かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

夏山訓練

2010年07月31日 | 山歩き
このところ夏山訓練と称して近場の山を歩きまわっている。
登山靴の履き慣らしや新アイテムの性能?確認などにも余念が無い。

昨日は岩場の訓練も兼ねて右田ヶ岳へ、天徳寺往復に加え、勝坂ルートも楽しんだ。
下山して、もう一山でもと思ったが、天徳寺コースの下りは暑く、へろへろになった。
ま、家の中でぼやーと過ごすよりは気分転換にもなるし、健康にもいいだろう。

右田ヶ岳山中より、ガスに霞む矢筈ヶ岳

中間ピークより右田ヶ岳西の峯と本峯

西目山の山麓では砂防工事の最中だった。昨年、今年の雨で右田ヶ岳や西目山はずいぶん傷ついてしまった。
見るに忍びなかったので、昨年の集中豪雨以来右田ヶ岳へは登らなかったが、今回より解禁とした。

性懲りもなく、今日は大海山へ、見晴台に咲くヒヨドリバナ。

キキョウ開花一輪、この花、球根みたいな地下茎がかなり大きくならないと花は付けない。
自生だったら、実生で開花するまで4~5年はかかるような気がしている。

下山後、千坊川砂防公園の炊事場の水道の水で顔を洗い、頭にも水をかけてさっぱりしたが、この後
公園の中のせせらぎに素足と浸けて歩いてみた。山から流れる水は適度に冷たく気持ち良かった。
次回からこれも楽しみの一つにしよう。ここで膝下の部分を洗い流すのもいいな。

おまけ、自宅のサルスベリ

家から徒歩数分のところにある地域交流センターの図書館が明日オープンの運びとなった。
完全リタイヤしたら、午前中登山、午後図書館で読書というライフスタイルの一つの選択肢になりえる。
夏場の過ごし方はこんなのがいいのかも知れない。
先ほど、下見も兼ねて図書館に行ってみた。読書スペースからは大海山や勘十郎岳も良く見え、
ロケーションも良さそう。


深入山

2010年07月26日 | 山歩き
7月25日早朝、どこに行こうか迷ったが、とりあえず深入りせずに?深入山に行くことにする。
6時30分自宅を出発、登山口Pには8時40分頃到着する。

歩いたコースは南登山口から林間ルートを経由して登山口へ戻るコースだった。
コースタイム 登山口(8:50)→山頂(9:50~10:00)→登山口(11:00)
いたるところでキキョウ、ギボウシが開花し、見ごろを迎えていた。
また、カワラナデシコ、ささゆり、ユウスゲなども散見され、それなりに楽しめた。
下山後は八幡湿原で山野草に遊んでもらおうと思っていたが、土砂崩れによる191号線の通行止めのため、
内黒峠経由で二軒小屋に向かい、十方山獅子谷コースを往復し、帰途に着く。

今回の山行、2山/一日のプランではあまり無理がなく、これもありかなという印象を持った。

今を盛りに咲くキキョウ



カワラナデシコも、ヤマトナデシコとはこの花のこと。

ママコナ・・・ごはんの粉ではありません(笑!)。



山腹より登山口方面、今日はゲートボール大会で盛り上がっていました。

ギボウシ、後方は恐羅漢山

ウツボグサもちらほらと。

山腹より山頂方面

キキョウとギボウシの共演。

ササユリが数輪まだ開花していました。

ピンクがかったササユリ。

ギボウシと山頂方面

ギボウシと山頂方面2

見晴らし岩から恐羅漢山

同じく十方山方面、中央ピークの左側が山頂のようです。

閑散としていた山頂

高岳

聖湖と聖岳

臥龍山(刈尾山)

山頂にはオカトラノオの群生地も。

山頂北部のギボウシの群生

北向きの斜面にユウスゲが開花していました。

オトギリソウ

9合目休憩小屋から山頂方面

こちらでもササユリのお目見え

ギボウシと西尾根休憩小屋

林間コースの森

最後にキキョウを撮り、登山を終える。

これだけでは歩き足らずに十方山獅子谷コースを歩くことにした。

十方山獅子谷コース

2010年07月25日 | 山歩き
午前中、深入山で山野草を楽しみ、午後は八幡湿原でのんびり過ごす予定だったが、深入山北部の191号線
は土砂崩れのため通行止めとなっていたため、以前から気になっていた十方山獅子谷コースを歩いてみる。
駐車地へは内黒峠経由で向かった。

