かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

ほのかに

2014年05月30日 | ガーデン

裏庭のアジサイがほのかに色づき始めた。

スミダノハナビの開花

カシワバアジサイも。

カジワバアジサイの拡大画像。

こぼれ種から育ったフランネルソウ(スイセンノウ)が開花した。和風な花だが南ヨーロッパ原産らしい。

異常高温の気象のせいなのか、何故か何もする気がしない日々が続く。北海道なんて冬からいきなり真夏に
なってしまっている。今年は冷夏予報だが、果たして如何に。


大海山~福西山~火ノ山連峰一筆書き踏破

2014年05月27日 | 山歩き

過日のことBSプレミアムで、田中陽希氏が自分の脚とカヤックだけで日本百名山を一筆書きで
踏破していく放送を見た。それにあやかっている訳でも無いが、このところ気になっていた
大海山~福西山~火ノ山連峰を一筆書きで歩いてみた。

週日なので誰にも会わんだろうと思っていたら、陶ヶ岳山頂で宇部市から来られた6人の
シニアグループに出合う。全員に福西山の梅光苑コースの説明を山頂から説明し、
いいコースなので是非歩いて下さいとお勧めする。どこかでお会いしたかな?と話し込んで
いると、何と昨年11月に霜降岳に登った時、少し話込んだグループの方だった。
その時、一人のご婦人は重登山靴にニッカポッカスタイルだったので印象に残っていた。 
そのご婦人、今日は山スカを履いて、今時の山ガールスタイルなので、一瞬わからなかった。

やり取りの中で、自身のことを冗談ぽく「骨皮 筋衛門」と言ったら、その後の会話では
私のことを骨皮 筋衛門さんと3度ぐらい呼ばれる。かずというニックネームがあると
言いたかったが、小心者なので言えなかった。これからあのグループの中では骨皮・・・さん
ということになるんだろう。とほほ。

さらに、亀山登山口から舗装林道を下っていると、40年ぐらい前に同じ山岳会に所属し、
北アルプス 白馬岳~爺ヶ岳まで縦走などした旧山仲間のT氏にバッタリ遭遇、亀山登山口の
近くに自宅があるので、そう珍しいことではないが、お互いの近況を話したりした。
T氏は腰の病気もあり、現在山歩きはされていない。出合った瞬間「まだ、やってんのか!」と
言われたが、「はずかしながら」と答えておいた。別れ際にのどが渇いただろうとバンペイユを
頂いた。年月は経てども、旧山友との再会はうれしいものだ。

コースタイム 千坊川砂防公園(8:30)→見晴台(8:55)→大海山(9:20)→福西山
(10:20~10:30)→梅光苑(11:05)→潟上登山口(11:35)→鯨岩(12:15)→
岩屋山(12:25)→陶ヶ岳(12:45~13:15)→火ノ山(13:50~14:00)→亀山(14:40)
→亀山登山口(15:10)→86番札所(15:35)→千坊川砂防公園車道入口(16:05)→
千坊川砂防公園(16:25) コースタイム計 約8時間(休憩含む) 歩行距離は約17km

注)潟上登山口から鯨岩間は途中ルートミスがあり、迷歩したためタイムロスしている。
GPS受信中だったので、これに頼ればタイムロスは少なくなっただろうが、基本GPSは
もっぱらログ取得用で、トラックバックなどの機能を使うのは緊急時のみとしている。

今日の歩行ログ(軌跡) 車道歩きは1時間45分程度だったので、思ったほど負担には
感じなかった。17kmといえばそこそこの距離だが、身体的なダメージは少なかった。
もしかして行くかも知れない夏山の訓練コースとしてはまずまずではなかろうか。

大海山南尾根登山道を彩るコガクウツギ

同じく南尾根登山道脇に咲くヤマボウシ

大海山~福西山間の尾根道は常緑照葉樹の二次自然林が拡がり、もののけの森のようだ。

新緑あふるる登山道

福西山頂直下の大岩テラスから、これから歩く火ノ山連峰の定番画像

緑陰を額縁代りに撮ってみる。どうだか?

