一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

初めてお越し下さった方へ

2020年01月01日 | 「一日の王」とは…
詩人で山のエッセイを多く書いた尾崎喜八(1892~1974)の著書に『山の絵本』(岩波文庫)というのがあります。 この本の巻末に、私の好きな「一日の王」という文章が収められていて、このタイトルを借りました。 「一日の王」という言葉は、元々はフランスの詩人ジョルジュ・シェーヌヴィエールの詩集の「一日の王の物語」からきているようです。 . . . 本文を読む

平野啓一郎『マチネの終わりに』 ……たぶん貴女のために書かれた物語だと思う……

2017年01月15日 | 読書・芸術
遅ればせながら、平野啓一郎の小説『マチネの終わりに』を読んだ。 なぜ「遅ればせながら」なのか? そう、本書は、昨年(2016年)、かなり評判になった小説だからだ。 本好きの人で、『マチネの終わりに』を知らない人はいないのではないだろうか? 本の帯に書いてあるキャッチコピーは、 「結婚した相手は、人生最愛の人ですか?」 「ただ愛する人と一緒にいたかった」 「なぜ別れなければならなかったのか . . . 本文を読む

冬日の天山 ……光る太陽、煌めく氷、眩い山頂、輝く道、美しき海……

2017年01月11日 | 天山・彦岳
今年(2017)の“登り初め”は鷹取山であった。 次に登るのは、やはり、ホームマウンテンである天山であろう。 今年は、「例年にも増して数多く登ろう」と思っている天山。 今日は、その、 何十回と登るであろう“2017年の天山登山”の第1回目。 登山口の駐車場には1台の車もなく、 静かなる一人の山が楽しめそうだ。 ゆっくりと歩き出す。 登山道の深くえぐれた所に、霜柱がびっしり。 霜柱の壁 . . . 本文を読む

登吾留山 ……年が明けたばかりなのに、もうバイカイカリソウが咲いていたよ……

2017年01月08日 | 登吾留山
干支の山・鷹取山で“登り初め”をした後、 次に向かったのは登吾留山。 この登吾留山で、昨年の1月6日に、バイカイカリソウを見た。 バイカイカリソウの花期は4月~5月とされているが、 この登吾留山では、なぜか1月初旬から咲き始めるのだ。 果たして今年(2017年)はどうか…… 美しい小川を見ながら、 ここから登って行く。 どこにでもある、普通の里山だ。 ゆっくり登って行く。 雰 . . . 本文を読む

鷹取山 ……干支の山で、城主になったつもりで大展望を楽しむ……

2017年01月07日 | その他・佐賀県の山
年末年始は、ずっと仕事をしていた。 そして、今日、やっと休みが取れた。 今年になって初めての休みだ。 仕事の疲れを癒すために、 家でゆっくりしておればよいものを、 さっそく山へ出かける私。(笑) 向かったのは、佐賀県三養基郡みやき町にある「鷹取山」。 今年の“登り初め”は干支の山にしようと思ったが、 「酉」や「鶏」の漢字が入った山名は全国的にも少なく、 近くの山には、まったくない。 そこで、 . . . 本文を読む

森絵都『みかづき』 ……読みだしたら止まらない、塾業界を舞台にした三代記……

2017年01月02日 | 読書・芸術
あけましておめでとうございます。 元旦を含め、年末年始はずっと仕事なので、 毎年、正月気分はまったくないのですが、(笑) 年が明けると、それなりに身が引き締まる思いがします。 さて、今年はどんな年になるのでしょう。 年末年始、暇を見つけてはずっと読んでいたのが、 森絵都の『みかづき』という小説。 昭和から平成の塾業界を舞台に、 三世代にわたって奮闘を続ける家族の物語で、 帯に書いてあった . . . 本文を読む

2016年・極私的回顧 ……こうして私は「七十四日の王」となった……

2016年12月31日 | 年度別山行記録
ここ数年の私の山行日数は、 2011年は70日、 2012年は69日、 2013年は70日、 2014年は71日、 2015年は69日 と、推移しており、 そして、今年、 2016年は74日であった。 昨年より5日増えたが、 遠くの山へ行くことが少なくなり、 ホームマウンテンである天山や、 佐賀県内の山を主体とした山歩きとなった。 これは、 山岳会に所属していた時代を含め九州内の主だった山は . . . 本文を読む

雪と霧氷の天山 ……2016年の登り納めは、やはりホームマウンテンで……

2016年12月28日 | 天山・彦岳
12月25日に、 裏山の鬼ノ鼻山・聖岳で登り納めをした。 年末年始はずっと仕事をしている私としては、 早めに登り納めをして、 今年最後の公休日である今日(12月28日)は、 午前中は部屋の掃除をして、 午後からは図書館へ行ったり、映画を見に行ったりする筈であった。 だが、 午前中の掃除を終え、 玄関を出た時、天山が見えた。 朝は曇っていて、天山は中腹から上が見えない状態だったのだが、 昼近く . . . 本文を読む

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 ……小松菜奈に逢いたくて……

2016年12月27日 | 映画
この映画を見たいと思った理由は、三つ。 一つ目は、小松菜奈が出演していたから。 二つ目は、監督が三木孝浩だったから。 三つ目は、吉田智子が脚本を担当していたから。 小松菜奈を初めてスクリーンで見たのは、 『渇き。』(2014年6月27日公開)においてだった。 その後、 『近キョリ恋愛』(2014年10月11日公開) 『予告犯』(2015年6月6日公開) 『バクマン。』(2015年10月3日公 . . . 本文を読む

登り納めは裏山(鬼ノ鼻山・聖岳)で ……アキノキリンソウがまだ咲いていたよ……

2016年12月25日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
〈一週間後の今日は、元旦なんだな~〉 と思いつつ、 色々な用事を片付けていた日曜日の午後、 ぽっかりと3時間ほど自由な時間ができたので、 裏山である鬼ノ鼻山から聖岳へ縦走することにした。 おそらく、今年の登り納め……かな? 天ヶ瀬ダムのダム湖をパチリ。 振り返ると、棚田の向うに天山が見えた。 残っていた紅葉を見ながら高度を上げて行く。 こんな標識ができていた。 私がいつも歩くルー . . . 本文を読む