獅子ヶ谷登山口まで車を乗り入れるつもりだったが、二軒小屋から少し入ったところでまたもや車の通行止め
となっていたのでこの手前に車を止め歩き始めた。
時間があれば二軒小屋に車を止め、獅子ヶ谷~山頂~丸子頭~藤本新道~二軒小屋と歩くといいだろう。
また、二軒小屋から恐羅漢山、旧羅漢山と周回するのも悪くはない。

コースタイム
           30分               65分              50分                30分
駐車地(11:55)→獅子ヶ谷登山口(12:25)→山頂(13:30~14:00)→獅子ヶ谷登山口(14:50)→駐車地(15:20)

駐車地より 上り 95分 下り 80分
山頂以外は写真をあまり撮らなかったので獅子ヶ谷~登山口往復のコースタイムは案内板より短くなっている。
(上り 80分→65分 下り 60分→50分)

車通行止め看板、この少し手前から歩く。



二軒小屋から歩いたとしても55分とあるので大した距離ではない。

沢沿いの感じの良い小道

時々小沢を渡ることになる。



感じの良い沢だ。機会があれば遡行してみよう。



十方山の北側から登ることになるため、日差しは遮られ夏向きのコースと言えるかも知れん。
頂上では4~5名の団体さんが、北アルプス(穂高連峰)の話題で盛り上がっていました。
奥穂高とか、涸沢、徳沢他山小屋の話も持ちきりでした(詳しくはわからん、聞いちょらん)。

山頂からは十種ヶ峰、青野山の特異な山容も見ることができる。
他、周防大島等も肉眼でははっきり見えたが、カメラでとらえることはできなかった。

山頂のヒヨドリバナ

トンボとアザミ

チョウとアザミ

同じくチョウとアザミ

きれいな森と沢でした。

獅子ヶ谷登山口に戻ってきました。

林道の一部は崩壊も見られ大きな土嚢(フレキシブルコンテナ)で補修されていましたが、
まだまだ荒れもひどく、しばらく通れんでしょう。

途中の三段滝・・・涼しげでした。

駐車地に戻ってきましたが、歩きに物足りなさを感じました。もっと長めのコースを歩きたいものです。
涼しくなったら内黒峠から十方山往復でも歩いてみることにしましょう。

盛夏東鳳翩山

2010年07月23日 | 山歩き
耐暑?訓練のため2年ぶりに東鳳翩山を歩いてみる。コースはオーソドックスな二ツ堂からの往復。
錦鶏湖上部の駐車場に車を止め、いつものように歩き始める。

東鳳翩山は若い頃、歩荷訓練なども良くした思い出の多い山だ。歩いていると過去の山行が走馬灯の
ように蘇ってくる。瑠璃光寺駐車場に車を止め、ここから二ツ堂経由で東、西鳳翩山と縦走し、下道を
歩いて瑠璃光寺の駐車場に戻ってくるといった馬鹿げたこともやっていた。

今回新たに、立派な案内板が設置されていた。せっかくなので掲載しておく。

駐車場から二ツ堂登山口までは路傍の野草を楽しむ。ヤブカンゾウ。

一部群生の見られたノアザミ

山中に入るとノギランが良く目についた。

小さな花でピンが合いにくかったが、ラン科の花には間違いない・・・ミズトンボ属の1種のようだ。
次回見る機会があればもっと良く観察しよう。

枯れ立木(松が主)の伐採により、一部山頂方面の見通しが良くなった。
かなり伐採されており、コースの様子がかなり変わった印象を受けた。

ヤマジノホトトギス(ヤマホトトギス)小花だがわりときれいに撮れた気がする。

途中の切り開きより、右田ヶ岳。ここの山頂北部からも東鳳翩山はよく見える。

肩のベンチ、いつもはここまで休まずに歩いてくるが、さすがに今日はここまでに2度、水分補給のため
小休止した。その代わりと言ってはなんだが、ここは暑いのでやり過ごし、山頂を目指す。

