クロガネモチの樹皮

ヤマザクラの樹皮

かって生活の糧としてマキを採取していた時の名残で、砂防のための石組み。各所で見られる。

シロヨメナの群生地

ベニシダの葉裏。若葉が赤いところがベニシダの名前の由来らしい。

アカメカシワ・・・カシワのように葉が大きいとのことだが・・・。

リョウブの紅葉



コナラの大木

かっての仲間から樹木は「1年中楽しめるから良い」と聞いたことがあるが、やはりメインは山野草、
樹木で気になるのは花の時期だけになる。これって「木を見て森を見ず」の典型なんだろう。
やっぱり見映えが良くないとな。