枯れ葉が小枝と別れる(笑)季節になったが、それなりに錦秋に彩られる莇ヶ岳をちょこっと歩いて来た。
歩いたコースは正面登山道から山頂へ、ブナ尾根を下り駐車地に戻った。
ブナ尾根を下っていると、ボランティアで笹薮を刈払っていた地元の方に出会い、挨拶方々お話を
ちょっと聞かせてもらった。今日の入山者はこの方と私の2名で、ゆっくりと味わいながら歩いた。
今日で笹薮刈はほぼ終わりのようなので、歩いたコース全域にわたり気持ちよく歩けるように
整備されている。しばらくは早朝に歩いたとしても朝露に濡れることなく歩けるだろう。
但し、莇ヶ岳山頂よりブナ尾根に下る所は急坂で、ぬれ落ち葉などで滑りやすい、登山経験の浅い方は
ストックの携行をお勧めします。
注)ブナ尾根分岐から小峰峠に至る尾根道は、歩く人も少ないようで、現在、笹薮ぎみになっています。
コースタイム 駐車地→莇ヶ岳山頂(1時間15分)→分岐(50分)→駐車地(35分)
登山口への進入道。熊鈴を鳴らしながら歩いたが、熊とは遭遇せず、というか、過去十数回歩いて
いるが、遭遇は未だない。
モリアザミ? 総苞片は反り返っている。
中腹では緑葉も多いが、それなりの色づき。
鎖場直下の錦秋
山頂にて、アップルペンのポーズ(笑)のつもりだが果たして?
たった一人の静かな山頂だった。
山頂北部のブナの色づき。
クマの爪痕が数か所あるブナもある。
タコブナ(枝がタコの足のようなブナ)も天寿を全うしようとしている。
ブナ林の黄葉。
莇ヶ岳山頂を振り返る。
ブナの根本に生えるコケも健在だ。
それなりに色づく。
最後の展望地で山頂に別れを告げる。
ブナ尾根コースの下山口、カジカ橋を渡ると駐車地だ。
涼しくなって来たので、過日手入れをしていた重登山靴を久しぶりに履いてみた。
使用感はばっちり、長く付き合わないといけないな。オールドスタイルだが、ま、いいか。