ウツボグサが満開です。

オトギリソウも開花中

オオバギボウシも開花中・・・・なんか株が少なくなった気がする。

ネムノキと後方はダツヤ山

山頂と後方はダツヤ山方面

山頂より南方の展望1、これらのピークからは東鳳翩山のピークが望めるということ。

山頂より南方の展望2

山頂より右田ヶ岳を望む。

北部方面は十種ヶ峰が良く見える。

北東部に目を転じると。

のっぺり山容の男岳(おんだけ)、ここの山道からも東鳳翩山はよく見える(当然か!)。

西北部には桂木山の端正なピークが。

桂木山の西部にはお椀を伏せたような形の花尾山。

山頂より西鳳翩山・・・・さすがに今日は行く気になれんかった。

12時ちょっと前に山頂に着いたが、さすがに物好きはおらず、山頂ひとり占めだった。
上半身裸になり、涼んでいると・・・途中からこのチョウにまとわり付かれるようになった。
皮膚の表面から塩分でも吸っているのだろうか・・・。チョウに好かれたとしてもあまりえーことない。
適当に退散してもらうことにした(カンベンシテーー!)。

大内氏の遺構のある鴻の峰と山口市街

30分ぐらい休んだろうか。そそくさと山頂を後にする。さよなら山頂また来る日まで

山頂直下の巻き道でコオニユリ開花一輪。


なお、前回の記録は
http://blog.goo.ne.jp/kazuyama_001/d/20080726
今回は平日ということもあり、知人には全く会わずに駐車場に着いた。
そこそこの運動にはなったが、やや物足りなさの残った山歩きだった。

夏空大海山

2010年07月19日 | 山歩き
早朝より花壇の草取りをしていたが、昼前になると汗びっしょりになり、シャワーを浴び着替える。
昼食後ちょっとした用事で出かけたが、帰途大海山に登ることにする。
一瞬、東鳳翩山も気になったが北部の山域は雲りがちだったので、大海山で南方の夏空を楽しむことにする。

山麓の千坊川砂防公園で咲く花達、まずはヒオウギズイセン。

続いてノアザミ

地味な花だがコバンソウ・・・横顔が小判そっくりではありませんか!

群生の見られるネジバナ

キキョウソウ?

アキノタムラソウ

見晴台より、今日は夏空が一段ときれいじゃ。

天と海と地と

晩秋に酸っぱい実を付けるシャシャンボの花

里道らしくなってきた大海山南尾根登山道。

飛び石伝いで行くとそこは勘十郎岳の展望台。

南尾根登山道の大岩展望地より。

定番、勘十郎岳、火の山連峰重なり画像。

初めて見た?ヤブコウジの花、秋になると赤い実をつける。

大海山頂西北部の切り開きから望む勘十郎岳東峰と亀山

ツインピークスの勘十郎岳右より東峰と西峰

大海山~勘十郎岳間で樹間から見える福西山、右後方が魚切山と西鳳翩山

幻の湖も先日来の雨で色が抹茶アイス色に変色していた。いつもは透明感のあるエメラルドグリーンなんだが。

里のものより人懐っこいチョウ、誘うように近寄ってくる。

やまつつじの残り花

勘十郎岳西峰より右:凌厳寺山、左:右田ヶ岳 西目山の稜線は右田ヶ岳に包まれ、良く見ないとわからん。

勘十郎岳トカゲ岩最上部より火の山連峰全景

トカゲ岩より我が郷土・・・ちなみにトカゲとは業界用語?で冷えた体をテラスで暖めることをいう。
この岩、東に向いて傾斜しているので晩秋や初春の頃、朝日を浴びながらトカゲル??といいだろう。

勘十郎岳南尾根登山道途中から再び火の山連峰全景を撮る。全山縦走すると気合を入れる?のに良い。

第一展望所からややローアングルで我が郷土を撮る。え~ところでしょう。

あれ?新種発見??ねじれていないネジバナ・・・・ねじれてないとネジバナとは言えない???

今日で禁煙を始めて12日が経過した。今日歩いた感じでは息切れ等も少なくなってきたことを自覚出来た。
もっとロングコースを歩いてみて、その効果たるやを確かめてみることにしよう。

この連休で2日間低山を歩いた。やはり夏場は体をたっぷり動かして汗をかかないと健康に過ごせんことを
実感した。庭はしばらく放任し、山歩きの方に重点をシフトさせるかも?