梅光苑コース 尾根道より 手前の灌木帯から浮かび上がる火ノ山連峰

梅光苑奥の林道にはウツギが。

鯨岩より名田島の田園パッチワークと雨乞山、御伊勢山

従来鯨岩へはクラックをジャンプして乗り移っていたものだが、現在では
カラビナが打ち込まれ、チェーンが付けられており、楽に上がれる。

おひさのタマチャン(岩)

タマちゃん岩から小郡市街と後方の禅定寺山と平原岳

岩屋山付近から勘十郎岳と福西山を従える盟主 大海山

今日の足回り、平地歩きも多いためミドルカットの登山靴を履く。ズボンは山専用ではないが
速乾、薄手、ストレッチ素材、7分丈の裾をゴムで絞り、ニッカポッカ風にして試してみる。
下半身にストレスがなく、涼しく快適に歩けた。これで久しくタンスに眠っていたハイソックスもたまには
出番がありそうだ。

他、モンベルやノースフェイスの下着が夏場の里山歩きにはイマイチだったので、下着専門メーカーの
ものを試してみたが、これも使用感は良かった。ユニクロのエアリズムも普段着として数枚買っては見たが、
汗疹が出来たりして、自分には合わなかった。今夏はメーカー変更だ。

単独で歩いてみると登山道周囲の色んなものが、より五感で感じることが出来る。
同じ道を歩いたとしても、グループと単独では感じ方はかなり違ってくる。
単独行を貫いた加藤文太郎や植村直己ワールドをちょっぴり味わうことが出来た。

これから山を本格的に始めようと思っている方は加藤文太郎の本など読むと
いいだろう。登山の歴史他色んなことが学べるはずだ。
別に単独行を勧めている訳ではないので、そこは誤解、曲解のないように。

ところで、今日17km歩いて行動中に摂ったものと言えば、アクエリアス 1L、
ランチパック 1包(2枚)、ウイダーインエネルギー 1個、千坊川砂防公園に
戻る時、自販機で買った缶コーヒー 1個 だった。お腹が空き過ぎるのも
良くないが、食べ過ぎても体が動かなくなる。

若い頃は重い荷物を担ぐことが多く、食べないとすぐにシャリバテをしていたが、
現在では軽荷しか担げなくなっており、代謝も少ないことから、こんなもんだろう。

もちろん行動食や非常食は準備はしていたが、随分余ってしまった。
ま、日もちのするものは次回山行に持っていけばいいことだし、大したことではない。

歩き終えてもっと車道歩きを少なくして回る方法はないかと考えた。
千坊川砂防公園から勘十郎岳へ、大海滝から河内林道を下り、亀山から火の山連峰を
北へ縦走し、梅光苑まで戻り、福西山、大海山と縦走し、千坊川砂防公園に戻るコースだ。
これなら車道歩きは少ないし、勘十郎岳1座追加出来るし、滝も楽しめるバラエティに
富んだコースのように思える。次回、機会をみて歩いてみよう。


ナツツバキ

2014年05月26日 | ガーデン

朝から曇天、雨模様の日、野外活動は足止なので、リビングでくつろいでいると、珍しく固定電話が鳴る。
どなたかな?と思って出てみると、長く勤めていた会社で保健師をされ、個人的にもずいぶんお世話になった
方から超おひさの電話だった。

特別な用件は無かったのだが、弊ブログの山行記録を見て、参考にしたり、庭の花などを楽しみにして
見て頂いているとのことだった。お元気で山歩きを続けて下さいと結んで電話を終えた。

大海山の仏岩コースや福西山の梅光コースも早速歩いてみたとのこと。日頃は何気なくブログの更新を
続けているが、こうして具体的に反応があると、何気なく??うれしくなってしまう。

決して、誰かの役に立つと思ってブログ記事を書いている訳ではないが、結果的に役に立っていれば、
いいことと思う。特別なポリシーなど持ち合わせていない、遠まわしに、さりげなく何かを伝えられたらいい。


庭ではいつの間にかナツツバキの小ぶりの花が、かずさんみたいにひっそりと咲いていた。
内気で、もの静か、引っ込み思案なところが共通項になる。


森の案内人の会 総会

2014年05月25日 | 雑記

本日、国立山口青少年自然の家で森の案内人の会総会、レベルアップ講座、茶話会が開催された。
総会では森の案内人認定書授与式、昨年及び本年の取り組み、役員選出などが行われる。

認定書授与式では成績は芳しく無いものの、あいうえお順だったので、最初に事務局責任者より
、僭越ながら受け取ることになった。これからトレッキングを重点として森の案内人の活動を
していくつもり。

午後の森の案内人レベルアップ講座では森の癒しについて事務局より、講義の後、
森カフェに続き「森のヨガ」を体験することになったが、前回と同じく気持ち良くなりすぎて、
終盤にさしかかると、不覚にも爆睡モードに突入することにあいなった。とほほ。

茶話会では過日の「森カフェ」を振り返り、意見を出したり、森の癒しについての
アンケートに関する見解など、忌憚の無い意見を取り交わした。

最後に全員で輪になり、各自が今日一日の感想を述べ、会長のご発声で
「万歳!!」で締めくくり、お開きとなった。
 
自身の感想は「また、会いたくて、会いたくて震える森の案内人になります」と言った。
なんだかよくわからんのだが、受けを狙っての発言だった。どうやら一部の人しか
伝わらず、スベリ気味で終わってしまい、作戦はまたもや失敗だった。

何はともあれ、森の案内人として、少しでも山歩きの楽しさを伝えていければと思う。

奇しくも、過日、8月11日は「山の日」として平成16年より祝日となる法案が通過した。
山野の価値や山歩きの効用など、これからどんどんと見直されるようになるだろう。


大海山~福西山縦走

2014年05月24日 | 山歩き

大海山で仏岩コースが整備され、かつ、福西山梅光苑コースが整備されたことを過日のレポで
報告している。丁度いい機会なので下松と門司の山友をお誘いして、セミナーパーク第5駐車場と
千坊川砂防公園に車を置き、大海山~福西山と縦走し、セミナーパーク第5駐車場へ戻った。

数年前まで大海山~福西山間は一部シダヤブ気味だったが、現在ではヤブも消え、快適な散歩道
へと変貌を遂げていた。なお、今回の歩行距離は約7kmになる。
また、コース全般に特に危険な箇所は見当たらなかった。あえて言えば梅光苑コースで1ヶ所
小沢を渡ることになり、注意を要する(山慣れた方は何ら問題はありません)。
梅光苑コースの整備により、大海山~福西山の縦走がより容易にできるようになった。
整備に当たられた方に大感謝です。

コースタイム 千坊川砂防公園P(8:20)→見晴台(9:00~9:20)→新見晴台(9:27~9:30)
→大海山頂(10:55~11:05)→福西山頂(11:30~12:20)→尾根別れ(12:40)→登山口
(12:55)→セミナーパーク第5P(13:10)

休憩を除く全コースタイム 3時間30分

福西山頂直下の大岩展望テラス・・・真正面に火の山連峰が迫ってくる。 ここでゆっくり昼休憩にする。

絶景を眼前にピース&万歳の決めポーズ・・・今日はガイドに徹したので写真は2枚に留まる。
マイナーな山ながら二人の山友さん、そこそこ楽しんでもらえたように思う。

過日デジカメが水浸しになり、直後は電源が入らなかったが、バッテリーとSDカードを抜き、2日間天日干し
にすると、機能が見事復活し、撮影、保存が可能になった。コンデジ買換えの好機だったが、どうやら先送り
になりそう。

過日、梅光苑コースの整備により、大海山~福西山~火の山連峰全山縦走がより効率的にできるように
なったとレポしたが、某市の某快足夫婦Pがもう2回周回縦走したとのことで、先を越されてしまった。

いつか山中で出合い、縦走のきっかけが弊ブログということであれば、情報提供料を請求(笑)してみよう。
ま、郷土の山でしっかり楽しまれているので、悔しいが(笑)、良しとせねば。